免許を取ってから初めてのツーリング!分からないことがいっぱい!
免許を取った皆さん、おめでとうございます!初めてのツーリング、楽しみですね。
ですが、初めてだと分からないことも多くて大変ですよね。どれくらいの距離にすれば良いのか、何を持って行けばいいのか、悩むポイントも色々あると思います。
そこで今回は、初めてのツーリングで気をつけたいポイント・持ち物について解説します!この記事を読んで、準備万端にしてからツーリングを楽しみましょう!
目次
ポイント①:ツーリングの行き先を近場にする
バイクの免許を取ったばかりだと、公道を走ったことが少ないので不安ですよね。初めてのツーリングで目的地を遠くに設定するのは、あまりオススメしません。ツーリングに慣れていない時は、なるべく近い所に目的地を設定しましょう。慣れない運転で転倒してしまったり、トラブルに遭遇したりする可能性もあるので、整備工場や購入したバイクショップ、自宅にすぐ帰れるように往復100km前後に目的地を設定しましょう。
家から1時間くらいのコンビニ
自宅からスムーズに運転して1時間くらいしたタイミングでコンビニに入りましょう。駐車場が狭いコンビニではなく、広めのコンビニに入って車やトラックの邪魔にならないように端の方に停めましょう。コンビニの休憩は意外と便利で、トイレ休憩やちょっとした軽食も取ることができます。長時間座り込んだり、エンジンをむやみに吹かしたりはしないように注意しましょう。
近くの飲食店
初めてのツーリングだとバイクのシートの固さに慣れずにお尻が痛くなるまでの時間が早いです。お尻が痛くなり始めると、少し休憩してもまたすぐに痛くなります。そんな時はカフェなどの飲食店に入って休憩しましょう。椅子に座るので痛いのでは?と感じるかもしれませんが、バイクのシートと違ってお尻が当たる面積が広いので痛くなく、快適ですよ。バイクに乗っているときは食べ過ぎると後々眠気が襲ってくるので、満腹にならないようにしましょう。また注文した商品を待っている間は、マップを開いて目的地のルートや、今までの走行距離を確認しておきましょう。
近くの観光スポット
自宅から近い観光スポットがあれば目的地に追加しましょう。バイクを降りて歩くこともあるので、固まった体をほぐすことができます。慣れないツーリングでは、ハンドルを握る手に力が入ったり、肩が上がったままになったりと、体全体が緊張してしまいますよね。到着したら歩きながらストレッチをして、疲れないようにしましょう。
ポイント②:前日までに持ち物を点検する
初めてのツーリングは緊張とワクワクで舞い上がってしまうなんてこともありますよね。当日に慌てないよう、前日までに準備を万全にしておきましょう!
ここではツーリングに持っていくべき物やチェックしておくべきことをご紹介します。
車検証と自賠責保険証
車検証と自賠責は大切な物なのでしっかりと確認しましょう。車検証を汚したくない、曲げたくないからとコピーを積んでいるライダーがいますが、原本を積むのがルールです。車検証のコピーを持っていても車検証不携帯となってしまうので注意しましょう。自賠責保険証も同じで、自賠責保険証のコピーでは不携帯となり、30万以下の罰金になるので注意しましょう。通常はシート下に書類を入れるのが普通ですが、最近のバイクはスペースが無かったり、工具で締める所に入れてすぐに取り出せなかったりするので、当日に使うバッグに入れておきましょう。
ETCカードや現金
ETCは最近のバイクには最初から付いています。初めてのツーリングで有料道路を走るのであればETCは便利です。有料道路を走るルートがある時には財布に入れておきましょう。現金は出先でクレジットカードや電子マネーが使えない可能性もあるので用意しておきましょう。
免許証や保険証、任意保険のカード
バイク用の薄い財布にしてツーリングに出かけるライダーは多いです。財布を変えて出かける際は、免許証の入れ忘れに注意しましょう。事故やトラブルに遭いたくないですが、もしもの時に備えて保険証やレッカーの連絡先などが記されている任意保険のカードを準備しておきましょう。
ジャケットやヘルメット類のチェック
バイクは車よりも気温を感じやすいので、天気予報を見ながらどの程度のジャケットが必要かを考えて準備しましょう。ヘルメットはあご紐やシールドなどが正常か確認しましょう。シールドは曇る可能性があり、視界が妨げられるので曇り止めのスプレーやパーツを取り付けておきましょう。そして当日になってもう一度天気予報を確認して、準備の見直しをしましょう。
スマホやモバイルバッテリー
慣れないツーリングではスマホは必需品です。スマホは連絡を取る手段としても重要ですが、ツーリング中は調べるのに使うことが多いです。目的地を設定してナビにしたり、そのマップの中で目的地の営業時間を調べたりすることが多くあります。また、このようにスマホを使っているとバッテリーの消耗が早くなります。容量が多めのモバイルバッテリーを準備しておくと、バッテリー残量を気にせずに使うことができますよ。バイクにUSB充電器やシガーソケットを付けていれば充電しながら走行することが可能なので便利です。
車載工具やストレッチコード
バイクのシート下には純正の工具が入っていることが多いです。どんな種類の工具が入っているのか確認しておきましょう。この工具があればなんでも出先で修理できるわけではなく、プラグを外したり、スパナでミラーの増し締め、クラッチの調整など、簡単な整備しかできません。手に負えない時はレッカーを呼びましょう。また、お土産など荷物が増えることがあるので、荷物を縛れるようにストレッチコードや紐を準備しておきましょう。
ポイント③:交通量の多すぎない道を選ぶ
初めてのツーリングは出来るだけスムーズに走りたいものです。ストップ&ゴーが多い街中や、交通量が多い道を早めに抜けてトラブルに巻き込まれる可能性をできるだけ回避しましょう。
交通量の多過ぎない道を選ぶ
道路の状況は重要で、初めてのツーリングは出来るだけ交通量が少ない道を選びましょう。ここでは交通量が少なめな道を紹介します。
国道よりも県道、市道を選ぶ
国道は乗用車からトラックまで様々な車が走行していて交通量が多く、渋滞も多いです。県道や市道は国道よりも車の数は少なく、緊張せずに走行できます。交通量が少ない県道や市道は、国道に比べれば比較的自分のペースで走行することができます。信号が少なく止まることも少ないので運転に集中出来ます。しかし慣れてくると国道よりもスピードが出てしまうことがあるのでスピード違反に注意しましょう。
市街地を避ける
市街地は車線が多かったり、交通量が多かったりするので、思った所を走れなくて焦りが出るかもしれません。市街地の交通量が多い所を走行したくない時は、朝の通勤時間をずらして少しでも焦りや緊張を和らげましょう。
峠道や海沿いを避ける
峠道は運転の技能が必要です。バイクといえばコーナーでひらひらと軽く曲がるのがかっこいいですよね。しかし初めてのツーリングで、コーナーが連続していたり、見通しが悪い道を走行したりするのは不安ですよね。出来るだけ高低差がない緩やかな道や、広くて退避スペースがあるような平地の道を選んで走行しましょう。また海沿いは景色がいいですが、風が吹いていることが多いです。突風が来たらバランスを崩してしまいかねませんので、海沿いから離れた所を走りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は初めてのツーリングでのポイント、注意、準備するものなどを紹介しました。車でも緊張することはありますが、バイクでは些細なことに緊張してしまいますよね。緊張すると疲れや集中力が無くなってしまうので、事前に通るルートを設定しておきましょう。
ルートを考える時は交通量や時間、道の広さを中心にマップで調べてイメージしておきましょう。ツーリングの回数が少ないとトラブルが起こるかもしれないので、免許証や保険証、任意保険のカード車載工具をしっかり持ち運びましょう。
ツーリングはテンションが上がって長い距離を一気に走ってしまいますが、帰りで眠気が襲って来たり、次の日以降も疲れが残るので、慣れないうちはショートツーリングで大きなトラブルを出来るだけ避ける運転をして楽しいツーリングにしましょう。