自分の好きなものや興味があること、またはそれに関わる仕事ができたら…と考えたことはありませんか。バイクが好きなら、何かしら関わる企業で働きたい・バイクと共に生活したいと思うでしょう。

では「バイクにまつわる仕事」にはどんなものがあるのか知っていますか?
本記事では、バイク好きがバイクに関わる仕事につくにはどうすればいいのか、どんな仕事があるのかについてを紹介します。

目次

バイクが好きで仕事にしたい・バイクに関わる職業に転職したい!でもどんな仕事があるんだろう……?

どんな仕事につくにしても、「どんな仕事なのか」「どんなスキルが必要なのか」は気になりますし不安もあるでしょう。そこで、今回はバイクに関わる仕事をできるだけ多く紹介していきます!

これから将来を考える人、転職してバイク関係の仕事に携わろうと検討している人の参考になれば幸いです。「こんな仕事もあるんだ!」と目からウロコの内容になっていますので、是非最後まで読んでいってください。

これを読めばきっと、バイクにもっと興味がわいてくるはずですよ!

バイクに乗ること自体が好きだ!何時間でも乗っていられる!そんな方に向いている職業はコレ!

バイクに乗るのがとにかく好きだという方に紹介したいのが、バイクが主役となる「バイク便ライダー」「白バイ隊員」「プロレーサー」です。これから詳しく紹介します。

①バイク便ライダー

バイク板宅急便のバイク便ライダーは、トラックとは違い「機動力」が魅力のサービスです。
宅配便との違いは「当日配達」を主としていて、主に「書類を届ける」「温度管理が難しい医薬品などの配達」に利用されています。

バイクが好きなのはもちろんですが、集荷の連絡が入るまでは忍耐強く待たなければならないので根気も必要な仕事です。

②白バイ隊員

「交通機動隊」として交通安全の推進と違反の取り締まりを行う仕事で、高い運転技術が要求されます。

白バイ隊員の多くは「子どもの頃からなりたかった」と答えている人が多く、高い志を持つと同時に純粋にバイクが好きで職務を遂行しています。

バイクが好きなだけでなく、機動隊員としての自覚をもって「仕事でもプライベートでも安全運転ができる人」「バイクと一体になって走ることが好きな人」に向いています。

③プロレーサー

プロとして活躍するには、「MFJ公認ロードライセンス」を取得してから地方選手権に参加し、上位の成績を上げると「国際A級ライセンス」が取得できます。

ここまでくれば、実業団に所属してレースに参加したりスポンサーがプロのレーサーとして活躍できます。

道のりは険しいですが「バイクで走ることが好き」な人なら、一度は夢を見る職業でしょう。

バイクのパーツいじりが趣味!バイクがメカとして好きだ!では、こちらのお仕事はいかがでしょう?

バイクを走らせるだけでなく「機械そのものに興味がある」「カスタムバイクいじりが好き」な人は、メンテナンス作業などで直にバイクに触れられる仕事が向いています。

①バイク整備士

二輪自動車の整備に関わるプロであり、「二輪整備士」という資格が必要です。

整備工場で働く整備士との違いは、「バイク整備士は国家資格者」であることがいえます。自動車整備士養成学校で学ぶか、バイク整備工場やバイクショップで働きながら勉強して学ぶ人もいます。

基礎的な整備は3級でもできますが、バイクの分解や大がかりな整備は2級資格が必要です。合格するまでは大変ですが、やりがいもありますのでバイクが好きなら目指してみましょう!

②カスタムショップ(板金屋)の店員になる

特別な資格を必要としないので、カスタムショップ(板金屋)に就職して働きます。
先輩職人の仕事を見ながら技術を磨いていき、腕を上げていけるのでバイクや車が好きな人向けの仕事です。

お客様の意向に沿ってカスタムしたりアドバイスしながら仕上げていきますので、顧客との信頼関係が大切になります。

③バイクの部品を作る工場に勤める

趣向性の高いバイクは、細かな部品が複雑に組み合わさってできています。
ほんの少しの歪みやゆるみが命取りになるので、チェーンやナットを作る工場での仕事は真剣勝負ですね。

細かい作業が好きな人や自分の技術力でバイクの性能が上がることに喜びを感じる人に向いている仕事です。

④バイクの車体設計

バイクの車体設計やシステムエンジニアになるには、大学の理・工学部でメカを設計する(エンジンの機構やチェーンの駆動について考える)ことを学ぶ必要があります。
バイクの車体設計となると、四大メーカーに就職となるので大学院まで進むことが欠かせません。

自動車メーカーからキャリア転職する設計士も多く、壁は高いですが「自分が理想とする最高のマシン」を設計できるチャンスがあるので夢があります。

⑤バイクの車体デザイナー

バイクは見た目の良さでも人を惹きつける魅力があります。そんなバイクを自分でデザインできたら…こんな夢のある仕事はありませんよね。

見た目のカッコよさだけでなく、走るデザインにしなければならないので専門学校での勉強は必須です。

車体デザイナーといっても、スタイリングデザイナー、CMFデザイナー、クレイモデラー、デジタルモデラーがいるので、どこを目指したいのかは自分自身で決められます!

⑥バイク(メカ)専門のイラストレーター

メカニカルデザイナーの大河原邦男さんは、タツノコプロで科学忍者隊ガッチャマンを担当、リアルロボ・スーパーロボなどのデザインを担当。(機動戦士ガンダムでも有名)

また、山根公利さんは、カウボーイビバップのメカデザイン担当後、フリーランスで機動戦士ガンダムシリーズのメカデザインに携わっています。

メカをイラストに描き起こせる人は非常に少ないので、「バイクもメカも好き」な人には天職ともいえますね!

バイクの楽しさを広めたい!みんなとバイクを楽しみたい!そんな方にはコチラがオススメ!

バイクの良さや楽しさを多くの人に知ってほしい!そんな人には、バイクと人を繋げる仕事が向いています。

①バイクメーカーの正規ディーラー

自社のバイクだからこそ、その素晴らしさや性能をアピールできるのが正規ディーラーです。
お客様の好みや要望を聞いたうえで、最高の一台をおすすめし購入してもらえれば、満足感も高くやりがいを感じられるでしょう。

好きなバイクメーカーがあり、そこで仕事がしたい!と熱望する人におすすめします。

②中古バイクショップの店員

メーカーの垣根を超えて、お客様の予算や好みに合わせてバイクを提案できるのが魅力です。
中にはお宝的なバイクが入庫することもあるので、いろんなバイクと触れ合いたい、バイクの良さを知ってほしい気持ちが強い人におすすめします。

整備士の資格があれば、メンテナンス作業にも関われるので幅広くバイクと人を繋げられます。

③バイク関係の記事を書くライティング・コンテンツ発信(バイク雑誌記者、WEBライター、YouTuber等)

バイクの魅力をメディアや動画を通じて発信する仕事です。
出版社の場合、必ずしもバイク雑誌担当になれるわけではないので、確実に関わりたいのであれば個人で発信できるWEBライター、YouTuberがいいでしょう。

自分の理想や「バイクのステキなところ」を、他人に向けて発信することができます。

④教習所の指導員

交通社会の基本や交通ルール、バイクの運転指導をする仕事です。
教習所に来る人はみんな「バイクに乗れるようになりたい!」と思っているので、最終的には「マナーを守った安全運転」ができるように指導する、やりがいのある仕事です。

優れた運転技術とマナーが求められる仕事で、ケガなどでリタイアした元白バイ隊員がインストラクターとして勤務している教習所もあります。

⑤バイクレースの実況者・MC

バイクレースやイベントで実況者・MCとして、「聞いている人に状況を的確にわかりやすく伝える」仕事です。

アナウンサーとしての技術だけでなく、バイクのことを知り尽くしていないと細かな魅力を伝えきることができません。

バイクが好き!皆を幸せな気持ちにしたい!そんな人にぴったりの仕事です。

縁の下の力持ち!バイクに乗る人を支えるお仕事はコチラ!

バイクが好きだからこそ、運転する人を支えてバイクライフを送って欲しい。
そんな気持ちが強い人におすすめの仕事です。

①バイク保険の営業

ライダーの半数以上は自賠責保険のみで、任意保険への加入率が低いのが事実です。
バイクは事故率・死亡率の高い乗り物で、「万が一」を考えた場合、自賠責では自身へのケガの補償が一切ありません。

安全運転をしていても、相手がそうでなかったら?バイクの任意保険は、自分を守るためにも必要な保険であることをライダーだからこそ伝えられるのではないでしょうか。

②バイク用品ショップの店員

グローブやヘルメット、ジャケット等のバイク用品を販売する仕事です。
安全運転、バイクを楽しんで貰うために、適切な商品を提案したりすすめたりするので、満足して帰るお客様の顔を見るのが嬉しいと感じられます。

バイク用品の知識なら負けない、どんな人にも適切なアドバイスができる人に向いています。

③バイクメーカーの社員(事務・総務等、直接バイク自体には関わらない仕事)

憧れのバイクメーカーに社員として入社し、バイク全般に関わる仕事についていきます。
そのメーカーの社風が好きであったり、どんな仕事でも社員として関わっていきたいと考えている人向けです。

実務だけでなく、事務方でもバイクメーカーに関わりたい人向けです。

バイカーにとっての最重要インフラ「バイク駐車場」!それを作る・広める仕事もあります!

バイク駐車場を必要としている企業や個人と、借りてほしい(空きがある)バイク駐車場の管理会社やオーナーをマッチングする「仲介」の仕事があります。

バイクに乗っていることで、どんな場所にバイク駐車場が必要なのか、出入りしやすい同線や区画割りを提案するときにイメージしやすいのが強みです。

必要としている人や場所にバイク駐車場を届けることで、感謝されるだけでなく交通の利便性を上げることにも繋がっていきます。

バイク好きな社長とライダー社員も複数名(男女どちらも)在籍している「パーキングマーケット」で働いてみませんか?

興味を持たれた方はこちらからどうぞ

まとめ

「好きだけで仕事は務まらない」とはいいますが、人生は一度きりですから失敗してもいい!自分が好きなことを仕事にチャレンジするのもいいことです。

辛かったり苦しくなることもあるでしょうが、「バイクが好き」な気持ちがあれば乗り越えられないことはないはずですよ!