ツーリング中、ズボンの裾が上がる!対策はないの!?

ツーリング中、ニーグリップするたびに上がってくるズボンの裾。

足首も寒くなりますし、ちょっと気になってしまうポイントです。

かといって、丈の長いズボンに買い替えるのもハードルが高いですよね。

皆さんとしては、ズボンは変えずになんとかしたいところではないでしょうか?

そこで今回は、ツーリング中のズボンの裾上がり対策を紹介します!

百均のアイテムでできる対策もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

対策①:帽子留めのゴム・パンツクリップで対策する

まずは、帽子留めのクリップやパンツクリップを使う対策方法を紹介します。

百均などで売っている帽子留めのクリップ、パンツクリップを付ける

帽子止めのゴムやパンツクリップは百均などで売っています。

帽子が飛ばないようにするためや、パンツや靴下などがずり落ちないようにするために、ゴムや紐の両側にクリップが付いている商品です。

帽子留めのクリップやパンツクリップは本来の用途とはかけ離れていますが、これをズボンの裾の部分に挟むと便利ですよ。

取り付け方法

取り付け方法は簡単です。

まずは、ズボンの裾に片方のクリップを挟みます。

次に、足の裏にゴムを周します。

足の裏に周したら、最後にズボンの裾に挟みます。

ブーツからズボンを出すスタイルにするならば、ブーツを履いたうえで土踏まず部分からゴムを周してクリップで固定します。

ズボンをブーツに入れるスタイルの時には、ブーツを履く前に靴下の裏を通します。

バイク用のブーツの中には、レーシングブーツなどかなりきつめに作られているものがあります。

そうなると、ブーツの中にクリップがあると違和感があったり、足の裏に食い込んだりするので注意しましょう。

対策②:クリップでライディングブーツの紐にズボンの裾を固定する

次に紹介するのもクリップで裾を固定する方法ですが、これも同じように安価でできるので試してみましょう。

名札ホルダーのクリップやダブルクリップを付ける

先ほどのパンツクリップなどとは違い、文房具のダブルクリップや名札などで使うクリップで、ズボンの裾上がりを防ぐことができます。

ダブルクリップはスーパーやコンビニなどの文房具コーナーなど、どこでも購入することができます。

名札ホルダーも文房具コーナーに売っていることが多いですよ。

先ほど紹介したように、百均でも売られているのでどちらも簡単に試すことができます。

取り付け方法

ダブルクリップは、靴ひもとズボンの裾を挟んで固定します。

もしくは、ベロ部分の紐通しにダブルクリップを固定する方法もあります。

この方法は、ダブルクリップの1つを分解し紐通しに取り付け、クリップに取り付けて紐とズボンを挟みます。

名札ホルダーのクリップを使う際も、同じ方法で固定できます。

ズボンの裾と紐を固定する際に、クリップだけでは長さが足りないことがあります。

そのような時には、百均などで調達できる結束バンドを使用しましょう。

この2つのクリップは挟む力が弱いので、ズボンが短すぎると外れやすくなってしまいます。

その為、多少長さに余裕があるズボンを履く際にオススメです。

対策③:裾バンド・平ゴムで固定して、裾をロールアップして隠す

バンドやゴムで裾を固定して、ずり上がるのを防ぐ方法もあります。

ここでは、ズボンを裾バンドや平ゴムで固定する方法を紹介します。

裾ゴム・平バンドで裾を固定する

裾バンドやゴムでズボンの裾を絞る方法は、日常生活やファッションで使う場面が多いです。

ジーンズなどのズボンを裾ゴムで固定し、折り返すことでゴムが見えることなく固定できます。

バイクでもこの方法をつかうと、ゴムが見えず見栄え良く固定できますよ。

裾ゴムや平バンドは、ホームセンターやスポーツ用品店、百均でも売られていることが多いです。

取り付け方法

裾バンドは足首の上くらいまで、ズボンの上から取り付けます。

その後、ロールアップさせて折り目をつけます。

最後は裾バンドの幅だけ折り返して形を整えましょう。

裾バンドの取り付け位置は基本的には足首上くらいまでですが、ズボンやブーツの長さ、バランスを考えて自分の好きな位置で固定しましょう。

対策④:丈の短い足首ウォーマーをズボンの上からつける

今まで紹介してきたものは、どれも比較的簡単に入手できて試しやすい方法ですが、セッティングが面倒だったり、時間がかかったりして大変なこともあります。

見た目はさておき、簡単に着脱ができるものが良いという場合は、足首のウォーマーやサポーターがオススメですよ。

足首ウォーマーやサポーターを裾の上から巻いて固定する

足首のウォーマーは、冬の足元を暖めるものとして使います。

レッグウォーマーはふくらはぎから足首までの長いものが主流ですが、足首付近のみを暖めてくれるものもあります。

足首ウォーマーは、ズボンの上から履いて使用します。

サポーターは、スポーツや仕事をするときに使うもので、こちらもズボンの上から巻いて使用します。

どちらも見た目は不格好ですが、とりあえずの対策になります。

取り付け方法

足首ウォーマーはフリーサイズが多いですが、場合によってはサイズがあるので、自分の足首付近の太さを計測しておきましょう。

取り付け方法は、ズボンの上からウォーマーを履き、整えるだけで簡単です。

サポーターは手首や足首にまくようなサポーターです。

スポーツ用品店やホームセンターなどで売られています。

バイク用品メーカーも販売しているものがありますよ。

こちらも、ズボンの上から巻いて使います。

自由な強さで巻くことができますが、強く巻き過ぎて血行が悪くなったり、シフト操作やブレーキ操作に支障をきたさないようにしましょう。

コラム:バイク用のズボンの裾の長さって、どれぐらいが適切なの?

ここまでズボンの裾のずり上がりの対策方法を紹介しました。

ズボンの裾はバイクに乗っているとどうしてもずり上がってきます。

バイク用のズボンの選び方はそれぞれありますが、ここでは裾の長さについて紹介します。

バイク用のズボンは基本的に長めにする

バイクのシートにまたがると、体を動かすたびに裾が上がってきてしまいます。

足首まで丸見えになってしまうと、汚れがついてしまったり、熱気や寒さを直接うけてしまいます。

信号待ちや停車をするたびにズボンの裾を伸ばして元通りにしている人も多いのではないでしょうか。

バイク用のズボンを選ぶ際は、裾が長めのものを選ぶのがオススメです。

靴を履いていない時に、裾を踏んでしまう位の長さが目安です。

裾を踏むくらいの状態でブーツを履くと少しダボ付く感じになりますが、バイクにまたがって膝を曲げた状態だとちょうど良い長さになります。

またがる時の格好でズボンの長さをみる

真っ直ぐ立った状態でズボンのサイズ合わせや裾上げの長さを見ることが多いですが、オススメはバイクにまたがる姿勢でズボンの長さを見ることです。

実際にバイクにまたがることはできませんが、中腰になって膝を何回かまげて屈伸をするとズボンがずり上がってきます。

この状態で裾の長さを見てみると分かりやすいですよ。

裾上げは慎重に検討する

レザーパンツや一部バイク用パンツは裾上げ加工ができます。

パンツメーカーの中には新品購入時には安価、もしくは無料で裾上げをしてくれるところもあります。

靴を履いていない状態でピッタリと長さを揃えてしまうと、バイクに乗った時にずり上がり過ぎてしまいます。

裾上げをするときには長めにとるか、裾上げをせずに一度そのままの状態でバイクにまたがって裾の長さを確認してみることをオススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はツーリング中のズボンの裾上がりの対策方法について紹介しました。

バイクにまたがっていると、だんだんズボンがずり上がってきて靴下や足首が見えてしまうことがあり、寒さや熱気に困ったり、見た目が不格好になりますよね。

裾のずり上がりを防ぐために、クリップや裾バンド、サポーターなどを使ってみましょう。

パンツの長さを長めに取ることも重要です。

バイクにまたがった時にずり上がる裾の長さを考慮して、ブーツやシューズを履いた時に少しダボっとなるようにするのが良いですよ。

裾のずり上がりを対策して、快適にツーリングに出かけられるように準備しておきしましょう。