バイク乗りの足の悩みは靴下で解決!バイカーにオススメの靴下の選び方!

バイク乗りにとっての靴下って、意外と重要なのをご存じですか?

バイクに乗っていると、地味に気になってくるのが足周り。「長時間ブーツを履いていると蒸れてくる」「足の臭いが気になる」「寒い時期は足元が冷えて大変!」ということはありませんか?

実はその悩み、靴下を変えるだけで改善できるかもしれませんよ。

そこで今回は、靴下を変えるメリットと、靴下の選び方、オススメの靴下について紹介します!
足のお悩みを抱えているライダーさんは、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

蒸れる、臭い、寒い……靴下を変えるだけで、快適なツーリングに!

バイク用のブーツやシューズは丈夫に作られているので、足が蒸れたり汗をかいたりして臭ってしまうことがあります。

バイクウェアやパンツ、グローブ、シューズなどの定番アイテムは時間をかけて選ぶという方が多いと思いますが、意外と忘れがち、またはノーマークな「靴下」が実は大変重要なものだったりします!

靴下を変えるメリット

足の蒸れを軽減させる

足元は汗をかいたり湿気が溜まったりすることが多いですが、バイクは特にそのような状況になることが多いです。バイク用のシューズは安全の為くるぶしが隠れるハイカットのものが主流なので、より足元に湿気が溜まり蒸れやすいです。

機能性のある靴下ならば、ツーリング後や途中で脱いだ時の嫌な臭いを軽減でき、足元のストレスが無くなって気持ちのいいツーリングができます。

疲労を軽減できる

ある程度の時間を走行すると、血流が悪くなって足がむくんでしまうことがあります。むくんでくると疲労を感じたり、筋肉痛のような痛みを感じたりします。着圧タイプの靴下はそうした足元の疲れを軽減してくれます。

足元が快適になり、ツーリングも快適に

足元が暑かったり寒かったりすると、そこに気を取られて運転に集中できないこともあります。季節に合わせた靴下を履くことが快適なツーリングに必要な要素の一つとなります。

足の裏の滑り止めで確実な操作ができる

カーブを曲がる時や高速道路、渋滞中など、ステップの上で足の裏の位置を変えバランスを取ることがあります。その時シューズと足の裏で動きがズレてしまうとバイクの操作に影響が出ます。そのため、滑り止めが付いた靴下はバイクの運転には必須と言えるでしょう。

バイク乗りの靴下選びのポイント

ここでは、靴下選びのポイントを紹介します!

通気性がいいもの

夏はとにかく通気性がいいもので汗をかきにくく、蒸れを抑える靴下を選ぶと良いでしょう。

夏の暑い時期は足元が蒸れてしまいます。バイクのシューズやブーツは防水性能を意識しているものが多く、通気性がよくないことがあります。通気性がいいシューズもありますが、靴下でも対策をするとさらに効果があります。通気性がいいメッシュの素材か、吸汗素材である綿の靴下を選ぶと良いでしょう。

また、速乾冷却素材でひんやりとする靴下もあります。冬でも汗をかいてしまうライダーは、冬でも夏用の靴下を選びましょう。

保温性が高いもの

冬は走行中の風が当たって足の先の感覚がなくなることもあるので、保温性が高いものにすると良いでしょう。

寒い時期にバイクに乗ると足先の感覚が無くなることがありますよね。シューズまたはブーツで防風、防寒をしていてもすぐに寒くなることがあります。

バイクのスピードを上げれば上げるほど体感温度は下がっていき、時速60キロで-15℃位まで、時速100キロで-20℃以上まで下がります。手の方は厚手のグローブなどですぐに対策ができますが、足元の対策はおろそかになってしまいがちです。

ギアチェンジやブレーキ操作といった重要な操作をする際、寒くて足元の感覚が鈍ってしまうと、事故やヒヤッとする事態が起こってしまう可能性があります。

登山やバイク用で人気のメリノウールの素材を使った靴下は保温性が高いです。メリノウールとはオーストラリア産のメリノ種の羊毛で、保温効果に優れています。

消臭・抗菌効果のあるもの

バイクを運転しているとシューズを脱ぐ機会がほぼありません。その為、シューズと靴下の間で蒸れや湿気が発生します。その湿気で雑菌が増え、強烈な臭いが発生します。

足元から上がってくる臭いは自分では気付きにくいです。ツーリング仲間に言われる前に対策をしましょう。

5本指のソックスは指同士が触れ合わないので、湿気のヌルヌル感が無くなって快適な履き心地です。蒸れにくくなるので臭いが軽減されます。

靴下のサイズ、生地の厚み

夏の暑い時期なら薄手の生地、冬の寒い時期なら厚手の生地がオススメです。バイクのシューズはくるぶしの上まで隠れるハイカットのものが多いので、足が直接シューズの内側に触れないように長いサイズの靴下が良いでしょう。

また、靴下の厚みを変えたらシューズがきつくなって足が痛むことがあります。夏用と冬用でシューズを分けている場合は、シューズの大きさをあらかじめ確認しておき、新しく購入する靴下の厚みを決めるようにしましょう。

バイク乗りにオススメの靴下をご紹介!

ライダーにオススメの靴下を夏用と冬用で紹介します。
※ここで紹介する商品の価格は2023年11月時点のものです。

夏用

RSタイチ RSI209 タイチブーツソックス ロング

RSタイチのブーツソックスは膝上くらいまである長い靴下です。長さがあるのでモトクロスブーツもはけたり、膝にプロテクターを付けたりすることもできます。

土踏まずや足首、ふくらはぎの生地が薄くなっているので、通気性と動きやすさが良くなっています。足首前部にリブが施されているので運動性も向上しており、バイクから降りて歩いて散策していても疲れの軽減ができます。

また、キトサン加工繊維で消臭効果があります。

  • RSI209 タイチブーツソックスロング
  • カラー:ブラック・ネイビー・レッド
  • サイズ:フリーサイズ
  • 価格:3,520円(税込)

コミネ 09-007 クールマックスRソックス ロング

コミネの靴下は快適素材のクールマックスを使用したロングソックスです。クールマックスが汗を素早く吸収するので、靴内の蒸れを低減して臭いも抑えます。要所部分には厚めの生地を使用していて、衝撃吸収効果もあります。テーパーシルエットで足首からふくらはぎをサポートします。

  • KOMINE(コミネ)09-007 クールマックスRソックスロング
  • カラー:ネイビー・グレー
  • サイズ:フリーサイズ
  • 価格:2,310円(税込)

デイトナ 防水ツーリングソックス

デイトナのソックスは防水性と透湿性を両立していて、雨の日の不快感が解消されます。伸縮性も兼ね備えていて履き心地が抜群です。裏地にメリノウールを使用していて消臭・抗菌効果があります。

調温効果により暑い日でも蒸れを防ぎ、寒い日は熱を逃がさないのでオールシーズンで使える万能ソックスです。

  • デイトナ 防水ツーリングソックス
  • カラー:ブラック
  • サイズ:M(24~26cm)
    L(26~28cm)
  • 価格:4,488円(税込)

冬用

コミネ 09-358 メリノウールウォームソックス ロング

上質なメリノウールを使用した極厚ソックスです。メリノウールの優れた効果(保温、吸湿発熱、吸汗速乾、防臭)と、厚手のパイル地の優れたクッション性により快適な冬の足元になります。

  • KOMINE(コミネ)09-358 メリノウールウォームソックスロング
  • カラー:ダークグレー
  • サイズ:M(23〜25cm)
    L(25〜27cm)
    XL(27〜29cm)
  • 価格:1,870円(税込)

モンベル 1118614 メリノウール トレッキング 5トゥソックス

モンベルの靴下は登山用の靴下です。優れた保温性と吸放湿性を備えたメリノウールを使用した、指間が蒸れにくい5本指の靴下です。防臭効果にも優れ、防縮加工により洗濯時の縮みも少なくなっています。足首からふくらはぎにかけてテーパー形状になっており、ずり下がりを防ぎます。

  • mont・bell(モンベル)118614 メリノウールウォームソックスロング
  • カラー:ネイビー・グレー
  • サイズ:S(22〜24cm)
    M(24〜26cm)
    L(26〜28cm)
  • 価格:2,310円(税込)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はライダーの為の靴下を紹介しました。
バイク用品の中でもライダーたちがあまり気にしていないものが靴下です。

シューズは季節に合わせて通気性や保温性などを意識したものを選んでいても、靴下はバイク用ではなく普通の靴下のパターンが多いです。普通の靴下だと夏の暑さや湿気で臭いが気になったり冷えたりしてしまい、運転操作に集中できません。

バイク用から登山用のもの、消臭抗菌、防水、通気性、保温性などが高いものなどいろいろあるので、高機能の靴下を選び、足元を快適に保ちながらツーリングを楽しみましょう!