二輪教習所

前回の記事:【教習日記】大型二輪免許取得までの道のり~教習所11日目~

中型をもっているから・・という気持ちをもちながら受け始めた大型自動二輪免許の教習ですが、いや・・スラロームなどに苦戦し、大丈夫か?と逆に不安をもちながらの教習でした。なんとかかんとか・・・検定となりましたが、一発合格!とはいかず、やっと検定に合格した感じです。しかしいよいよ大型自動二輪免許を手にできます。

教習12日目~卒業証明書の有効期限切れに注意~

教習所での検定に合格して心はウキウキ。念願の大型自動二輪免許を取得できるのですから、免許受け取ったらまずはあそこにいこうとか、最初のツーリングはここ・・なんて考えます。しかしその前に、免許を頂かなくてはなりません。検定に合格すると卒業証明書を頂きますが、それを運転免許試験場に持っていき

大型自動二輪免許を取得となります。排気量750㏄以上、憧れの大型バイクに乗れるようになるのです。

中型自動二輪の場合も同じように学科試験は免除、検定も受けていますので事務手続き上の「併記」の手続きです。事務手続きだけ・・となると中型自動二輪免許とか自動車の普通免許の更新とか、引越しした、苗字が変わったなどの記載事項変更の手続きのように感じます。しかしあくまでも手続きは新規取得となりますので、「日曜日」は手続きしてくれません。
日曜日

教習12日目~手続きできる運転免許試験場~

自分が住んでいるエリアには東陽町の運転免許試験場があるので、今まではここにしか行ったことがありませんでした。しかしインターネットで検索してみると、駐車場もあって快適な運転免許試験場だと評判のところがあったので、今回はそこで手続きしてみたんです。その運転免許試験場は鮫洲にあるので、ちょっと走ることになりましたが、噂どうり、自走式200台もの立体駐車場が完備されています。連休があけての平日だったので混み合っているかな?と思っていましたが、3階まで登って駐車できました。

各試験場について

鮫洲運転免許試験場 東京都品川区東大井1-12-5
江東運転免許試験場 東京都江東区新砂1-7-24
府中運転免許試験場 東京都府中市多磨町3-1-1
各施設の免許試験、運転免許申請書の受付時間は共通です。
学科試験を受験する方(教習所卒業者・一発試験受験者共通)
適性試験 午前の試験 8時30分~9時5分 午後の試験 9時30分~11時30分
学科試験 午前の試験 8時30分~9時15分 午後の試験 9時30分~11時40分
技能試験を受験する場合(一発試験受験者)
適性試験(学科試験が免除の人) 8時30分~16時
技能試験 8時30分~12時 13時30分~16時
※技能試験については予約受付時間 当日受験は不可

各試験場共夏休み、お盆などはなくあくまでも平日営業となるため、土曜日、日曜日、祝日はお休みです。また12月29日から1月3日までの年夏年始は学科試験・技能試験・技能試験予約も行っていませんので注意が必要です。お休みについては各試験場の詳細を確認する方がいいでしょう。
確認
自分の場合は適性試験ですが、適性試験も学科試験も予約の必要はありません。受験申込は午前中のみとなりますが、試験については午前と午後2回行われています。受験申込だけ午前中のみとなるため注意しましょう。仮に・・・午前中の試験に合格できなくても、11時30分までに手続きを行うことで午後の試験にチャレンジできます。しかし時期にによっては制限されることもあります。

例えば学生の方、一般受験者の方も大勢がやってくるお盆休みや夏休み、また年末年始など、どうしても平日連休になると混み合います。そのため、8月8日から15日くらい、また8月29日から31日くらいは1日1回の制限となることもあるのです。それに混み合っていると試験受付時間内であっても、「定員」になると受付停止になります。午後の試験は受けられない方、どうしても午前中試験を受けたい方は当日早めにいって予約する方が安心です。(各試験場開始時間は8時10分から25分くらい)
試験

一発試験の技能試験

自分は教習所を卒業しているので技能試験を受けることはありませんが、一発試験受験者の場合、試験場で適性検査後(学科試験免除の方)、技能試験を受けることになります。一発試験受験者の技能試験も受付時間内に手続きが必要です。ちなみに・・・有効期限切れで免許証が失効して再取得となる場合、学科・技能試験の一部免除が適用されることもあるので、確認してみましょう。
確認

申請に必要な書類は?

自分は既に中型免許を取得していて、教習所に通って卒業証明書をもっているので、適性試験と交付のみとなります。持ち物は自動車教習所で発行された卒業証明書と旧運転免許、それに運転免許申請書だけですが、人によって必要書類が違うのでチェックしておきましょうね。

写真・・・・初免許の方は1枚、仮免許受験は2枚(縦3㎝ 横2.4㎝ 無帽正面 上三分身 無背景で6か月以内に撮影したもの
卒業証明書(自動車教習所卒業者のみ)
本籍地記載の住民票(免許証がある方は必要なし)
身分証明書(免許証がある方は必要なし 初めて取得する方は用意する)
健康保険証・パスポート・住民基本台帳カード・特別永住者証明書、在留カード等
運転免許申請書(試験場窓口にある)
眼鏡や補聴器など(使用者のみ)
筆記用具

教習所に通わず一発試験受験される方は、以下の書類を用意しましょう。

仮免許証明書(もっている人のみ)
路上練習申告書(本免許の受験の際提出)
特定教習終了証明書(特定教習受講者のみ 本免許の受験の際提出)

自分のように免許証を交付してもらいに行く、つまり併記の手続きの場合は、学科試験も技能試験もありません。しかし当日運転免許試験場で試験を受ける方の中には、予約が必要な場合もあるので、予約の取り方についても知っておきましょう。
書類
学科試験の場合は予約なしで受けることができますし、原付学科試験合格者の原付講習も予約の必要はありません。技能試験も免除者については関係ありませんが、免除者以外は予約が必要です。学科試験に合格した方、免除者で適性試験を受けた方には予約カードが渡されます。その予約カードを利用して自動受付機の予約となります。別に免許をもっている方は、その免許証が予約カードの代わりになります。

予約は翌日以降から4週間後までの予約日を選ぶことができ、8時30分、13時のいずれかから選びましょう。夏休みなどかなり混みあうようなので早めの予約をおススメします。

教習12日目~手続き~

まずは写真撮影

今回は鮫洲運転免許試験場で手続きします。今までは自分の家の近くにある東陽町試験場にいっていたので、広々としていて明るい雰囲気です。いつもと違う場所ですが、とてもきれいな施設なので案内なども見やすくオタオタせずに済みました。卒業証明書と申請書を係の方に確認してもらって支払いです。指定教卒受験申請手数料が1,750円。交付申請手数料が2,050円。これを支払ってから適性検査に進みます。

右・左・両目の順番で視力検査を行って3階へ行きます。エレベーターを使って3階に行くと目の前に窓口がありますのでそこで書類を渡すと免許データを作成し始めるようです。初めて訪れた試験場なので何となく周囲をキョロキョロみつつ5分くらい待っていると名前が呼ばれました。免許証にはるための写真撮影です。髪の毛とか一応ささっと整えて・・・写真を撮影が終わると交付窓口前で待つようにといわれました。サクサク進んでここまで30分程度です。
写真

やっぱりお昼はカツカレー

どこの試験場でも同じだと思うのですが、ここから免許証の交付までちょっと時間がかかるので、ちょっと遅くなってしまった昼食を、運転免許試験場内で食べることにしました。意外と試験場のこういう食堂というかレストランっておいしいものがあったりします。何にしようかな・・と思ってみているとそば、うどんは午前中で終了のよう。

こうした試験場などでは、やっぱりありますね。試験に勝つ!のゲンを担いだカツカレー。自分は試験を受けるわけではありませんが、やっぱりこういうの食べておくべきだよねと思いながらカツカレーを頂きました。いや、美味しかったですよ。カツカレーを食べてお腹いっぱい、幸せいっぱい・・になってから交付窓口の待合席へ。免許用の写真撮影を終えてからだいたい1時間くらいで自分の番号がアナウンスされたので、お昼をのんびり頂いて・・・くらいがちょうどよかったです。
カツカレー

念願の大型自動二輪免許ゲット!!

美味しいカツカレーを食べて程よい時間で自分の名前がアナウンスされ、いよいよ大型自動二輪免許を手にしました!引換券と旧免許証を渡して「大自二」が追記されている新しい免許証をゲット。いやー長いようで短いようで・・憧れの大型自動二輪免許を取得できて、久しぶりに心が高揚しました。

おわりに

大型自動二輪免許を取得したいとずっと思っていた願い、夢をやっと叶えることができました。久しぶりの教習でドキドキしたり、何度も同じ練習をしたり、いや・・・たまにこうした学校的なところで学ぶのもいい刺激になりますね。大人になるとこうした刺激ってうけなくなって、新鮮だと思うことが少なくなっていきますから。

取得した運転免許証をしみじみ見ていると、あれ?と思うことがありました。大型自動二輪免許をもらったのと同時に旧免許証を返還したのですが、以前の免許証とは違う部分があったのです。旧免許証裏面には中型併記日が記載されていて、今回受け取った新しい免許証にも同じ内容が改めて記載されています。ここまでは同じですが、今回の大型自動二輪免許取得に関しては何も記載がないのです。あれ?と思ったのですが、これにはわけがあります。

一般道の場合は1年以上、高速道路の場合は3年以上経過という2人乗りの走行制限について、自動二輪免許があれば大中小変わらない、だから表記が必要ないのだそうです。ということは、4年後、今回書かれている表記も更新時になくなるのでしょうね。

大型自動二輪免許がほしいと思っている人は思い切って教習所に通ってみるといいですよ。最近は年齢を重ねた方々が余暇をとれるようになってから大型チャレンジしています。皆さんわくわくした子どものような目をして教習していらっしゃいます。諦めず・・・大型自動二輪免許をゲットしてほしいですね。
わくわく