東京都国立市富士見台

国立市富士見台は、国立市の中南部に位置しています。行政の主だった機関の置かれた中心地域で、JR東日本南武線が乗り入れる地域です。一丁目・二丁目からは谷保駅が、三丁目・四丁目からは矢川駅が最寄り駅となっています。そのため、都心部へのアクセスに不便は感じないでしょう。
富士見台では、1925年頃から開発が進められてきました。緑が豊かで、文化的な学園都市として発展してきた街です。特に「大学通り」は桜の名所として有名で、その周辺に大学や閑静な住宅街が広がっています。「大学通り」の桜は今の天皇陛下の誕生を記念して、1934年（昭和9年）頃に谷保村の人々によって植えられたと言われています。現在は都内でも有数の桜の名所として、多くの人に親しまれている場所です。桜並木を守る市民活動も活発で、子どもから大人までさまざまな年代の人々が参加しているのも、特徴の一つと言えるでしょう。
また、富士見台の南側には、レトロな趣の漂う谷保天満宮や緑豊かな立川崖線が広がっています。きちんと整えられた中心部の街並みとは、また一味違った風景を楽しむことができることでしょう。ただし、国立市富士見台には月極駐車場が少ないため、自動車での移動は少し不便かもしれません。