低身長の味方、厚底ライディングブーツ!

低身長ライダーの味方、厚底ブーツ。色々なメーカーが厚底ブーツを作っているので、どれが良いのか迷うこともありますよね。

そこで今回は、厚底ライディングブーツを取り扱っているオススメのメーカーをご紹介します!

足つきに不安のある方は要チェック!

また、厚底ブーツは女性・低身長の方だけのものではありません。

身長が高い方でも、足つきを少し補正するだけで乗り心地がもっと良くなることもありますよ。是非、最後まで読んでいってくださいね。

オススメブーツメーカー①:WILD WING

ウィングローブは自社ブランドのブーツ「WILD WING(ワイルドウィング)」シリーズを制作、販売しているブーツメーカーです。

レース経験豊富なウィングローブの社長は、ライダー目線の安心安全、使いやすさを考えたブーツ制作を目指していて、ツーリングからタウンユースまで幅広く使用できます。

WILD WINGシリーズはショートブーツやロングブーツ、レインブーツなど様々なバリエーションのものがありますが、その中に厚底ブーツのラインナップもあります。

通常の厚底はつま先25mm、ヒール部(かかと)が50cmです。

さらに厚底の超厚底はつま先30mm、ヒール部(かかと)が55mmです。

通常がつま先13mm、ヒール部(かかと)が25mmなので違いは一目瞭然です。

厚底で足の長さに余裕が出るので、バイクにまたがった時の足つきに余裕が生まれます。

最近のバイクはシート高が高いものが多いので、安心感は重要になってきます。

また、WILD WINGのブーツはサイズ展開が多いのも魅力です。

種類によって違いますが、22.5cm〜28cmまであるので、レディース、メンズの両方ともカバーしています。

ワイルドウィングのブーツには、シフトガードや、ステップに綺麗に収まるように作られたソールライダーに特化した作りになっています。

また、サイドジップ式なので靴ひもでしっかりと締めていても横のファスナーで着脱できるので便利ですよ。

  • メーカー:WILD WING(ワイルドウィング)
  • 商品名:ウィングローブ
  • バリエーション:ショート、ロング
    ※各バリエーションに通常底、厚底、超厚底設定があり。
  • サイズ展開:22.5cm~28cm(27cmまでは0.5cm刻み)
    ※種類によっては設定がないサイズもあり。
  • カラー:ブラック、ダークブラウン、ワインレッド、クレイジーブラウン
  • 公式ホームページ:https://winglove.co.jp/shopbrand/all_items/

オススメブーツメーカー②:ROSSO STYLE LAB

J-AMBLE(ジェーアンブル)のROSSO STYLE LAB(ロッソ・スタイルラボ)はレディース向けのライディングギアを販売しているメーカーです。

ブーツの種類は複数ありますが、「ROB-202防水ライディングハイソールブーツ」はロングのレザーブーツでオールシーズンで使用可能です。

レディースに重きを置いているのでかわいいデザインとなっています。

厚底のブーツはつま先が25mm、ヒール部(かかと)が40mmになっています。

通常のブーツの1.5〜2倍くらいの高さになっているので、足つき問題の助けになります。

このブーツは靴ひもによる調整ではなく、上下にあるベルトで調整できるので、ツーリング中でもグローブを付けたまま調整ができます。

サイドにファスナーもついているので着脱が容易となります。

また、防水のブーツなので天気を気にせずにツーリングに履いていけます。

オススメブーツメーカー③:カドヤ

KADOYA(カドヤ)はレザー用品を多く制作販売しているメーカーです。

歴史も長く、レーシングライダーから一般のライダーまで多くのバイク乗りに愛されてきました。

カドヤのブーツは本革を使用した高級感のある作りになっていて長持ちするので、使うほどに自分だけの風合いがでたりして足に馴染んできます。

カドヤのブーツは数種類ありますが、その中でも厚底のものが「BLACK ANKLE-A」です。

足つき性を重視したBLACK ANKLEが、より厚底になっています。

ブーツは通常モデルよりつま先で12.5mm、ヒール部(かかと)で25mmも厚くなっています。

着脱がしやすいように後ろ側がベルトになっているリアエントリーシステムになっています。

また、ライディングブーツですが、バイクから降りた時の歩きやすさも考えて、シワを前後に入れるシャーリング加工をしています。

他にもインナーパッド、インナーチェンジパッドはライダーの走りを支えてくれるライディングブーツの要素もしっかりと備えています。

サイズはメンズとレディースで分かれていますが22.5cm〜28cmと幅広いサイズ展開となっています。

  • メーカー:KADOYA(カドヤ)
  • 商品名:BLACK ANKLE-A
  • サイズ:22.5cm~28cm(0.5cm刻み)
  • カラー:ブラックのみ
  • 公式ホームページ:https://ekadoya.com/products/4316-200-001

体験談:厚底ブーツを履くとどんな感じ?

厚底ブーツは以前はそこまで販売されていませんでしたが、近年になって通常よりもさらに高く改良した厚底のブーツが増えてきました。

厚底のブーツは足が付かないものを付くようにするのはもちろん、地面に足はつくがつま先の先の部分だけで心許ないライダーに最適です。

「厚底ブーツ」と聞くとモデルさんが履いているようなものをイメージする方は多いですが、実際に履いてみると安定感があるので、歩いていてもバランスを崩したりすることがありません。

また、バイクにまたがった時に足つきの不安がだいぶ少なくなります。

それによって低速時のバランスが難しい場面でもバイクを倒してしまうかもしれないという恐怖心から解放されます。

厚底ブーツは2〜5センチ近くのものがありますが実際に見るとこれで本当に足つきが変わるだろうかと不安になることがあります。

しかし、実際に履いてバイクにまたがった時の足の付き具合はイメージよりも良くなることが多く、どっしりと足を地面に付けることができます。

このように低身長ライダーの足つき不安問題は、足が付きそうなバイクを選んだり、バイクのローダウンを考えるよりも厚底ブーツで解決できることもあるので選択肢に入れておきましょう。

コラム:厚底ブーツは何cmまでOK?操作性も考えよう

厚底ブーツは足つきが良くなるのでバイクを選ぶ選択肢が広がります。厚底ブーツは良い事が多くありますが、バイクに乗る為の物なので、考えなければならない事も多いです。

厚底ブーツでの操作性

厚底ブーツはソールが分厚くなってしまうので、ギアチェンジやブレーキ操作に影響が出ることがあります。

通常のライディングシューズに慣れていると、ブレーキペダルの上に足を置いているつもりが踏みっぱなしになっていることがあります。

ブレーキの異常が起こりバイクの走行に支障がでる事があるのでブレーキ側は要注意です。

ギアチェンジ側はペダルの下に足先を潜らせて操作しますが、厚底になり過ぎるとこれがペダルとステップに挟まってしまうことがあります。

ブレーキ操作やシフトチェンジがスムーズに出来なくなってしまうので、どちら側もブーツに合わせてバイク側の調整をしましょう。

足先の感覚

厚底にすると、足の裏の感覚が鈍くなります。

バイクにまたがったときにつま先やかかとが、地面にしっかりと付いていることが確認できないと、転倒の恐れがあるので、厚底ブーツを検討する時は試着することをオススメします。

また、走行中はステップに土踏まずをのせて、足の裏の感覚を感じながらでないとうまくバイクに乗ることができません。

このように厚底ブーツには少しデメリットもあります。バイクで重要となるスムーズな操作、ステップや地面との感覚を感じながら運転するにはつま先30mm〜50mm位が限界です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は低身長ライダーの為の厚底ライディングブーツを紹介しました。

ブーツは比較的ソールが分厚いものが多いですが、さらに厚底のブーツを販売しているメーカーがあります。

厚底ブーツはメーカーによってつま先やかかとの高さが違います。

自分の好きなデザインと希望の高さを満たすブーツを選びましょう。

また、操作性や足つきは重要な部分なので、市販のブーツであまりにも高いものにするのではなく、バイクに特化している厚底ブーツにしましょう。

厚底ブーツにすると乗れるバイクの選択肢が多くなります。

今まで足つきに不安があるからと言って欲しいバイクを諦めてしまっていたライダーは、今回紹介したような厚底ブーツを味方につけて万全な状態で好きなバイクに乗りましょう。