前回の記事:【教習日記】大型二輪免許取得までの道のり~教習所3日目~

今回で教習4日目となり、いよいよ第一段階のテスト「みきわめ」の日です。
学生の頃は定期的に中間テストや期末テスト、学力テストなどがありましたが、今回のみきわめは中間テストのようなものですね。
社会人になってからしばらくテストから遠ざかっていたので、ちょっと(だいぶ)ドキドキしていますが、思ったよりも緊張なくできたかなと思います。

教習3日目で大型自動二輪ってこんなに難しいのかと感じたスラローム、それに波状路も何度も練習して克服したつもりです。
スラロームのタイムが一定しなくて一度不合格になって、その後、再度教習を受けたことで、苦手な部分にしっかり時間をとることができ、かえってよかったのかな?とも思います。

また教官が優しい人で、細かくじっくりと教えてくれたことも幸運といえます。
とにかく何度も繰り返しやっていれば体が覚えると考えて、何度も乗っているうちに体で感覚をつかめてよかったです。

これからみきわめを見てもらうのですが、久しぶりに人から指導してもらい、それが身についたか見てもらうのですから、やはり不安です。
緊張しやすいタチですが、ただあまり緊張してもガチガチで失敗しそうなので、なるべく自然体で行こうと思って挑みました。

みきわめは第一段階で習ったものが身についているかを見極める試験なので、実際にこのテストを受けて仮免許的なものがもらえるということはありません。
しかしこれを受けて合格しなければ、次の段階となる第二段階に進めないわけで。

1回のテストではなく教習時間の中で教官がOKを出してくれれば次の段階に進むことができます。
これまでも教習の中で身につけるべきことを練習し教官がいいと思えば次のテクニックに進める形でしたが、今回は第一段階で習ったことが全部出てくる形です。

まあ一度失敗してもそれで終了ではなく、教習時間内何度でも見てくれるので時間一杯頑張っていきましょう。
やる気

教習4日目~みきわめ~

大型自動二輪の免許を取得するための「中間テスト」的な「みきわめ」に挑戦する日がやってきました。
教習4日目、今日はこれまで教習を受けてきた前半部分がしっかり身についているか、まさしく「みきわめ」するテストの日です。

ただしテストといってもこれに合格したからといって路上教習となることもなく、教習の中で受ける試験でかっちりとした形で行われるものではありません。
だからといって人が見ているところで、今まで教習で習ってきたことを見せるのですから、不安でいっぱいですし、本格的な試験じゃなくても緊張します。

しかし教官がこれまでしてきた教習について、最低限必要なことが身についているか、課題をこなしていくものなので、とにかく平常心を心がけましょう。
みきわめ教習

第一段階のみきわめについて

みきわめでは、第一段階で習ってきたところができるかどうか、身についているか見てくれます。
まず教官が先導する形でみきわめのコースを確認し、そのあと、何度かコースをまわらせてもらえます。
最初は教官の後をついて何となくでもコースの感覚をつかんで、その後何度かコースをまわっているうちにここら辺が苦手かな?難しいかな?というところがわかってくるでしょう。

教官が先導してコースをめぐる間に、ある程度コースのくせのようなものを理解すると、自分なりのコースのポイントが見えてくると思います。
自分のペースでコースを確認できるので、落ち着いてじっくりとコースを見ておくといいですね。
自分の場合は、前回の教習4日目に乗ったバイクはオートマ車だったので、コースを何度かめぐる際、オートマ車との違いを実感し、マニュアル車でも走れるようにしなければなりません。

オートマ車と比較するとマニュアル車は自分の体についてきてくれるというか、体にしっかりなじんでくれる感じなので、すぐになじみましたけどね。

でも最初は少しやっぱりオートマ車とマニュアル車って勝手が違うなと変な感じでした。
前回の教習では苦手なスラロームを身に着けようと、本当に何度も何度もスラロームをやり倒していたので、マニュアル車でスラローム的な動きをすればするほど違和感がありましたね。
そんな中でも、オートマ車もいいけどやっぱりマニュアル車は、この体になじむ感じがいいなと感じつつ、コースを何度かめぐりました。

今は第一段階ですから、それほど難しいことをいわれることもなく、最初は緊張しましたがだんだんと慣れて、少しずつドキドキも納まってきました。
今回のみきわめの試験は、ブレーキに関しても40km加速してポンピングブレーキで停車するというものだったので、これは楽勝だと思っていたのに、教官から加速する際の立ち上がりが弱いと指摘を受け数回チャレンジ。
教官の指導を受けつつ、加速してポンピングブレーキで停車を何度か繰り返しクリアできました。
いや…第一段階だし「みきわめ」とはいえ、久しぶりにテストって感覚を味わい、こういう感覚って懐かしいなと思いながら第一段階終了です!
安心

教習4日目~空き時間に検定コース走行~

第一段階のみきわめを終えて教習時間が余ったので、この先の検定に向けて「法規走行コース」を体験することになりました。

この法規走行コースを走ってみて感じたのは「中型自動二輪」よりも少し長いなという点です。
コースが長いのでやることももちろんしっかり盛り込まれていますし、うわー、本番で間違えそうだなと一気に不安になりました。

検定ですから緊張しているのはもちろんで、緊張しているから間違いも起こりやすいですよね。
コースが中型よりも長いとコースを間違える可能性もある?とちょっと不安になりました。
検定コースはこういうコースで回ってくださいねとコースが分かるようになっているのではなく、誘導もないのでコースを覚えてなければならないのです。
でも法規走行コースってコースがあるなら、今回みたいに教習時間が余った時に覚えておけばいいんじゃないの?と思う人もいますよね。

いえそうじゃなく、法規走行コースはいつも同じではありません。
Aコース、Bコース、Cコースみたいないくつかの走行コースがあり、自分のときにどのコースが当たるのか、それはわからないのです。

大型自動二輪を運転する基本的なテクニックが身についていて、それをコースで体現する必要があるので、1つのコースだけを練習して法規走行コースとしての検定にはならないわけですね。
元々暗記が苦手な自分としては、バイクのテクニックプラス法規コースを暗記するということが不安要素となりました。
不安

次の教習までの待ち時間に何してた?

学生さんは平日も土日も結構万遍なく来ていましたが、社会人など土日にしか教習に行けない人が集結する土日は混み合います。
そのため、土日は予約がとりにくいのでなるべく早く予約をしておく方がいいでしょう。
3月は土日以外、平日も混み合うことがあり、土日まったく取れないということもあります。
キャンセル待ちをすることも頭に入れておくといいかもしれません。

また実技については連続教習に対して制限が設けられていたので、次回教習まで結構時間が空くんですね。
この待ち時間が結構長くあくこともあって、家が近い人は家に帰ることもできますが、家が遠いと帰宅することもできないので、下手すると教習所で数時間、次の教習を待つことになります。
自分は運転に自信がないし、緊張しやすいタチなので、人の教習を眺めていましたね。他の人の運転を見ているとクセを発見することもあるし、この人上手いなと思うときは、その人の運転のいいところを参考にすることもありました。
教習所によっては近くにカフェやファストフード店があることもありますが、コンビニもかなり遠いという教習所もあります。

教習所で次の教習まで時間が空くときには、時間が無駄にならないように、時間つぶしに何をするか考えておくといいですよ。
今回教習所で教習までの待ち時間って何してた?と質問してみたところ、皆さんそれぞれ、色々なことをして時間をつぶしていました。
暇つぶし

教習待ち時間の時間つぶしのまとめ

教習待ち時間に何をしていたか?皆さんに聞いた結果、以下のような感じです。

  • Aさん 「教習所と家が近かったので一旦家に帰って緊張を解いてました。」
  • 1Tさん 「他の人よりも運転技術が本当に未熟だったので、とにかく他の人の教習を見ていました。」
  • 1Cさん「 教習所の周囲が意外といいお散歩コースで、気分転換にお散歩してました。」
  • 1Nさん 「教習所の自習スペースで自習しているか、コースの予習復習の時間にしていました。」
  • 1Rさん 「他の人が教習しているところを見ていると、あ・・自分が注意されていたことってこういうことか?と、人の運転で自分のミスポイントがわかったりして、結構見ていました。同じようなところを何度も教官から注意されているのを見ると、心の中で応援もしていましたね。」
  • 1Bさん 「バイクのカタログとかバイクの雑誌を持っていって読んでいました。頑張って免許とってこのバイクに乗るぞーとモチベーションもがあるので、教習も頑張れますよ。」
  • 1Oさん 「バイトで疲れていたこともあり、教習待ち時間はひたすら休憩室で寝ていましたね。寝過ごすと困るのでしっかり目覚ましをかけてから寝ることもありました。」

アイデア

まとめ

さてちょっと久しぶりのテストで緊張しつつも、クリアできた「みきわめ」ですが、この後がちょっと面倒です。
というのも、第一段階のテストであるみきわめが終わると第二段階に入ります。

第二段階に入って1時限目に「回避」があり、その次に「危険予測シミュレーター」という教習があるのです。
回避も危険予測シミュレーターも「専用予約」が必要となります。

実は教習の予約を入れていたものの、この回避と危険予測シミュレーターの専用予約ではなかったため、通常の予約を専用予約に振り替えできないといわれてしまい一旦全部キャンセル。自分のスケジュールを確認してから別の空いている日に回避と危険予測シミュレーターの専用予約を取り直したのでした。

大型自動二輪の免許取得まで、残りの教習時間も7時間です。