東京都北区滝野川

北区滝野川は、滝野川地区の西部に位置し1丁目から7丁目で構成されています。豊島区上池袋と西巣鴨、板橋区板橋とのちょうど境目にあたるエリアです。住民基本台帳による人口は、2014年（平成26年）2月1日現在で32,863人。町の名前になっている「滝野川」は、石神井川の別称です。
滝野川2丁目・3丁目には印刷局や国税局の宿舎があるほか、都営アパートが数棟建っています。滝野川はその町域の中に首都高速中央環状線と石神井川があり、それによって3つの地域に分断されています。町のほとんどが住宅街ですが、白山通りや明治通り沿いにはオフィスビルも見られるでしょう。また、中央部は小学校をはじめとして、いくつかの学校がある文教地区でもあります。1丁目から7丁目まで幅広い範囲に月極駐車場があり、ほとんどがどのような車種にも対応する平置きの駐車場です。最寄り駅はJR埼京線の板橋駅。その他、都電荒川線の滝野川一丁目停留場や、飛鳥山停留場が便利な地域もあります。
滝野川7丁目にある寿徳寺境外墓地には、新選組の近藤勇・土方歳三をはじめ、殉死した隊士の墓碑があります。これは新選組隊士の永倉新八が発起人となって明治9年に建てられたもので、毎年4月の終わり頃「近藤勇と新選組隊士の墓前供養祭」が行われています。