雨、風、虫アタックが辛い……その悩み、スクリーンを装備して解決しましょう!
原付バイクで通勤・通学していると、満員電車などのわずらわしさから解放される一方で、「雨で足元が濡れる」「風が体に当たって寒い」「夏場は虫アタックが辛い」などのお悩みが湧いてくることもありますよね。
そんなお悩みを解決するのが、バイクのスクリーン(風防)!ハンドルの上に1枚板があるだけでも、快適さが違ってきますよ。
というわけで今回は、スクリーンのメリットと、選び方について解説します!
オススメの商品も紹介しますので、スクリーンを付けるかどうか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでいってください!
目次
バイクのスクリーンってどんなパーツ?付けるメリットは?
ハンドルの近く、メーターの上付近にはスクリーンが付いていることがあります。これは風防とも呼ばれていて、カスタムというよりは走りを快適にする為の装備です。スクリーンはライダーの体や頭に当たる風を防いでくれる優れモノです。
原付などのスクーターにはこのスクリーンが付いていないことが多いですが、メーカーオプションやアフターパーツのメーカーで購入して取り付けると走りが劇的に変わり、快適になります!
ここでは、バイクにスクリーンを付けるメリットを紹介します。
スクリーンを付けるメリット
雨風をしのぐことができる
スクリーンを付けない状態でバイクに乗ると、雨が降ってきた時に自分の体に直接雨が当たってしまいます。走行中は前から雨がすごい勢いで体に当たります。スクリーンがあればそれらを防ぐことができ、雨に濡れにくくなります。
雨や泥水には出来るだけ当たらない方が疲労を感じにくくなります。風の場合も同じです。走行風は速度が上がれば上がるほど強くなるので、風よけにもなるスクリーンは必須パーツと言えるでしょう。
虫などの飛来物を防ぐことができる
バイクで走行していると、虫などの飛来物が飛んでくることがあります。虫が苦手な人にとっては大変な事態ですよね。バイクから降りた時に大きな虫がジャケットやヘルメットに付いているのを発見したら絶叫してしまいます…。
カナブンやトンボなどの大きな虫や山間部を走っている時に木の実などが体に当たると結構痛いですよ。
スクリーンを付けていれば、そういったものが自分の体に当たるのを防いでくれます。
スクリーンを付けるのがオススメな人の特徴
ここではスクリーンを付けるのがオススメな人の特徴を紹介します。
バイクに乗る頻度が高い人
1年を通してバイクに多く乗る人は、スクリーンを取り付けることで快適な運転ができます。毎日バイクに乗ったり、雨の日、暑い日、寒い日もバイクに乗るなら、走行風や雨風を出来るだけ防いで疲労を感じずにバイクに乗りたいですよね。
また、通勤・通学で原付(125cc含む)に乗っている人は多いかと思いますが、これから仕事に向かうのに疲れたり、雨で着ている服が濡れてしまったりすると、その日は1日気分が落ち込んでしまいますよね。
バイクを日常の足としている人は、このようなストレスを感じないようにする為、スクリーンの取り付けをオススメします!
長時間走行する人
1回のバイクに乗る距離が長い人にも、スクリーンを付けることがオススメです。交通の流れがスムーズな所や高速道路を長く走る時は、出来るだけ風に当たらないよう走行することが重要です。
夏の暑い時期や涼しい時期はまだ良いのですが、冬に長時間走行を続けると、疲労に加えて体が冷やされてしまい、具合が悪くなることもあります。
長時間走行するうえで体調不良が起こると大変なので、そうならないようスクリーンを取り付けることをオススメします。
スマホやナビなどの電子部品を多く付けている人
最近では、スマホホルダーを使ってスマホを固定したまま走行することがあります。スマホをナビとして使ったり、ヘルメットとスマホをインカムでつないで、音楽のプレイリストを画面に表示させながら走行したことがあるライダーも多いと思います。
ナビやカープレイで使うことができるモニターなど、高価なものをハンドル周りに付ける人も増えてきました。このようなパーツに風が当たってしまうと、冷やされ過ぎてバッテリーの減りが早くなってしまったり、走行風や飛来物でスマホやナビが飛ばされてしまうことがあります。
また、電子部品は雨に濡れるとショートして使えなくなる可能性もある為、スクリーンの内側に近付けることで雨を防ぐことができます。
高価で便利なものや雨に濡らしたくないものをバイクに取り付けている人には、スクリーンは便利なアイテムです。
スクリーンの選び方のコツ!車検のあるバイクは大きさ・透明度に注意!
ここではスクリーンの選び方のコツを紹介します!
車種にあったメーカー品を選ぶ
ネットで探せば様々な種類のスクリーンが見つかります。その中には汎用品もあります。汎用品はどのバイクでも取り付けられるようにステーが付いていたりしますが、加工しなければ取り付けられないものもあります。
加工の仕方が良くなかったり、適当に取り付けたりしてしまうと強度が保たれず、走行中に外れてしまう可能性があり危険です。また、安い物だと材質が弱くすぐに傷が入ったり、変形してしまったりすることがあります。
自分のバイクに適合したメーカー品であれば強度も高く、ステーは専用品なので説明書を読めば簡単に取り付けることができますよ。
スクリーンの色・大きさで選ぶ
スクリーンは通常は無色の透明です。しかし社外品のスクリーンは、ヘルメットのシールドのようにスモークやミラーなどの色を選べるものもあります。ただしスクリーンには保安基準があり、視界にスクリーンが入るものは透過率が25%以上なければなりません。
スクリーンの形は、純正の長さを基準にしてショート、ロングとサイズがあります。
ショートにすると雨風は当たりやすくなりますが、スピードを出す時の妨げになりにくいです。
ロングにすると自分の体に風を当てずに走行することは可能ですが、その分抵抗を受けやすく、横風や突風に煽られないように注意が必要です。
スクリーンは指定部品なので、車検証に記載されている高さには影響がありませんが、純正のスクリーンが高さに含まれることも稀にあるので確認しましょう。
社外品のスクリーンにした時は、上側に緩衝材として縁にモールをつけておかなければ車検に合格することができませんので、取り付けておきましょう。
また、バイクのスクリーンの内側に直接太陽光が当たると、反射して周囲の部品を溶かしてしまうことがあるので、透明度が高いスクリーンを取り付けた時やバイクの前方を北側に向けて停車させる時は注意するようにしましょう。
オススメのスクリーンをご紹介!
旭風防ウインドシールド(原付~原付2種向け)
旭風防を作る旭精器株式会社は1955年創業以来、スクリーンのエキスパートとして歩んできているメイドインジャパンのメーカーです。旭風防は原付や原付2種のラインナップが多いのが特徴です。取り付けはミラーと共締めで簡単ですよ。
商品は車種で分かれていて、ショートとロングで選ぶことができます。ポリカーボネイトの樹脂は強度が高く、歪みが少ないのでクリアな視界を確保できます。
公式サイト:https://www.af-asahi.co.jp/index.html
デイトナ GIVI エアロダイナミックスクリーン(原付2種~向け)
デイトナが扱うGIVIはリアボックスで有名ですがスクリーンもありますよ。GIVIのスクリーンは純正よりもかなりロングスクリーンになります。原付2種〜大型バイクまでラインナップがあります。
ロングツーリングでの疲労を軽減するデザインのスクリーンでクリア、セミスモーク、スモークの3種類の色から選ぶことができます。耐衝撃アクリルのスクリーンなので強度はばっちりですよ。
公式サイト:https://www.daytona.co.jp/products/series-S00521-genre
ゼログラビティ(フルカウルスポーツバイク向け)
ゼログラビティはフルカウルのバイク向けにスクリーンを製作しています。時速300キロオーバーの極限下で鍛えられた品質を有しているので、主にフルカウル車のスポーツツーリングや高速ツーリングに最適です。
スクリーンの色や高さの種類が多いので、自分のバイクにあったスクリーンを見つけることができます。
公式サイト:http://www.acv.co.jp/zerogravity/
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はバイクに付けるスクリーンを紹介しました。
スクリーンは雨風をしのぎ、疲労感を感じさせず、飛来物を防いでくれる優れモノです。
自分のバイクに合い、車検に問題なく合格できるスクリーンの色や形をしっかりと選んで、バイクツーリングや通勤などで快適にバイクに乗れるようにしていきましょう。