東京都江東区塩浜

江東区塩浜は昭和43年4月1日、住居表示制度の実施に伴って、塩崎町と浜園町の名から一文字ずつ取り「塩浜」と名付けられました。最寄り駅は東京メトロ東西線の「木場駅」と東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」、JR京葉線の「越中島駅」「潮見駅」になります。江東区は塩浜周辺も含め、東京でただ一つ埋め立てによって土地が広がっている地区です。人口も増えており、江東区塩浜には月極駐車場も数多くあります。
江東区塩浜では、江戸時代から沿岸で漁業を営む人々が生活していました。しかし以後、何代にもわたって住み続けてきた住民のほかに、現在は埋め立てされた地域である臨海地区のタワーマンションなどに移り住む人も多くいます。そのため、付近に新しいコミュニティが形成されている点が特徴です。

江東区塩浜にはJRバス関東東京支店があり、東京駅から各地へ向かう高速バスの回送の様子が見られます。さらに支店内でもバスに関する各種イベントが開催されることもあり、バス好きにとって一度は行ってみたい場所のひとつと言えるでしょう。
また、JR総武本線貨物支線（越中島支線）の越中島貨物駅があり、貨物支線の終点は塩浜二丁目の付近にあります。越中島貨物駅から西には晴海方面への貨物線が走っていましたが、平成元年に廃線となりました。現在、残っている廃線跡は昭和レトロを漂わせる撮影スポットになっているようです。