スーツでバイク通勤は危ない?

手軽な通勤方法として人気なバイク通勤。皆さんはどんな服装でバイク通勤をされていますか?

そこで気になるのが、通勤中の服装です。「そもそもスーツでも大丈夫?」「スーツのまま通勤できたら楽なのにな」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は、スーツでバイク通勤するリスクを解説した上で、安全にバイク通勤するためのアイテムをご紹介します!

スーツでバイク通勤するリスク・デメリット

通勤の度にしっかりしたバイクウェアを着るのは正直なところ面倒ですよね。

できればスーツのまま通勤したいと思うところですが、スーツでのバイク通勤は多少の問題を伴います。

ここではスーツでバイク通勤をするリスクやデメリットを紹介します。

転倒時に身を守るものがない

スーツは手頃なものから高価なものまでさまざまなものがありますが、どれも薄い生地で作られています。

そのため、スーツのまま転倒したり、無理な動きをしたりすると破れてしまうことがあります。

また、プロテクターが付いていないスーツでは体を守るものがなく、大怪我に繋がる可能性があります。

スーツに臭いがついてしまう

スーツでバイクに乗るとスーツに臭いが簡単についてしまいます。

排気ガスやガソリン、オイルの臭いなどが周りの人でも分かるくらいついてしまいます。

営業や接客業など臭いに気を配らなければならない方は特に気を遣わなければなりません。

革靴やスーツが傷む

シフトチェンジが必要なバイクでは、足の甲や裏を使うことで革靴が傷ついてしまい、ボロボロになってしまいます。

革靴に傷がついてしまうと見た目の印象が悪くなってしまいます。

また、スーツ自体も走行風によってシワが入ってしまいますし、風の勢いが強いと破れてしまうこともあります。

このように、スーツでの通勤は様々なデメリットがあります。これらのデメリットを避けられるように最低限の装備を整えなければなりません。

しかし、スーツは毎日着ないといけないものなので、かさばると大変ですよね。

そこで、バイク通勤にオススメの着脱しやすいバイクウェアを以下で紹介します。

バイク通勤にオススメなバイクウェア・プロテクターはコチラ!

ここではバイク通勤にオススメのバイクウェア・プロテクターを紹介します。

KOMINE(コミネ)JKS-600プロテクターコミュータースーツ

KOMINE(コミネ)JKS-600プロテクターコミュータースーツはリーズナブルな価格で防水・防寒の上下セットです。

普段着の上から着ることができるので、通勤・通学・配達など様々な場面で役に立ちます。

肩・肘・膝にはCE規格のプロテクターが装備されています。

CE規格とは、EU加盟国の基準を満たす商品につけられる基準適合マークのことです。

また、別売りになりますが一体型の胸部プロテクターをつけることができます。

乗車姿勢を取りやすい立体パターンを採用しているので楽に運転できますよ。

肩や背中、パンツ裾には夜間時に視認性を高めてくれるリフレクターがついているので、バイクで走行していても目立ちやすいです。

  • KOMINE(コミネ)JKS-600 プロテクターコミュータースーツ
  • カラー:ブラック、ダークグレー
  • サイズ:S、M、L、XL、2XL、3XL、4XL、5XLB
  • 価格:税込20,790円
  • 公式ホームページ:こちら

KOMINE(コミネ)SK-816 フレックスチェストプロテクター

KOMINE(コミネ)SK-816チェストプロテクターはジャケットの中に装着しやすい形状になっています。

SK-800チェストプロテクターベースにSK-689 インナーチェストガードSFを取り付けたものになっています。

スリムなデザインで普段のジャケットをそのまま着ることができ、伸縮ベルトによってプロテクターがずれにくく、安定して装着ができます。

  • KOMINE(コミネ)SK-816 フレックスチェストプロテクター
  • カラー:ブラック
  • サイズ:フリーサイズ
  • 価格:税込4,070円
  • 公式ホームページ:こちら

DAYTONA(デイトナ) HBG-110 カウレザープロテクターグローブ

DAYTONA(デイトナ)HBG-110 カウレザープロテクターグローブは、しっとりとして柔らかい牛革のライディンググローブです。

フィット感が良く、オールシーズンで使えますよ。

人差し指の先はタッチパネル対応になっています。人差し指の側面までタッチパネルに対応しているため、ストレスなくスマートフォンやナビなどを使うことができます。

手の甲についているハードナックルプロテクターは手を握ったときに突っ張りが少ないフローティング構造になっています。

  • DAYTONA(デイトナ)HBG-110 カウレザープロテクターグローブ
  • カラー:ブラック、イエロー、ブラウン
  • サイズ:S、M、L、XL
  • 価格:税込4,840円
  • 公式ホームページ:こちら

RS TAICHI(アールエスタイチ)TRV080 ステルスCE(LV2)ニーガード

RS TAICHI(アールエスタイチ)のTRV080 ステルスCE(LV2)ニーガードは膝のプロテクターを求めている人にピッタリです。

デニムパンツ等の着用時にもにも使用できるインナータイプのプロテクターです。

世界最高水準の衝撃吸収力を誇るCE規格レベル2のプロテクターが内蔵されています。

  • RS TAICHI(アールエスタイチ)TRV080 ステルスCE(LV2)ニーガード
  • カラー:ブラックイエロー
  • サイズ:M、L
  • 価格:税込5,940円
  • 公式ホームページ:https://www.ec.rs-taichi.com/trv080.html

バイク通勤の注意点は?事故を防止・危険を回避するにはどうすればいい?

都内の二輪の死亡事故のうち、4割近くは通勤中の事故によるものです。

バイク事故というとツーリング中のイメージがあるかと思いますが、実は通勤中の事故の方が多いです。

通勤中のバイクの運転には気をつけなければなりません。

ここでは通勤中のバイク事故を防ぐための運転の仕方を紹介します。

すり抜けをしない

「すり抜け」とは車の間を走ることですが、法律で直接的に規制しているものはありません。

しかし、「追い越し運転」や「割り込み等違反」などの罰則に当たる可能性があります。

法律的にアウトかセーフかを気にするライダーは多いですが、それ以前に、すり抜け運転には危険が潜んでいることを理解しましょう。

例えば、バイクで車の横を通り過ぎる時にミラーやハンドルが車のミラーやボディにあたったり、タクシーのドアが急に開いたり、歩行者が飛び出してきて接触したりするということなどです。

バイクのすり抜けは、車側からしたらいきなり死角からバイクが出て来るので恐怖を感じます。

また、すり抜け中に車が交差点を曲がった場合、そこに巻き込まれてしまうこともあります。

余計なトラブルにならないよう、すり抜けはしないようにしましょう。

直進する時には対向車の右折に注意する

直進バイクと対向の右折車との右直事故は度々ニュースになります。

直進のバイクは右折車からは非常に見えづらいです。直進が優先なのでバイクはスピードを出しているため、衝突などの大きな事故になりかねません。

右折車に早めに気付いてもらえるように、交差点に進入する時だけハイビームにしたり車線内の真ん中を走行したりして、自分の存在を知らせましょう。

また、交差点では「侵入しようとしている右直車がいるかもしれない」と確認し身を守る運転を心がけましょう。

出会い頭の事故に注意

通勤ではついつい先を急ぎがちです。

狭い道や見通しが悪い交差点に中途半端に停止したり、止まらずに侵入したりすると、出会い頭に事故を起こしてしまいます。

また、事故は起こらずとも警察に一時不停止で点数を引かれたりすることもあります。

狭い道や見通しが悪い所の交差点はしっかりと停止して、左右の確認をしましょう。

時間にゆとりを持つ

通勤時間帯では特に車もバイクも全ての人が急いでいる場合が多いです。

その中ですり抜けをしたり、無理な運転をすると事故に遭う可能性が高まります。

自宅を早めに出るようにし、時間と心に余裕をもって安全運転を心がけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は安全なバイク通勤の方法について紹介しました。

バイク通勤の際は、バイク用ウェアではなくスーツなどでバイクに乗る方が多く、プロクテターなどがない薄着になりがちです。

通勤中の事故はツーリング中よりも多いのが実情です。

安全のため、ヘルメットだけでなく、胸や膝、肘などにプロテクターを付けましょう。

そして何より、時間にゆとりをもって安全にバイク通勤をしてくださいね。