バイクにレーダー探知機(オービス発見器)は必要?ロングツーリングをするなら便利?
旅気分が満載の遠くの土地へのロングツーリング。
ロングツーリングで土地勘のないところへ行ったとき、「この辺りってどこが危ない場所なのか分からなくて怖い……」と感じることはありませんか?
そんなときは、レーダー探知機の取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。
レーダー探知機を取り付けておけば、交通事故が多発している場所に近づいたとき、警告を発信してくれますので、知らない土地でも安心して運転できるようになりますよ。
そこで今回は、バイクにレーダー探知機を取り付けるメリットについて解説します!レーダー探知機・オービス発見器の取り付けを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!
レーダー探知機(オービス発見器)ってどんなアイテム?
レーダー探知機はオービスの場所など取り締まりポイントを教えてくれるものです。
ここではレーダー探知機がどのようなものかを紹介します。
レーダー探知機の役割
レーダー探知機はオービスなどの速度取り締まり装置から出ているレーダーを察知すると、警告音やランプで知らせてくれる装置です。
レーダー探知機はスピード違反にならないようにうまくその場を切り抜けるのではなく、取り締まり装置を事前に察知してライダーに安全運転を促していくものです。
レーダー探知機の種類
レーダー波やレーザー波を受信してライダーに知らせてくれるものが多いです。
他にもさまざまな機能が付いています。PS機能が付いているものもあるので、過去の取り締まりポイントを教えてくれます。
また、警告音やランプで取り締まりポイントを教えてくれるだけでなく、ディスプレイ付きで地図とともにポイントを表示してくれる優れものもあります。
取り締まりポイントだけでなく、事故多発地点も教えてくれるので、交通事故を事前に防ぐことができます。
このようにレーダー探知機は取り締まりポイントだけでなく、GPSを使ってスピード違反をしやすいポイントや事故多発地点を知らせてくれ、カーナビのような機能で使うことができます。
レーダー探知機を取り付けるメリットって?
ここでは、レーダー探知機を取り付けるメリットを紹介します。
スピード違反を防ぐことができる
レーダーを取り付ける一番のメリットは、スピード違反を防げるという点です。
バイクは車よりも気軽に乗ることができますが、小排気量のものでも早いスピードで走ることができてしまいます。
そのため、気持ちよく走っていたら、スピードを超過してしまっていることが多いです。
レーダー探知機が電波を察知することで、ライダーが我に返り、スピード違反を未然に防いで走行できます。
イヤホンやBluetoothで警報を聞くことができる
レーダーには車用とバイク用のものがあります。車用のレーダー探知機はスピーカーから案内や警報の音声を聞き取ることができますが、バイクで走行中は、ヘルメットをしているので聞こえにくくなります。
バイク用のレーダー探知機はスピーカーから音を出すこともできますが、イヤホンの差し込み口やBluetoothでインカムとつなぐことができます。
そのため、風切り音やエンジン音が激しかったり、フルフェイスで外の環境音が聞こえなかったりしても、重要な情報や警告を聞き逃さずに安心してツーリングができます。
グローブをしたまま操作ができる
バイクに乗るときにはグローブをしていることが多いです。
バイク用のレーダー探知機はグローブを取り外さずタッチ操作することができるものがあります。
走行前にわざわざグローブを外して操作する必要がないので、ストレスフリーでレーダー探知機を使うことができます。
レーダー探知以外の機能もある
画面がついているレーダー探知機では、レーダーをキャッチした場所や気を付けるポイントを画面に表示してくれます。
ナビ機能が備わっているものもあり、スマホでナビを使う必要がなくなります。
高価なスマホをホルダーにマウントしていると、落としたり振動でカメラが壊れてしまう可能性がありますが、そういった可能性を減らすことができます。
その他にも、エンジンオイルの温度や水温、気温を教えてくれるものがあります。
レーダー探知機の選び方は?どんなタイプを選べばいい?
レーダー探知機はさまざまな種類があります。
ここではレーダー探知機の選び方を紹介します。
目的にあったレーダー探知機を選ぶ
レーダー探知機は商品によって使える機能が変わります。
レーダー式オービスやネズミ捕りなどを検知するときにはXバンド(周波数10.525GHz)に対応しているものが有効です。
取り締まりを防ぐ場合は350.1GHzに対応しているものがおすすめです。
GPS搭載のものは地中に埋められている速度違反装置や速度規制エリアの検知が可能です。
このように目的別にレーダー探知機を選ぶことで、スピード違反などの違反を未然に防ぐことができます。
防水のものを選ぶ
バイクはツーリング時に雨に降られてしまうことがあります。
バイク用のレーダー探知機は防水になっているものがあります。
防水モデルに、IPX4と7の2種類があります。
IPX4は水しぶきを防げるものですが、水面下1メートルで30分間水没しても内部に浸水しないIPX7のものがオススメです。
インカムとBluetoothで繋げるものを選ぶ
バイク用のレーダー探知機にはBluetoothを搭載しているものがあります。
車用や汎用のものにはスピーカーがついていますが、Bluetoothがついていないものもあり、走行中は風切り音やエンジン音で聞こえにくいです。
ヘルメットにつけているインカムとレーダー探知機をつなぐことで、速度違反や警報を聞き逃さずにツーリングができます。
オススメのバイク用レーダー探知機・オービス発見器はコチラ!
ここでは、オススメのバイク用のレーダー探知機・オービス発見器を紹介します。
ユピテル Z320B バイク専用レーダー探知機
オススメポイント
バイク専用なので、グローブをしたままでもタッチ操作が可能です。
アラームのLEDはハイパワーで警報を知らせてくれます。
防水性能はIPX7なので、雨中のツーリングでも使うことができます。
幅広い設置角度や信号に対応できるように、感度の良い2つのアンテナを搭載しています。
内蔵メモリーに搭載されているGPSデータのポイントに近づくと、オービスやループコイルシステムなど、52種類を識別して教えてくれます。
データは定期的に更新されていて、無料で更新できるので長く使うことができます。
ユピテルとは
ユピテルは主にカー用品を製作・販売しているメーカーです。
レーダー探知機のほかにドライブレコーダーやセキュリティ用品のラインナップがあります。
優れた無線通信技術により、バイクや車の運転手が快適に利用できるような製品を作り続けています。
- 商品名:ユピテル Z320B バイク専用レーダー探知機
- 画面:フルカラーMVA液晶
- 防水性能:IPX7
- 重量:195グラム
- 価格:オープン(ユピテル販売店で購入)
- 公式ホームページ:サイトはこちら
コムテック BKR912 バイク用レーダー
オススメポイント
ステーは脱着式なのでバイクと車に使用できます。バイクでの走行中には飛び石や埃が飛んできます。
レーダーを傷から守るためにプロテクションラバーが付属しています。
イヤホンが付属しているので、バイク走行時は本体に挿して警報を聞くことができます。
オービスやNシステム、レーダーや無線警報など、さまざまな警報を受け取ることができます。
コムテックについて
愛知県にあるコムテックは自動車関連の用品を製作、販売しています。
ドライブレコーダーをはじめ、レーダー探知機、GPSレシーバー、アルコール検知器など、運転手に役立つものを多く生産しています。
自動車メーカー向けOEM製品で培った最高の品質とサービスを提供しています。
- 商品名:コムテック BKR912 バイク用レーダー
- 画面:無し
- 重量:80グラム
- 価格:オープン
- 公式ホームページ:サイトはこちら
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はバイク用のレーダー探知機について紹介しました。
レーダー探知機は車用だけでなく、バイク用のものもあります。
バイク用は防水性能が高いものが多く、ツーリングや泊まりがけのロングツーリング中に雨が降っても安心です。
レーダー探知機はスピード違反などの取り締まりポイントを警報や画面に表示し、ランプで知らせてくれるので、事前に違反の抑制を図り、安全運転ができます。
レーダー機能以外にもナビを表示させたり、音楽を再生したり、Bluetoothでクリアな警報を聞くことができます。
初めての場所へのツーリングでは違反ポイントが分からないことがありますが、レーダー探知機のおかげで安心してツーリングをすることができます。
このように今回紹介したレーダー探知機の種類や使用場面を理解し、自分にレーダー探知機が必要かどうか検討してみましょう。