東京都荒川区荒川

荒川区荒川には、荒川区役所が所在しています。荒川区の中心といえる地域であり、1丁目から8丁目までで構成される地域です。多くの町工場や商店、住宅が混じり合って街が形作られており、昔懐かしい下町の風情が今も残る数少ない土地の一つと言えるでしょう。しかしその一方で、荒川自然公園や三河島水再生センターに代表される現代的な施設があるのも特徴です。
荒川自然公園は、東京都下水道局三河島水再生センター（下水処理施設）の上に地盤を造成して造られた公園となっています。同じ方式の公園として、その規模は新宿区の落合中央公園に次いで2番目です。1982年には「新東京百景」にも選ばれており、カメラを手に訪れる人、またイーゼルを立てて絵を描く人の姿も見られます。
荒川区荒川は、遠く江戸時代には田園が広がり、その風景は時代に名を馳せた浮世絵師である安藤広重の「名所江戸百景」にも描かれているほどです。現在は東京メトロ千代田線、京成電鉄京成本線、都電荒川線が通り、都内各所への移動に便利でしょう。さらに明治通りと尾竹橋通りによって車でのアクセスにも優れており、付近には月極駐車場も点在しています。区役所周辺と京成本線近くには、比較的多くの月極駐車場が見つけられるでしょう。