バイクの「サブスク」って知ってる?色んなバイクに乗ってみたい人は必見!

最近、流行りのサブスクリプション、略してサブスク。皆さんも、動画配信、音楽配信、電子書籍配信などのサブスクは利用しているかもしれません。実はバイクのサブスクがあることをご存知でしょうか?

このバイクに乗ってみたいとなれば、HondaGoなどのレンタルバイクでレンタルしたり、販売店で試乗させてもらったりするはず。バイクのサブスクを利用すれば、あのバイクにもこのバイクにも、色々なバイクに乗ることができるのです。

そこで今回は、バイクのサブスクについてご紹介。ライダーの皆さんにとって、新しいバイクライフの発見に繋がれば幸いです。

バイクのサブスクとは

最近では、動画配信、音楽配信、電子書籍配信をはじめ、世の中はありとあらゆるサブスクリクションで溢れています。今や、バイクでさえサブスクできてしまうのです。ライダーの皆さんも、バイクをサブスクできるなんて想像できなかったでしょう。

バイクのサブスクの特徴やメリット

ここで、なんとなく「サブスク」といっているサブスクリクションについて、簡単にご説明。月額課金制、つまり、月々、定額の支払いをすることで、サービス(動画配信、音楽配信、電子書籍配信など)、または製品(家具、家電、洋服、化粧品など)を利用できます。

バイクのサブスクも同様です。月額料金を支払えば、所有することなく乗りたいときに乗りたいだけバイクを利用することができます。

バイクを所有すると車両の購入費と維持費がかかることは、ライダーの皆さんはご存じのはず。税金から保険料、さらには駐車場料金まで、バイクを所有するのには想像以上に維持経費がかかるものです。

ですが、バイクのサブスクの月額料金には、車体本体のリース料だけでなく、初期費用、税金、保険料、整備費など、諸々が含まれているため、バイクのサブスクを利用すれば、車両の購入費も維持費もかかりません。対人対物無制限の任意保険に加入済みというのも安心です。

車検証の使用者の名義も、サブスク利用者の名前になるので、実質、リースしている間は自分のバイクのように利用できます。

バイクのサブスクで乗ることができるバイク

バイクサブスクで利用できるバイクの種類は、利用するサブスクによって違いはありますが、基本的には排気量50ccの原付バイクから排気量400cc超の大型バイクまで、ネイキッド、オフロード、アメリカン、スポーツ、ツアラー、ビッグスクーターなどなど、多種多様なバイクから選ぶことができます。

購入前に気になる車種に乗っておきたい、購入するつもりはないけどオフロードに乗ってみたい、そんなときにバイクのサブスクを試乗感覚で利用しても、もちろん構いません。バイクのサブスクを選ぶときには、自分の乗ってみたいバイクの車種を扱っているかも確認することをおすすめします。

バイクのサブスクの利用方法

バイクのサブスクは利用してみたいけど、会員登録をしたり、車両を探したり、申込をしたり、決済をしたり、リースするまで面倒なのではないかと思うかもしれません。バイクのサブスクによって違いはありますが、基本的にはインターネットで完結するので、面倒なことはいっさいありません。

基本的には、まず、会員登録をします。ほとんどのバイクサブスクでは、会員登録の段階で、さまざまな情報を記入しなければいけないような面倒はありません。会員登録が済んだら、次に、バイクを検索、リースしたいバイクが決まったら、申込をします。

申込時にクレジットカードで支払いを済ませれば、申込から決済までノンストップで完了。引渡日になったらバイクを引き取ります。

バイクのサブスクのリース期間

バイクのサブスクのリース期間は、利用するバイクサブスクによって違います。1日、2日、3日と1日単位で利用できるサブスクもあれば、数ヶ月・半年・1年間と長期間のレンタルができるサブスクもあります。

また、他にも年間何回利用できるか、回数が決まっているサブスクもあるようですが、基本的には最低1ヶ月、以降は1ヶ月ごとに更新するのが一般的です。

また、乗り換えは1ヶ月から数ヶ月まで、月単位で設定されていることがほとんどです。つまり、乗り換えは4ヶ月からとなっている場合は、4カ月間、バイクをリースしないと、他のバイクに乗り換えができないということです。

乗り換える車種によっては月額料金が変動することには留意しておいたほうがいいでしょう。

バイクのサブスクとレンタルバイクの違い

皆さん、バイクのサブスクとレンタルバイクってなにがどう違うのか、気になったかもしれません。確かに、バイクを所有せず、乗りたいときに乗るというのは共通点だといえるでしょう。

レンタルバイクは、レンタルショップでバイクを借り受け、レンタルショップにバイクを返却することになります。レンタルにかかる料金は、利用日数、時間に応じて決まるので、長期間、長時間利用すれば、おのずとレンタル料金も高額になるというわけです。

また、バイクのサブスクでは、気に入ったバイクを買い取ることができる場合もあります。買い取る場合は、車両価格からこれまでの支払い料金を差し引いた金額を支払うことになります。もしかしたら、バイクのサブスクが将来の運命の1台との出会いになるかもしれませんね。

サブスクができるサイトを紹介

それでは、実際にどんなバイクのサブスクがあるのかご紹介します。それぞれ特徴があるので、ぜひ、比較検討してみてください。気になるバイクの車種があるのであれば、まずは検索バーに打ち込んで、取扱いがあるかどうか確認してみることをおすすめします。

ME:RIDE

月額中古バイクリースME:RIDE(ミーライド)は、初期費用無料、格安な月額料金に任意保険、車両整備など、諸経費が含まれている、気軽に利用できるバイクのサブスクです。

国産バイクから輸入バイクまでバイクの種類も豊富。憧れのCBR400、女性人気のレブル250など、人気バイクが勢揃いしています。最短4ヶ月での乗り換えと買い取りができるのも特徴だといえます。

    • 月額料金:20,000円前後~
    ※車種により月額料金は変動

NORIHO

NORIHOは初期費用無料、さらに乗り換え最短1ヶ月で利用できる、短期間に複数のバイクを乗り回すのにおすすめのバイクのサブスクです。輸入車であればハーレーダビッドソンのFXDL、国産車であればカワサキのNINJA250などをリースできます。なお、店舗は東海から関西までとなっています。

    • 月額料金:11,000~55,5000円
    ※車種により月額料金は変動

レンタルバイクジャパン

レンタルバイクジャパンは東京都墨田区にあるレンタルバイクショップです。バイクのサブスクとしては、台数限定でマンスリーレンタルも実施しており、任意保険、面積補償、盗難補償込みでリースができます。リース期間は1ヶ月単位、最長で12ヶ月。期間限定でバイクに乗りたい、都内在住のライダーにおすすめです。

    • 月額料金:39,600~158,400円
    ※車種により月額料金は変動

どんな人におすすめ?

最近流行りのバイクのサブスク、どんなライダーにおすすめなのでしょうか。バイクのサブスクが気になるライダーにとって、自分自身のバイクライフにバイクのサブスクが合っているのか不安もあるはずです。

そこで、ここからは、バイクのサブスクはどんなライダーにおすすめなのかご紹介。バイクのサブスクを利用するか悩んでいるライダーの皆さん、ぜひご参考にしてください。

いろいろなバイクに乗りたい人

確かに、バイクショップで一目惚れして即購入……ということも、なきにしもあらずではありますが、基本的にはいくつものバイクを比較・検討して購入するのではないでしょうか。
それでも、毎日毎日、毎年毎年、同じバイクに乗っていると、あのバイクにも、このバイクにも乗ってみたいという気持ちにもなるはずです。

長年に渡り愛され続けているモデルから話題の最新モデルまで、ライダーにとって乗りたいバイクは尽きることはありません。

バイクのサブスクは、いろいろなバイクに乗りたいというライダーにおすすめです。2台目、3台目と所有するのは、車両の購入費も維持費もかかります。バイクのサブスクでさまざまなバイクに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

はじめてバイクを買おうとしている人

普通二輪免許を取得したばかりで、1台目のバイクを買おうしているライダーにも、バイクのサブスクはおすすめです。バイクの目星はついているかもしれませんが、それでも、実際にバイクを乗りこなすことができるのか、バイクを管理することができるのか、すべて未知数のはず。

まずは、気になるモデルをバイクのサブスクでリースして、乗りこなすことができるのか、管理することができるのか、挑戦してみることをおすすめします。

実際に、気になるモデルに乗ってみると、想像以上に足付きが良くないなど、乗ってみなければわからないこともわかります。

バイクに長期乗らない可能性がある人

オンシーズンにはバイクに乗るけど、オフシーズンにはバイクに乗らないというライダーは少なくありません。特に、雪の降る地域のライダーは、積雪のあるうちはバイクに乗ることができません。少なくとも数カ月間、バイクは冬眠状態です。

どうしても、バイクを放置してしまうと、バッテリーが上がって動かなくなるなど、問題点が出てきてしまいます。オンシーズンだけバイクをリースして、オフシーズンはバイクをリースしないような、バイクのサブスクの利用だってできるのです。

まとめ

今回は、最近話題のバイクのサブスクについてご紹介しました。バイクを所有するよりも、バイクをレンタルするよりも「いいところどり」でバイクに乗ることができます。月額料金だけで、さまざまなバイクを乗り回せるので、とても「手が出ない」ような上位モデルをリースしてみるのもいいかもしれません。

ビギナーライダーからベテランライダーまで、年齢性別問わず、バイクのサブスクを利用して、これまでにないバイクライフを送ってみませんか。