東京都新宿区西早稲田

新宿区西早稲田は新宿区の北側にある地区です。西早稲田では、その名を冠した「早稲田大学」のキャンパスが地区の約3分の1近くを占めます。そのため、学生街として飲食店や古本屋、下宿などが栄え、特に古書店は神田神保町につぐ規模の大きなものになっています。若者が多く活気あふれる商店街と、住宅地が多い賑やかな区域といえるでしょう。
北には神田川が東西に流れ、その川沿いに目白通りが通っています。区域内に駅はありませんが、東京メトロ東西線の西早稲田駅や副都心線の西早稲田駅がほど近く、 さらに都電荒川線とバスが人々の足を支えています。 また、 山の手線・西武新宿線の高田馬場駅も徒歩圏内といえるでしょう。月極駐車場は駅前に数多くあり、比較的容易に見つけることができます。
古くは稲作が行われていた穏やかな農村で、畑本達の馬術の練習場として「高田馬場」がありました。後に馬場は移転し、1882年に早稲田大学の前身である「東京専門学校」が開校されています。以来、西早稲田は東京屈指の学びの街として発展してきました。また、眼病治癒と早稲田合格祈願で有名な「水稲荷神社」があり、表通りの喧噪が嘘のように静かな空間を感じられます。