梅雨でもバイクに乗りたい方へ!梅雨にオススメな関東のツーリングスポットをご紹介します

梅雨でもバイクに乗りたい皆さん、お元気でしょうか?
梅雨の時期は、ツーリング先選びも迷いますよね。「せっかく出かけるなら、梅雨ならではの風情も楽しみたい」と思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、梅雨の時期にオススメな関東のツーリングスポットをご紹介します!晴れ間を縫って、綺麗な景色が見られるスポットに出かけてみませんか?

オススメスポット①:明月院(神奈川県)

神奈川県北鎌倉にある明月院は「あじさい寺」として有名です。梅雨時期のシーズンになると、参道沿いに群生している約2,500株のあじさいを見ることができます。

明月院に群生している品種のほとんどは「ヒメアジサイ」と呼ばれるあじさいで、淡い水色から青みが増していく鮮やかな色彩は「明月院ブルー」と呼ばれています。見頃は6月あたりで、公式サイトで開花情報が見られますので、行かれる際はチェックしてみてください。

また、明月院はあじさい以外にも花菖蒲や四季折々の花を楽しむことができます。本堂に続く参道は豊かな自然を感じることができ、心が落ち着きます。

境内にはうさぎの置物だけでなく、本物のうさぎもいます。明月院の「月」に由来しているうさぎに関連するものを見つけるのも良いですよ。

  • 明月院
  • 所在地:神奈川県鎌倉市山之内189
  • 電話番号:0467-24-3437
  • 駐車場:無(周辺のコインパーキングを使用ください)
  • 拝観料:高校生以上500円、小中学生300円
    ※本堂後庭園を見る時はさらに500円
  • 拝観時間:9:00開門~16:00閉門
    ※6月のあじさい時期は変更の場合あり
  • 公式ホームページ:https://trip-kamakura.com/place/230.html

オススメスポット②:小田原城址公園(神奈川県)

天守閣では小田原城の紹介や美術工芸品の展示を行っており、歴史好きやお城好きな人が楽しめる公園となっています。小田原城址公園では年間を通して多くの花や植物を楽しむことができます。5月下旬~6月下旬は約10,000株の花菖蒲、約2,500株のあじさいが見頃を迎えますよ。

また、小田原城東堀の「小田原城あじさい花菖蒲園」では、花菖蒲やあじさいの開花時期に合わせて「小田原城あじさい花菖蒲まつり」が開催されます。この祭りの期間中は日没後〜20時半位までライトアップされたり出店があったりと、多くの人で賑わいます。

天守閣の開館時間も延長されるので、いつもと違った夜の幻想的な空間を体験できますよ。他にも色々な施設がありますが、「小田原城NINJA館」では戦国時代に北条氏を陰で支えたと言われる風魔忍者に関する体験ができ、小田原城の歴史に触れることができます。

  • 小田原城址公園
  • 所在地:神奈川県小田原市城内6番1号
  • 電話番号:0465-23-1373(小田原城総合管理事務所)
  • 入場時間・料金:入園自由
  • 駐車場:無(周辺のコインパーキングを使用ください)
  • 公式ホームページ:https://odawaracastle.com

オススメスポット③:磯山神社(栃木県)

「磯山神社」は創建から1,000年以上もの歴史を有するといわれる、徳川代々の将軍からも厚い待遇を受けた神社です。その歴史的価値は高く、本殿は県指定重要文化財、境内の御神木は市の天然記念物に指定されています。

この神社は栃木県屈指のあじさいのスポットとして有名です。6月下旬〜7月上旬頃になると、氏子によって植えられた28種・2,500株ほどのあじさいが咲き誇ります。

参道の杉の木とカラフルなあじさいのコントラストはぜひ写真に収めておきましょう。また、梅雨の期間には「あじさいまつり」が開催されています。開催期間中はあたりが暗くなってくると提灯がライトアップされて、幻想的な景色を楽しむことができます。

他にも、あじさいまつりの期間中のみ書き置きの御朱印をもらうことができます。(初穂料300円)

神社に進む参道を進んで階段を上ったところには手水舎があり、あじさいの花が浮かべられていてとても綺麗なので、是非見てみてくださいね。

  • 磯山神社
  • 所在地:栃木県鹿沼市磯町66
  • 電話番号:0289-75-2876
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 拝観料:無料
  • 駐車場:有、40台程
  • 公式ホームページ:http://www.tochigi-jinjacho.or.jp/?p=664

オススメスポット④:​雨音茶寮(東京都)

下町の風情が今なお残る情緒溢れるエリア「谷根千」。谷根千とは、谷中・根津・千駄木を中心とする地域を指します。

「雨音茶寮」は千駄木と根津の路地の間にひっそりと佇むカフェです。2018年にオープンし、小さな古民家を改装した隠れ家的な和カフェになっています。レトロモダンな店内は1階と2階で雰囲気が異なり、階段を上がると屋根裏部屋のようなユニークで落ちつく空間が広がっています。

店名にもあるように、緑茶や紅茶のメニューが多くあります。他にも抹茶やコーヒー、ソフトドリンクなどもあり、和菓子やスイーツ、ジェラートなどと一緒に楽しむことができます。

また、食事もすることができます。メニューは「雨音ごはん」「本日のおばんざい」「わっぱ弁当」などがあり、雨音ごはんは出汁茶漬けとおばんざいのセットとなっています。

店主は雨音が好きだそうで、雨音が良く聞こえるそうです。雨が降っている時にお店を訪れると、雨音を聞きながらゆったりとした時間を過ごせます。都内なので気軽にツーリングした時や、雨宿りをする時などにオススメですよ。

  • 雨音茶寮
  • 所在地:東京都文京区千駄木2-44-19
  • 電話番号:03-6876-8402
  • 営業時間:要確認
  • 定休日:火曜日・水曜日
  • 駐車場:要確認
  • 公式ホームページ:https://www.amanesaryo.com/

オススメスポット⑤:尾瀬(群馬県)

尾瀬は、福島県・群馬県・新潟県の3県にまたがっており、本州最大規模の高層湿原があります。童謡「夏の思い出」の歌詞にも登場する有名な場所で、見物客や登山客で賑わいます。

2007年にオオシラビソ山や山地湿原などの優れた自然環境を有する会津駒ケ岳、田代山、帝釈山の周辺地域を「国立公園区域」として編入し、新たな「尾瀬国立公園」となりました。

植物の種類や希少種の多さだけではなく、動植物やそれを取り巻く地形的、気候的環境を含む生態系そのものが、学術的にも自然の素晴らしさを教えてくれる貴重な場所となっています。

積雪の為、尾瀬を楽しめる期間は短いですが、その短い期間で凝縮された四季を感じることができます。特に梅雨の時期の水芭蕉は一見の価値ありです。雨が降ると純白の水芭蕉にきらきらの水滴が付き、とても幻想的な光景を見ることができますよ。

  • 尾瀬(尾瀬国立公園)
  • 所在地:群馬県利根郡片品村
  • 電話番号:要確認
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:無
  • 駐車場:有
    尾瀬第一駐車場 280台 1000円/1日
    尾瀬第二駐車場 250台 1000円/1日
    スノーパーク尾瀬戸倉/尾瀬高原ホテル 900台 1000円/1日
    大清水駐車場 240台 500円/1日
  • 公式ホームページ:https://www.env.go.jp/park/oze/index.html

梅雨にツーリングをするときは、雨具とスリップ対策を忘れずに!

雨天走行時の運転のポイント

梅雨の時期のツーリングでは以下の点に注意しましょう。

路面が雨で濡れているので早めのブレーキでスピードを落とすことが重要です。ブレーキが遅れると止まりきれずにぶつかってしまったり、転倒してしまったりなどの危険があります。

道路にあるマンホールの蓋や側溝のフタの上はスリップして転倒する危険があるので避けて通りましょう。どうしても避けられない時は車体の姿勢を真っ直ぐにして通過しましょう。

雨天時のバイク操作は急なハンドル操作やアクセルの操作は控え、安全にツーリングをしましょう。

梅雨の時期のツーリングの持ち物

梅雨の時期のツーリングでは、以下のような雨対策グッズを用意しましょう。

  • レインコート
  • レイングローブ
  • レインブーツ、又はカバー
  • 着替えの下着や靴下
  • 着替えを入れるビニール袋

レインコートやレインパンツ、着替えなどは常備しておきましょう。少しの雨でもバイクに乗っていると体に雨が強く当たりますし、風によってだんだん体が冷えてしまうので、疲労に繋がってしまいます。

また、レイングローブやブーツは身に着けないというライダーも多いですが、手先や足元が濡れたままだと、気持ちが悪い状態で運転することになりストレスがかかるので、そうならないように事前に対策をしましょう。

さらに、濡れた服はにおいがしたり、他の物が濡れたりすることもあるので、袋を別に用意して荷物に入れたほうがいいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。梅雨時期にはあじさいなどの植物が見頃を迎えます。雨に濡れた植物や景色はとても幻想的なので、写真に収めてみることもオススメです。

梅雨時期は晴れていても急に雨が降ってきたり、路面が濡れていたりするのでレイングッズや着替えなどを準備する対策が必要です。また、バイクの運転は急ハンドルや急アクセルを控え、バイクを傾けすぎないように運転をすることで転倒や事故を防ぎましょう。

梅雨の時期ならではの景色やお店を目指してツーリングをし、バイクライフをぜひ楽しんでくださいね!