東京都板橋区氷川町

板橋区氷川町（ひかわちょう）は板橋区の南東部にある町です。2013年1月1日現在の人口は3,973人で、北側には1級河川石神井川が流れています。町は氷川神社を中心に、学校や公共施設、オフィス街、住宅地で構成。江戸時代には、旧中山道板橋宿の中心部として栄えていました。現在も東側を国道17号（中山道）と首都高速5号池袋線が南北に走るほか、南側に東京都道317号環状六号線（山手通り）の終点がある交通の要衝です。月極駐車場は、石神井川付近と氷川図書館周辺に複数見つけられるでしょう。
町の中に鉄道の駅はありません。しかし、都営地下鉄三田線の板橋区役所前駅と板橋本町駅が近くに所在しています。また、東武東上線の大山駅も、付近住民や地元企業に通勤するビジネスマンから多く利用されているようです。
板橋区氷川町には、町名の由来にもなっている「氷川神社」があります。この神社は、素盞男尊（すさのおのみこと）と稲田姫命（いなだひめのみこと）が祀られている場所です。83代土御門天皇の時代、つまり元久3年(1206年)頃、当時領主だった豊島左衛門尉経泰が武蔵国一の宮氷川神社からこの地に分霊を移し、祀ったのが始まりと伝えられています。豊島氏が領主でなくなってからは、地元住民によって中山道板橋宿の鎮守様として、現在に至るまで由緒と伝統が受け継がれてきました。