夏だ!海だ!離島ツーリングだ!絶景スポットを楽しもう!

バイクがあれば、どこまでも走っていける。
特に夏は海岸線を走るのが気持ちいいですよね。

本州は、体温に近いくらいに気温が高くなるので、ツーリングに出かけるのを控えてしまうライダーもいるでしょう。
夏は暑いものですし、夏にしか見られない空や海の色を想像すると、少し涼しくなりませんか?

島国である日本には、まだまだ行ったことのない美しい風景があるはず。
さあ、バイクで海に離島に飛び出しましょう!

夏だからこそ、海に囲まれた離島でのツーリングを楽しもう!

夏が暑いのは当たり前……ですが、灼熱の太陽や、コンクリートから放たれる熱を想像しただけでげんなりしてしまいますね。

でも、夏にしか会えない景色や体験できないことがあるなら、バイクで離島に行ってみたいと思いませんか?

真っ青な空や、白い雲、透明感のあるきれいな海……夏だからこそ、目に焼き付けたい風景は必ずあります。
本州はもちろんですが、フェリーに乗って離島まで出かけてみるのも夏ならではの楽しみ方です。

ちなみに私は、バイクで屋久島にソロキャンプに行きましたが、島の周りをバイクで走れるのでめちゃくちゃ楽しい!

そして、初めてのフェリーでドキドキしましたが、フェリーに乗る下準備をしっかりしておけば心配無用です。

横河(よっご)渓谷は、駐車場から歩いて行けますし水遊びもできるので最高です。
いなか浜は水が透明でめちゃくちゃきれい!沖縄の海も素晴らしいですが、ここも負けず劣らず素晴らしいスポットでした。

というわけで、今回はリゾートに行った気分が味わえてしまう!離島のツーリングスポットをご紹介します!
夏を満喫したいなら、離島ツーリングに出かけましょう!

首都圏から日帰りOK!ツーリングにオススメな関東の離島をご紹介!

気軽に日帰りで離島ツーリングを楽しみたい!
お任せください、国内には、首都圏から日帰りで楽しめるスポットがあるんです。

伊豆の踊り子の舞台!「伊豆大島」

日本文学の名作でもある「伊豆の踊り子」の舞台にもなった伊豆大島は、フェリーを使えばバイクでサクッと行けちゃうツーリングスポットです。

近年では「ゆるキャン△」の聖地巡礼として、多くの人で賑わうようになりました。
春は「河津桜まつり」が有名で、稲取高原芝生広場と並んで美しい桜が楽しめます。

伊豆大島までバイクで直接行くにはフェリーに乗るしかありませんが、フェリーに乗せられるバイクは250cc以下のバイクのみなので、大型バイクはレンタルが必要です。

週末日帰りなら、金曜22:00発・翌日6:00に大島着のフェリーに乗って現地でバイクをレンタル。大島14:00発のフェリーで、東京には19:45に到着します。

都道府県208号線沿いの「地層切断面」「大島公園」で、自然を楽しんだら伊豆半島と富士山が一望できる「浜の湯」で一息いれましょう。レンタルバイクは、原付・110cc・120ccのみとなります。

アニメ「ISLAND」の聖地!新島

2020年東京オリンピックで行われるサーフィン競技地でもあった新島。この海の美しさは「新島でしか体験できない」と言われるほどに特別です。

透明度の高い羽伏浦海岸ではたくさんのサーファーの姿を見ることもできますよ。
ここにはモダンな白い建物があるので、映え狙いで1枚撮っていきましょう。

新島港から10分ほどバイクで走ると、無料露天風呂「湯の浜露天温泉」に到着!テルマエ・ロマエ風の露天風呂からは、水平線が見えるのでのんびり景色を楽しめます。

水着着用で男女混浴、衛生面もバッチリなので旅の途中に立ち寄りましょう。
さらにバイクを走らせていると、あちらこちらで「モヤイ像」を見かけるのも新島の楽しみ方。お気に入りを見つけたら記念写真をお忘れなく!

大型客船を使えば、バイクと一緒に新島に渡れます。
本土でもバイクのレンタルは可能ですが、台数が限られているので事前の予約がおすすめです。

一度はチャレンジしたい!瀬戸内横断ルート

世界屈指の大橋梁「明石海峡大橋・備讃瀬戸大橋・しまなみ海道」を渡るのが、瀬戸内横断ルートです。

実は広島県呉市と愛媛県今治市を連絡する「裏しまなみ海道」も存在するので、何度もツーリングしたくなること間違いなし!

7つもの島が橋梁で繋がれているので、潮風を感じながらバイクで走れる、最高のロケーションになっています。
岡村島からはフェリーで愛媛県今治市まで直通となり、来島海峡大橋を見ながらの旅も楽しめます。

ゆっくり島を楽しみながら走れるので、自然を体で感じたい人におすすめです。
フェリーは、1,000円以内で大型バイクも乗車可能なので、バイクで渡りましょう。

夏といえば南の島!ツーリングにオススメな九州・沖縄の離島をご紹介!

暑い夏はあえて暑い場所にツーリングに行きたい!
そんな人におすすめな南国ツーリング。

国内で南国リゾート!いざ屋久島へ

世界自然遺産でもある屋久島では「ここでしか見られない」素晴らしい景観が楽しめます。
フェリーにバイクを乗せるのは先着順になるので、時間などを調べて早く乗れるようにしましょう。

屋久島に行ったら、島をぐるりと一周するのがおすすめです。
定番の志戸子ガジュマル公園・横河(よっご)渓谷・いなか浜と美しい自然を楽しんだら、西武林道から滝で涼みます。

林道には、ヤクザルとヤクジカが出没するので注意してくださいね。スズキのレンタリースなどバイクのレンタルもありますよ。

空海ゆかりの地、五島列島バイクの旅

文化財も多く自然も豊かで住みやすいと注目の五島列島。NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、知っている人も多いのではないでしょうか。
長崎港からフェリーに乗りますが、こちらはバイクの乗車は「予約」になるのでご注意ください。

天気が良いと、海と空の青が反射して素晴らしい絶景が広がります。
五島列島に着いたら、真っ先に行きたいのが「大瀬埼灯台」です。

日本にこんな絶景があるんだ……とため息がでるくらい素晴らしい場所です。
キリシタンの島と呼ばれるように、バイクで走るとあちらこちらで教会を見かけます。キリシタンが迫害から逃れたどり着いた地で、先人たちが生き抜いた息吹を感じられます。

夏は海を見に行きたい!それじゃあ宮古島にいこう!

宮古島ってそんなに簡単にいけるの?と思いますよね。
沖縄に行くのと同じなので、羽田空港から飛行機で宮古島にいけます。

バイクはどうするの?ってことですが、基本はレンタルバイクで回ります。
地元のレンタルバイク店が数件あるので、原付から大型までレンタル可能です。

排気量が大きくなるとレンタル料金が高くなるので、スクーターで走るのをおすすめします。観光スポットなどで、市街地はお店もホテルも多く賑わっていますよ。

宮古島をバイクで走るなら「伊良部大橋」に行くといいです。
パーキングエリアから、素晴らしい景観と美しい海を同時に楽しめます。

伊良部大橋を走った先にある「下地島17END」は、インスタ映えすると話題になったスポットです。
みやこ下地島空港の先端が海岸になっていることから、真北が0度になり、飛行機が170度の角度で着陸します。

しかしながら、2019年3月以降は車両通行止めとなっている為、バイクでの通行はできません。

「下地島空港17側管理用通路」空港の点検・工事用通路です。
伊良部大橋開通後に、観光目的の車両が利用するようになり、安全上の理由で車両が入れなくなっています。

国内には「本当は入るべきではない場所」がたくさんあります。元々は、車が入れない場所だったので仕方がありません。

フェリーに乗らなくてもOK?ツーリングにオススメな瀬戸内海の離島をご紹介!

瀬戸内海にはフェリーに乗らなきゃいけないのか……とガッカリしているバイカーの皆さん!
実は、フェリーを使わなくても瀬戸内海ツーリングは楽しめるんです。

しまなみ海道をバイクで駆け抜けろ!

瀬戸内海の絶景海上ルート「しまなみ海道」の正式名称は西瀬戸自動車道。
吊り橋で繋がっている絶景ロードです!ここはサイクリングロードとしても有名で、因島にある「大山神社」は自転車の神様が祀られています。

交通の神様でもあるので、バイクを降りてぜひ参拝していきましょう。
瀬戸内の絶景を楽しめる亀老山展望公園には、360度瀬戸内海が見渡せる展望台があります。

こちらは、新国立競技場・浅草文化センター・サントリー美術館を建築した隈研吾氏のデザインです。景色も素晴らしいですが、展望台そのものが芸術的ですよ。

広島県東広島市には「Honda Dream 東広島」があり、こちらでは様々な排気量のバイクをレンタルできます。

港町を散策!裏しまなみ海道

島旅を楽しみたいなら、海鮮グルメを堪能できる潮待ちの港「大崎下島」からゆっくりと島の魅力を楽しんではいかがでしょうか。

交通量が少ないため、ツーリングに慣れていないライダーも走りやすくなっていますし、ひたすら海が見える道なので気持ちがいいですよ。

御手洗地区は、江戸から明治・大正昭和初期に建てられた建物が見られるので歴史好きには堪りません。
島に渡ったら、展望台からの景色も楽しめるので、ゆっくり走りましょう。

オリーブも有名!瀬戸内は小豆島

小豆島には、香川県か岡山県からフェリーに乗って渡ります。
土庄港からバイクを走らせ10分足らずでエンジェルロード(天使の散歩道)に到着します。

エンジェルロード(天使の散歩道)は、干潮時間の時間前後に現れる、中余島までの砂浜の道のことを指します。
季節によっても時間に差があるので、あらかじめ調べておくといいでしょう。

カップルに人気の場所ですが、その素晴らしい景観にうっとりしてしまいます。

土渕(どふち)海峡は、小豆島本島と前島の中間地点にある島で、世界で1番狭い海峡(最も狭いところは9.93m)としてギネス認定されています。
護岸工事によって両岸には歩道が作られベンチなどもあるので、見た目はかなり狭く感じます。

最後に立ち寄っていただきたいのが、「道の駅 小豆島オリーブ公園」です!
小豆島のオリーブは、香りも味も最高品質!オリーブのお土産も購入できますし、インスタ映えするギリシャ風車も見られます。

まとめ

夏にバイクに乗るのはかなり勇気が必要ですが、せっかくの夏をクーラーの効いた部屋で過ごすだけで終わらせるのはもったいないですよね。

そんな時は、思い切って離島にツーリングに出かけましょう!豊かな自然の中を走るだけで、気分爽快!気持ちも体もリフレッシュして暑い夏を乗り切りましょう。