皆さんこんにちは!ニリーンブログのライター、えぬです。
今回はバイク乗りの間で名著と噂の「カスタム虎の穴」を読んでいこうと思います。

読むことになった経緯

えぬは2023年の1月からブログの記事を担当していますが、任せていただいた当初から半年以上経ち、だんだんバイクに対する知識不足を感じてきました。
記事のネタになりそうなことを調べれば調べるほど、自分の知識のなさが浮き彫りになっていくというか……。

「今後もブログの記事を担当するなら、ずっと『2スト?エキパイ?』という状態ではいかん!」というわけで、一念発起して勉強してみることにしました。

そこで教本に選んだのはこちら、「カスタム虎の穴」!
バイクのことがよく分かると評判の漫画です。

実はわたくし、小学生の頃にタイヤ編だけは読んでいましたので若干の懐かしさはあります。
見覚えのあるキャラクターたちに実家のような懐かしさを感じながら……奥深いバイクの世界にレッツ、ゴー!

「カスタム虎の穴」ってどんな漫画?

と、その前に。読者の皆さんに「カスタム虎の穴」がどんな漫画かをご説明しますね。

「カスタム虎の穴」は、「月間オートバイ」という雑誌に連載されている、バイクの解説漫画です。
雰囲気としては、学校の図書室に置いてあるような学習系漫画に近いですね。
外から見ただけでは分かりにくいバイクの仕組みを、キャラクターや図解を交えて分かりやすく解説してくれます。

この本の特徴はなんといっても、「引き込み力の強さ」!
「カスタム虎の穴」は漫画ですので、もちろん主役となるキャラクターが登場するのですが、主役キャラの「ウサギ」と「トマト」が出してくる疑問・希望がとにかく自然で共感しやすいんですよね。

たとえば……

「せっかくマフラーを取り替えるなら、カッコいい色にしたい!」
「ライディングポジションがうまく決まらないけど、どうしてだろう?」
「バンク角を稼ぎたいから、ステップを取り替えたい」

などなど。
どれもバイク好きの方なら、一度は思うことではないでしょうか?

この本のお話は「バイク初心者のウサギとトマトが、バイクの達人である虎オヤジのところに相談しにきて、虎オヤジが二人の質問に返事をする」……という形で進んでいきます。

基本的に「初心者ライダーの素朴な疑問」から話が始まるので、頭がお話の中に入っていきやすいんですよね。
読み終わったときには「普段自分が疑問に思っていることが、こんな風に繋がっていくのか~」と、知識が増えた満足感でいっぱいになること間違いなしです。

さてさて、概要の説明が終わったところで、実際に読んでみたレポをお伝えします。

バイク好きなのに、バイクの部品のことはあんまりよく分かっていないライター、えぬ。
果たして最後まで読み通すことができるのでしょうか!?

カスタム虎の穴を実際に読んでみた感想!気になったのは……マフラーの色!?

それではン十年ぶりに、カスタム虎の穴のページをめくってみます。
私が読んでいたのは途中の巻なので、通して読むのはこれが初めてです。ドキドキ……。

カスタム虎の穴のお話は、ライダーの集まる夜のサービスエリアで主人公の「ウサギ」と「トマト」が会うところから始まります。

周りのライダーたちに、自分のバイクを馬鹿にされてしまったウサギ。
ウサギが端っこで落ち込んでいると、トマトが「そんなバカの言うこと気にすんな」と声をかけます。

そして二人は、カスタムの達人がいると噂の「虎道場」へ。
そこでこの漫画の先生役、「虎オヤジ」と出会います。

 

さっそくトマトは虎オヤジに「コイツ(ウサギ)のバイク、カスタムしてやってくれよ」と頼みますが、ここで虎オヤジがカスタムに挑む上で大切な考え方を二人に伝えます。

「なぜカスタムをしたいのか、何をどうしたいのか、これが最も重要なのだ!」
「カスタムを恐れるな。しかし、舐めるな」

その言葉に刺さるものがあった二人は、虎オヤジからカスタムの仕方を習うことにするのでした。

その後は「カスタムに取り組むには、各部の役割・仕組みを知らなければならない」ということで、マフラーの役割やサイレンサーの方式、ライディングポジションやハンドルの調整についての解説の章に続いていきます。

個人的には、マフラーの素材についての解説が一番読んでいて楽しかったですね。
読む前は「どうしてマフラーに寄せた見た目のマグカップが、バイク乗りへのプレゼントとして勧められてるのかしら……」と思っていたのですが、素材による仕上がり(見た目)の違いを知って、「なるほど!だから綺麗な色に焼きあがったマフラーっぽい形のマグカップが喜ばれるのか~!」とスッキリした気持ちになりました(笑)

また、読んでいくうちに、作者であるアオキシン先生の「バイク愛」と「初心者の人にもバイクをよく知って好きになってほしい」という気持ちが伝わってきました。

ここまで真剣に、「他の人が読んで、自分の伝えたい内容が伝わるかどうか」「自分が伝えたい内容が他の人にとっても大切なものか」に関してしっかり向き合っている作品は珍しいと思います。

バイクの世界が少しでも気になる方がいらっしゃったら、読んでみることをオススメします!

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おまけ:えぬのオススメの読み方

 
初心者の方は、とりあえず漫画の部分だけを通して読むのがオススメです。
 
カスタム虎の穴の紙面構成は漫画部分と解説部分の2層になっており、解説部分の文字量の密度がかなり高いので、真正面から読もうと思うと意外と時間がかかります。

好奇心旺盛な方は周りの解説を読んでも楽しめると思いますが、「難しいことは苦手」「文字がたくさんになると辛い」という方は、丁寧に読もうとすればするほど情報量の多さに苦戦してしまうのではないのかなと。

『カスタム虎の穴』はキャラクターたちの会話を追っていくだけでも、「カスタムには明確な目的を持って取り組むべし」「運転に関わる箇所は安易にカスタムすると危険」などの、カスタムを楽しむ上で大切な考え方を学ぶことができます。

キャラクターたちの会話に織り込まれている考え方はどれも、バイクライフを楽しむ上で非常に大切なものですので、漫画部分を読むだけでも十分なのではないかなと個人的には思います。

漫画部分は日常系の趣があるお話に仕立てられていますので、バイクと日常系の作品(「けいおん!」や「ぼっち・ざ・ろっく!」など)が好きな方にオススメですよ。

えぬも小学生の頃は漫画部分だけを繰り返し読んでいましたので(笑) 必要な知識は追々仕入れていく、というスタイルでも良いと思います。
この漫画を読むことで、少しでもバイクが好きな方が増えたら嬉しいです!