憧れのバイクガレージは、物置で作れる!?
自分専用のバイクガレージは、バイク乗りの憧れですよね。
いつかは家の敷地に、自分のガレージを作ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな憧れのバイクガレージですが……実は、物置で作ることができるんです!しかも、設置するための工事もいりません!
そこで今回は、物置をバイクガレージにするメリットと、バイクガレージとしても使える物置をご紹介します!
物置をバイクガレージにするメリット
バイクは大きいので物置をバイクガレージとして使っても違和感がありません。
ここでは物置をバイクガレージとして使うメリットを紹介します。
メリット①:雨風からバイクを守ることができる
物置はちょっとした建物のような感じなので、バイクカバーやテント型のバイクガレージとは違って強度が高く、中に入れるバイクを安全に保管することができます。
バイクカバーやテント型のバイクガレージは、バイクが雨でぬれたり、湿気でサビが出来てしまったりすることもあります。
バイクガレージではそのような外的要因からバイクを守れるので、バイクを綺麗に保つことができます。
また、バイクカバーを付け外しする面倒も無くなります。
メリット②:床付きタイプは工事後にすぐ使うことができる
物置には地面に直接設置するタイプと、床付きタイプの物置があります。
地面に直接設置する土間タイプの物置は床がない分安いですが、地面と物置を繋ぐアンカーを打ったり、地面の状況に応じてよりしっかりとした基礎を作ることもあるので、工事費用や時間がかかります。
床付きタイプは地面の状況によりますが、基本的には下にコンクリートブロックを置き、その上に物置を設置するのでガレージが完成した日からすぐに使うことができます。
メリット③:物置内でメンテナンスができる
物置の空きスペースで、バイクのメンテナンスが出来ます。
雨が降っていてもバイクのカスタムやメンテナンスをすることができるので、ガレージライフを満喫できますよ。
物置は密閉度が高いので、夏は中がサウナのような暑さになることがあります。
中で作業をするときには、入り口を開けたままにしたり、窓があれば換気するようにしましょう。
メリット④:バイク関係のものを収納できる
テント型のバイクガレージは簡易的なものなので、中にバイクで使うケミカル類や工具を置いておくことは、いたずらや安全上の理由でオススメできません。
バイクガレージにするとシャッターに鍵をかけることもできるので、バイクジャケットやヘルメットなどのバイク関係のものを保管することが出来ます。
バイクガレージにオススメな物置はこれだ!
ここではバイクガレージにオススメな物置を紹介します。
デイトナガレージ
デイトナは1972年に創業したバイク用品メーカーです。数多くのバイク用品を販売していますが、デイトナ独自のガレージも展開されています。
「デイトナガレージ」はサイズやグレードで価格が変わるので、ガレージを置く場所やバイクの種類、台数によって自由にサイズを決めることができます。
また、盗難防止の鍵やフロアマット、収納棚が標準装備されています。デイトナガレージにはベーシックとベーシックライトがあります。
ベーシックは盗難抑止力が高いシャッター錠とシャッターガードが付いています。
シャッターが上まで全て開き入り口を広く取ることができるので、大型バイクを入れる時や、狭い場所にガレージを設置する時に有効です。
ベーシックライトはスライド扉になっています。シャッターよりも開閉音が静かです。
バイクは中型サイズ1台で充分、というライダーにオススメです。
どちらも購入オプションで照明や換気扇、窓などを追加できるので、自分好みのガレージに仕上げることができます。
デイトナガレージは用品店で契約すると、工事込みの金額なので、工事日を決めると後はすべて業者が施工してくれます。
ちなみにデイトナガレージはイナバ製ですが、それをバイク用に特化したアレンジを施した状態でデイトナが販売しています。
公式ホームページ:サイトはこちら
ヨドコウ エルモシャッター
ヨドコウは昭和10年に創業しました。
鉄鋼板や金属屋根、グレーチング、その他金属部品に特化しているメーカーです。ヨドコウは物置も販売しています。
「ヨドコウ エルモシャッター」はシャッターでの開閉なので、バイクを出し入れしやすくなっています。
シャッターの鍵にはピッキング防止に有効なディンプルキーを採用しているので、バイクや収納物をいたずらや盗難から守ることができます。
室内空間は広く、バイクを数台入れることができ、メンテナンスや本格的な分解整備までできるスペースを確保することができます。
床の耐荷重は1平方メートル当たり600kgなので重量級のバイクでも安心してサイドスタンドをかけることができます。
小型のリフトを置くこともできますが、一点集中しないように厚い板を敷いて圧力を分散しましょう。
公式ホームページ:サイトはこちら
自宅にバイクガレージ用の物置を設置するには?DIYで組み立てられる?
バイクガレージのメリット、オススメのガレージを紹介しましたが、ここでは自宅にバイクガレージ用の物置を実際に設置する方法やDIYでの注意点について紹介します。
設置する地面の確認
バイクガレージ用に物置を設置する時には、地面の状態を確認しましょう。
床付きタイプの物置は、下にコンクリートを基礎代わりとしておきますが、その地面が平行かどうかを事前に確認しましょう。
メーカーにもよりますが、雨水や水分を流す為の傾斜角度(水勾配)が1~2パーセントまでを限度にしていることがあります。
DIYで作業をするときにそれ以上の傾斜があれば業者に相談しましょう。
また、地面が土で柔らかくなっているとガレージをそのまま置いた時に転倒してしまう可能性があります。
そのため、重機で地面を固めたり、平行にする作業をしなければならない場合もあるので注意しましょう。
床がないタイプの物置は地面に直接置いて固定します。
地面がコンクリート打ちになっていても排水性が悪く、浸水してしまうことがあるので確認しましょう。
ガレージの大きさにはゆとりを持つ
ガレージにバイクを1台しか入れないからといってギリギリの大きさにするとバイクの出し入れが大変になります。
周りにもバイク用品を収納したり、メンテナンスをすることができるように、余裕を持った大きさにしましょう。
入り口付近のスペースの確認
ガレージの位置を決めるのに、バイクを押すスペースも確認しましょう。
バイクが押しにくくなる狭いスペースになったり、切り返しが多くなったりせずに、バイクを真っ直ぐに出し入れできるような置き場所を選定しましょう。
直射日光が当たりにくい北側がおすすめ
ガレージに直射日光が当たると、中が高温となり、バイクや収納物に悪影響が出る可能性があります。
北側にガレージを設置すると夏の強い日差しが当たりにくくなるのでオススメです。
汚水蓋や水道の元栓などを避ける
汚水蓋や水道の元栓などは定期的に点検や清掃作業をすることがあります。
その上にガレージを設置すると、万が一の時にふたを開けることができなくなるので避けるように設置しましょう。
物置をバイクガレージにするとどんな感じ?ガレージの写真を大公開!
実際に物置をバイクガレージにするとどのような感じになるのか、バイクガレージの写真を公開します。
写真はニリーンが貸し出している月極ガレージですべてのガレージが連結されている状態です。これを単独にすると、ガレージを置くイメージができます。
サイズは写真のサイズでホンダのPCXやハーレーのファットボーイまで入れることができます。
ニリーンでは全国の月極のバイクガレージをバイクガレージを紹介しています。
ガレージによってはコンセントが付いていたり、セキュリティが万全だったりするので興味を持った人はぜひニリーンのバイクガレージ特集をご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はバイクガレージについて紹介しました。
バイクガレージはなんとなく、大規模な工事が必要だったり、基礎までしっかりと作りそうで敷居が高そうなイメージがあると思います。
しかし、各メーカーが出している物置をバイクガレージとして使うことで、工事の必要がなく、その日からつかうことができます。
今回紹介した物置をバイクガレージとして使うメリットや設置の為のポイントを理解して、憧れのバイクガレージライフを始めていきましょう。