バイクの鍵がない!そんなときどうすればいいか解説!

ツーリングに出かける前、会社から帰ろうとした時、なくなっていることに気付くバイクの鍵。バイクの鍵がないことに気付いた瞬間から焦ってしまいますよね。

ですが、一旦落ち着いて行動しましょう。よく探してみたら、バッグの底に落ちていただけ……なんてこともありますよね。

今回は、バイクの鍵をなくした時の対処法について解説します!

鍵をなくさないようにするための対策についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

バイクの鍵がないことに気付いたら、もう一度ポケットやバッグをチェック!

ツーリングに出発する前、もしくはツーリング中にバイクの鍵が見つからないことがありますよね。

ツーリング前は楽しみで準備に夢中ですが、肝心の鍵の準備をしていなかったり、ツーリング中は仲間と話したりして鍵をどこに保管したか忘れてしまいます。

次にバイクに乗る時にバイクの鍵を見つけられないと焦って冷静さを欠いてしまい、鍵がますます見つけられなくなります。

鍵が見つからずに鍵屋さんやレッカーサービスを呼ぶとその場で鍵を製作してくれますが、多額の金額がかかります。業者を呼ぶ前にもう一度身の回りをチェックしましょう。

鍵が出てきやすい場所

ジャケットのポケット

バイクのジャケットにはポケットが多くあります。バイクのエンジンを切った後、鍵を無意識にジャケットポケットに入れていることがあります。

ツーリングを終えた後ならば、鍵をポケットに入れたままクローゼットにしまってしまい、次に乗る時まで見つからないということが起こります。

ツーリング中ならばバイクの鍵を無意識にどこかのポケットに入れてしまって、どこのポケットに鍵があるか分からなくなることがあります。

ジャケットのポケットは深いので、奥の方に鍵が追いやられている可能性もあります。グローブを外して素手で探すと感覚を研ぎ澄まして探し出すことができます。

また、裏ポケットも2、3ヶ所あるので、そこも探しましょう。バイクジャケットあるあるで、裏ポケットに鍵を入れたらその場所はプロテクターを入れるポケットだったという事があります。

間違ったところに鍵が紛れ込んでいるかもしれないので隅々まで探しましょう。

バッグの中

ツーリングで持ち歩いているバッグの中に入れていることもあります。

バッグにはジャケットよりも多くのポケットがあります。いつもはジャケットに入れますが今回はバッグのポケットに収納するなど、いつもと違うことをすると鍵の場所が分からなくなります。

バッグの中を整理して鍵を探しましょう。

ライディングパンツのポケットの中

バイクのライディングパンツには、太ももにもポケットがあり、小さな荷物を入れるスペースが多いです。

奥まで入り込んでいることがあるので、ジャケットと同様に素手で探しましょう。また、おしりにもポケットがあるのでよく確認しましょう。

バイクの鍵をなくしたときの対処法①:合鍵を使って開ける

どうしてもバイクの鍵が見つからない時もあります。鍵屋さんやレッカーサービスで鍵を作るのは高額です。

合鍵を作るのではなく鍵が無い状態から新たに作るので、時間がかかる上に数万円かかることもあります。

自宅からの距離にもよりますが、バスや電車など公共交通機関をつかって合鍵を取りに帰った方が安上がりで済みます。

バイクはその場に置いていくことになるので、出来る限りの防犯対策はした方が良いです。

ヘルメットやバッグなどは、バイクに付けたままにせずに持って帰りましょう。バイクにはロックを使ったり、ハンドルロックしたりして防犯対策をしましょう。

ハンドルロックをしていなければ駐車場の端に寄せたり、壁際に駐車しておきましょう。駐車場が店の敷地であれば店員にバイクを停めて置くことを伝えておきましょう。

バイクに鍵をさしっぱなし

意外とありがちなのがバイクに鍵をつけたままにしていることです。

バイクのキーシリンダーにそのままついていたり、シート下を開けた時にそのままの状態になっていることがあります。バイクの鍵が見つからない時はバイク自体も確認しましょう。

バイクの鍵をなくしたときの対処法②:鍵屋さん・ロードサービスに依頼

探しても見つからない・自宅から遠い所にいて合鍵を取りに行けない・シートの中に閉じ込めてしまったなどお手上げ状態になった時は、鍵屋さんやロードサービスを呼んだ方が良いでしょう。

20〜30分ほどで駆けつけてくれます。

ロードサービスやバイク屋さんを呼ぶとバイクを運んでくれますが、すぐには対応が難しいことがあります。

鍵屋さんだとその場で鍵も作ってくれるので急いでいるときは鍵屋さんの方がいいかもしれませんね。

鍵屋さんが到着すると、まずシートを専用のツールで開錠してくれます。シート下に鍵を閉じ込めたことがわかっている場合は、ここで作業終了となります。

もしシートの中を確認しても鍵がなければ、鍵の作成に入ります。キーシリンダーの形を調べ、キーシリンダーの形にそって溝が彫られていない鍵を彫っていきます。

数十分すると鍵が完成します。鍵の開錠だけであれば費用は数千円で済みますが、そこから鍵も作るとなると数万円となります。

ここ数年はバイクの鍵が車の様にイモビライザー付きで、コストがかかっているものが多くなってきました。

イモビライザー付きの鍵を失くしてしまってその鍵を作るということになれば、鍵の形も通常と違うので慎重に製作します。そしてバイクのコンピューターに登録してからでないとエンジンがかかりません。

最近のバイクだと、このように鍵を作るだけでも大変なので費用は確実に数万円以上はかかってしまいます。

自分が加入している任意保険の付帯サービスでJAFを呼ぶことができたり、料金が安くなったりすることもあるので、保険のサービスも確認しておきましょう。

バイクの鍵をなくしたときの対処法③:ディーラーさんに合鍵作成を依頼

鍵をなくしてしまってロードサービスやバイク屋さんで回収してもらった時は、お店で作業をすることになります。

バイクの鍵には鍵の番号が記されています。バイクを購入した所であれば、鍵をなくしてしまっても鍵の番号が保存されているので、その鍵番号をもとに鍵を作ることができます。

バイク屋に在庫が無ければ、すぐには作ることができませんが数日で出来上がります。イモビライザー付きの鍵は鍵屋さんでも時間と料金がかかり、バイク屋でも時間と料金がかかります。

鍵の番号が保存されているので、鍵屋さんが現地で作るよりは料金が抑えられることもあります。しかし、時間は数日から数週間かかることがあります。

時間があればバイク屋さんにバイクを預け、鍵が出来上がるのを待つのが良いでしょう。

コラム:そもそも、バイクの鍵をなくさないようにするには?

バイクの鍵は他の鍵と一緒にすると、じゃらじゃらして傷が着いたりすることが多いのでバイクの鍵単体で使うライダーが多いです。

そのため、気軽にポケットに入れたり、バッグに入れたり、玄関に置いてしまったりして鍵の場所が分からなくなる可能性が高いです。鍵を見つけやすいように、無くならないように対策をしましょう。

バイクの鍵を無くさないようにする方法

鍵の置き場所を決める

自宅に帰ってくると安心感や開放感で鍵を適当なところに置いてしまうことが多くあります。

そうなると探すのにもひと苦労なので、鍵を置く場所を決めておき、毎回そこにしまうようにしましょう。

鍵に紛失防止のタグを付ける

自分の中でルールを決めても、鍵を見つけられなくなる時もあります。鍵に取り付ける紛失防止のタグをつけると鍵の場所を教えてくれます。

タグはキーホルダータイプになっていたり、シールになっている物があり、GPSで探すことができます。

スマートフォンにアプリを入れると鍵の場所をGPSで探すことができるので便利です。有効範囲やタグの電池の持ち、音で探すことができるなどの様々な機能があるので、自分に合う物を選びましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はバイクの鍵の紛失対策と、紛失した際の対処方法を紹介しました。

バイクの鍵は車と違って小さめの物があったり、キーホルダーをあまり付けずに使うことが多く、無くす可能性が高いです。

ツーリング途中であればバイクウェアのポケットやバッグのポケットで場所を決めて保管しましょう。

バイクの鍵をなくして鍵屋さんやバイク屋さんなどのレッカーサービスを呼ぶと、当日から数日で解決しますが、時間と料金がかかってしまいます。

鍵を無くさないよう自宅では鍵の置き場所を決めたり、紛失してもGPSで探すことができる紛失防止タグなどを有効に活用していきましょう。