バイクウェアの臭い対策!

バイクウェアが臭い!どうやって対策すればいいの!?

汗を吸ったり、排気ガスを浴びたりと、汚れやすいバイクウェア。

ツーリングから帰ってきてそのまま放置してしまうと、イヤ~な臭いがしてしまうことも……。

ですが、簡単な対策をすることで、臭いを抑えられることもあります。

皆さんも、ウェアの臭い対策に取り組んでみませんか?

今回の記事では、バイクウェアの臭い対策を3つ紹介します!

ウェアをキレイにして、快適にツーリングを楽しみましょう!

対策①:帰ったらウェアを除菌する・とりあえず干す

ツーリングから帰ってくると疲れてしまってバイクウェアをそのままにしてしまうことが多いですよね。

車とは違い、バイクの場合は、外気や排気ガスなどでウェアが汚れてしまいます。

また、夏はもちろん冬も汗をかきます。

ウェアの臭いはこのようなものを放置して発生する雑菌が原因であることが多いのできちんと対策していきましょう。

除菌スプレーを使う

ウェアが臭うのは雑菌が発生しているからです。

ツーリングから帰ってきて時間がない時や洗濯が面倒な時などは除菌スプレーをかけておきましょう。

ハンガーに干して乾燥させる

ツーリング後にはハンガーに干して乾燥させましょう。

ただ干すだけでも良いですが、除菌スプレーやアルコールスプレーをしてから乾燥させるとにおいを大幅に抑えることができるので効率的ですよ。

このようにツーリングから帰ってきてからはそのままにせずにすぐに乾かすことが重要です。

除菌スプレーをした後にハンガーに干して雑菌の増殖を抑えましょう。

それでも残ってしまうしつこい臭い対策として漂白剤を使うこともありますが、

バイクウェアの中には漂白剤が使えないものもあるので除菌をする前には洗濯表示を見てから使うようにしてください。

対策②:自分でバイクウェアを洗濯する

バイクウェアの洗濯方法が分からないライダーも多いのではないでしょうか。

しかし、バイクウェアは注意事項を守れば自宅でも洗濯ができるので、ここで紹介する洗濯方法を試してみましょう。

※バイクウェアは基本的には手洗いのものが多いので、いきなり洗濯機に入れてしまうのは止めておきましょう。

バイクウェアの洗濯表示を見る

まずは最初にバイクウェアが洗濯できるのかを確認しましょう。

洗濯表示の中には、手洗いのみや乾燥機不可など、タグ表示があるので確認しましょう。

または、購入時についている商品タグにも洗濯方法が書かれているときがあるので、確認してから処分するようにしましょう。

プロテクター類は外す

バイクウェアには肘や肩にプロテクターが付いています。

洗濯する時には邪魔になったり、型崩れをしてしまうことがあるので外しましょう。

プロテクターは外せるものが多く、大抵は内側にポケットがあり、そこから取り出すことができます。

中には外せないものもありますが、外せそうなときは外しておきましょう。

手洗いで洗濯していく

基本的に洗濯表示に従って洗っていきますが、ここではぬるま湯での手洗い洗濯を紹介します。

大きめのたらいや桶を用意しましょう。

全体を洗う前に襟や袖口、排気ガスなど頑固な汚れが付いている場所には、おしゃれ着用や固形の石鹸を使って汚れを落とします。

バイクウェアによっては特殊な素材や革を使用している場合があるので注意しましょう。

また、漂白剤を使ってしまうと色落ちをしてしまう場合があるので、事前に洗濯表示を確認するようにしてください。

洗濯が終わったら絞りたくなりますが、絞ってしまうとウェアの防水フィルムなどが破れたり、生地が伸びたりして性能が落ちてしまうので注意しましょう。

また、革のジャケットは基本的に洗濯ができません。

革ジャンは要注意

革には本革と合皮があります。

本革は生地に含まれている油でしなやかさを保っています。

水洗いをすると乾燥して表面がカサカサしてしまいます。

合皮はさらにボロボロになりやすく、揉み洗いだけで表面が落ちてしまうので止めておきましょう。

また、どちらも熱に弱く乾燥機に入れると大きく縮んだり、変形したりするので注意が必要です。

風通しがいい所で陰干し

バイクウェアを洗濯したら、表面の水気は固く絞ったタオルで拭き取りましょう。

その後は風通しがいい所で陰干しをしましょう。

日当たりが良い所でバイクウェアを干してしまうと、色落ちをしてしまうので注意しましょう。

また、ハンガーは針金のような細いものにするとジャケットが型崩れをするので、肩の部分が広くなっているものにしましょう。

対策③:クリーニング専門店に依頼する

自分では落とせない汚れや洗っても落ちない臭いがある時には、無理をせずにクリーニング店に依頼をしましょう。

バイクウェアは分厚い生地で複雑な作りをしています。

クリーニング店によっては難しく断られるところもあるので一度お店に相談をしましょう。

バイクのクリーニング専門店に依頼

通常のクリーニング店で断られた場合は、バイクウェアのクリーニング専門店に依頼すると良いでしょう。

専門店ではバイクのウェアのタイプ別の料金やオプションを用意しているので、見積もりや大まかな料金の計算もしやすいです。

モリモトクリーニング

モリモトクリーニングは大阪府で4店舗あるクリーニング専門店です。

ここでは普通の服からブランドもの、和服など様々なものがクリーニング可能ですが、バイクウェアのクリーニングも受け付けています。

メッシュや中綿(ダウン)、レザージャケットなど細かく分けて料金の設定があります。

クリーニングだけでなく撥水加工もオプションで用意しています。

ウェアだけでなくヘルメットやシューズのクリーニングも受け付けているのでオススメです。

公式ホームページ:サイトはこちら

クシタニ

クシタニは歴史あるバイクウェアメーカーです。

クシタニでもバイクウェアのクリーニングサービスがあります。

クシタニではレザーの製品からメッシュ生地などのテキスタイルウェアのクリーニングを受け付けています。

レザー用品を得意としており、レザーに精通している職人さんが丁寧にクリーニングをします。

通常よりも料金が高くなりますが社外のバイクウェアのクリーニングも可能なので相談してみましょう。

公式ホームページ:サイトはこちら

コラム:ウェアの臭い対策の鍵は、インナー選び!?

バイクウェアの臭いは落とすのに一苦労します。

バイクウェアの臭いを少しでも軽減、抑える為にインナーウェアを身につけましょう。

バイク用高機能インナーウェア

夏の暑い時期にはメッシュジャケット1枚で乗るライダーも多いですがバイク用のインナーウェアを着ると臭いを抑えることができます。

インナーウェアは日々進化しています。

吸汗速乾で汗をかいたらすぐに吸収して蒸散させます。

そうすることでジャケットに汗が付きにくくなります。

汗が乾くのを待つよりも早く体の熱を下げることができるので、真夏の暑い時期でもインナーウェアを着た方が効率がいいですよ。

最近では着るだけで冷たく感じる繊維を使った接触冷感機能が備わったものもあるのでおすすめです。

消臭機能もある

インナーの種類によっては消臭機能が備わっているものがあります。

汗を吸収するのはもちろんですが、乾燥した後の嫌な臭いを抑えてくれるので、バイクウェアに影響が少なくなります。

このようにインナーウェアには汗を素早く吸収して乾かしてくれたり、その後の臭いを抑えてくれる高機能のものが多くあります。

インナーウェアは日々進化していて、最近では専用の冷却水をインナーに送水して走行風で冷やすものまであります。

地肌に直接着て汗や皮脂汚れを付けるのではなく、バイク用の高機能インナーウェアを着用してバイクウェアを守りましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はバイクウェアの臭い対策について紹介しました。

バイクウェアは走行中に汗をかいたり、排気ガスやオイルがかかったりして汚れてしまいます。

そのうえ普通の服と比べて洗濯がしにくく、ついついおろそかな管理になってしまい、嫌な臭いがしてくることがあります。

バイクウェアも洗濯が可能です。

洗濯表示をみてみると手洗いや乾燥機不可、陰干しなど注意事項が多いので、慎重に洗いましょう。

また、自分で洗うのが難しい、面倒だと感じた場合は専門クリーニング店に出してきれいにリフレッシュしてもらいましょう。

吸汗速乾などの機能があるインナーウェアを着用したり、

走行後は除菌スプレー、定期的なクリーニングでにおいを予防、抑えたりして高価なバイクウェアを快適な状態にキープしていきましょう。