バイク趣味を始めるために必要な、二輪免許。
免許取得に挑戦するのは、いつでもドキドキとワクワクに満ちているものです。

しかし!教習所から送られてきた案内の紙を読んで

「『ヘルメットとバイク用の靴を持ってきて』と書いてあるけど、どんなものを選んだらいいのか分からない」

と感じた方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、筆者が教習所に通うのに必要なものを揃えたときの経験から

・必要なものを買ったときに気づいたポイント
・実際に買ったもの&買ったものの感想

をお伝えします!

「これから教習所に通うんだけど、必要なものってどう買えばいいんだろう……」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでいってください!

バイク教習に必要なものを購入するときのポイント

筆者がバイク教習に必要なもの(ヘルメット、グローブ、バイクシューズ)を購入してみて気づいたポイントは、次の3点でした。

①実際にバイク用品店に行って選んだ方が良い
②アイテム選びは店員さんにお任せすると楽
③お店が空いているときに行くと選びやすい

ここからは一つずつ、ポイントを解説していきますね。

ポイント①:実際にバイク用品店に行って選ぶ

バイク用品は、Amazonや楽天市場などの通販でも買えますが……

通販サイトのイメージ画像やサイズデータでは、自分にフィットするかいまいちイメージしづらい!

「合わなかったら返品OK」と書いてあっても、筆者は一度買ったものを返品するのは気が引ける性格なので、通販での購入は断念することに。

一方、バイク用品店に行けば実物を見れるので、サイズ感が把握しやすく、納得のいく買い物をすることができました!

バイク用品店なら、試着もできますしね。
特にヘルメットとバイク用のブーツは、試着しないまま買うことに不安を感じていたので、実際に着用してみて「大丈夫そう!」と思えたのは大きなメリットでした。

また、筆者は「バイク用のシューズって、どんな種類があるんだろう……」ぐらいの知識レベルだったので、並べられている商品を見ているだけでもかなり勉強になりましたね。

「そもそも教習に必要なヘルメットとかバイクシューズって、どんなものがあるの?」という方は、一度バイク用品店に行って、商品を見てみるのも良いのではないでしょうか。

加えて、お店に行ったのが9月の頭だったのもあり、夏用ウェアのセールが行われていました。

(商品によっては、30%以上の割引がされているものもあり、「こんなに安くていいのか!?」と驚きました)

こうしたセール・キャンペーンは、実店舗に行かなければ分からないものも多いので、やはり実際に足を運ぶのが良いのではないかと思います。

ポイント②:アイテム選びは店員さんにお任せする

バイク用品を買ったことがない方は、素直に店員さんに

「教習所に通うつもりなので、必要なものを買いたいです」

と伝えるのが、一番楽で確実です。

……なぜこんなことを書いているかというと、筆者は最初自分でヘルメット売り場を見て、頭に合うヘルメットを探していたのですが、なかなか見つからなかったんですよね。

ですが、店員さんに「すみません、合うヘルメットがなくて……」と相談したら、一瞬でピッタリのヘルメットを見つけてくださいました。

そのスピード感たるや、「『どのヘルメットなら自分に合うのかな?』と一人で悩んでいた30分は何だったんだ……」と思ったほどです。

※店員さんに頭の大きさを計ってもらったところ、筆者の頭はレディースのフリーサイズヘルメットには小さすぎるようでした……。

自分の感覚(「Sサイズでいいだろう」等)と、実際に合うアイテムのズレをなくすためにも、店員さんにオススメの商品を聞いた方が良いのではないかと思います。

他に悩んでいたグローブも、バイク用シューズも、店員さんに相談しながら探したら、すぐに自分に合うものが見つかりました。

ピッタリなウェアを見つけてくださった上に、簡単なお手入れの知識まで伝授していただいたので、もう筆者は2り〇かんの店員さんに足を向けて寝られません。

分からないことは、やはり詳しい方に聞くのが一番!
皆さんが教習所用のアイテムを購入される際は、ぜひ勇気を出して、店員さんに声をかけてみてくださいね。

ポイント③:お店が空いているときに行く

ここまで「店員さんにウェアを選んでいただくことの良さ」を力説してきましたが……

筆者が丁寧な対応をしていただけたのは、その日お店が空いていたからというのもあると思います(コソッ)。

というのも、筆者が買い物に行った日はあいにくの大雨で、店内に他のお客さんがほとんどいなかったんですよね。

※バイク用品店に来るようなバイク乗りの方は、基本的に「雨の日は運転したくない」と思っています。

ですので、バイク用品店に行くなら天気の悪い日に行くと、他のお客さんが少なく、落ち着いて買い物ができる……かもしれません。

筆者のように、本格的なバイク用品を買うのが初めてで

「店員さんに相談しながら買い物がしたい」
「初めてだから、自分のペースで商品が見たい」

と考えている方は、バイク用品店が空いている

・雨の日
・平日の夜

を狙って行くと、満足のいくお買い物がしやすいと思います。

ここまで「バイク教習に必要なものを購入するときのポイント」について解説してきましたが、いかがでしょうか。

次の見出しでは、買った商品の紹介と、使ってみた感想についてお伝えします。

実際に買った商品の紹介&使ってみた感想

筆者がお店に行って買ったのは、次の3つでした。

ヘルメット:TNK工業 クッキーキッズ
グローブ:コミネ GK-247 アドベンチャーメッシュグローブ
靴:ワイルドウイング スワローブーツ 厚底

筆者の体格は、「身長155cm・やせ型・女性」といった感じなので、今から書く商品のレビューが、身長・体形の近い方の参考になれば幸いです。

買ったもの①:TNK工業 ヘルメット クッキーキッズ

頭が小さく、レディースのフリーサイズヘルメットがうまくハマらなかった筆者に、店員さんがオススメしてくださったのが、こちらのキッズ用ヘルメットでした。

 

最初は「キッズ用!?」と思いましたが、被ってみると感想は一変!

ベルトの長さを調節した上で被ってみると、他のヘルメットとは違い、頭を上下左右に動かしてもほとんどズレませんでした。

バイク事故の死因の1位が頭部への衝撃(ヘルメットの脱落)と知っていればこそ、頭に合うヘルメットを購入したいと考えていましたので、こちらの商品を勧めてくださった店員さんには感謝ですね。

(店員さん曰く、「意外とキッズ用ヘルメットを買っていかれる方も多いです」とのことでした。
皆さんもヘルメットを購入される際には、自分の頭に合ったものを選んでくださいね。)

また、重さも1.5kgと、標準的な重さなので、そこまで極端に「重い!」とは感じませんでした。

惜しむらくは、ベンチレーション(通気口)がないところでしょうか。

「汚れが目立たなさそうだから」という理由で黒にしましたが、黒色だと日光で温まりやすく、中が蒸れそうなので、その辺りも考えて買えば良かったですね。

蒸れに関しては、インナーキャップをつけたり、内装を洗ったりして対策しようと思います。

買ったもの②:コミネ GK-247 アドベンチャーメッシュグローブ XS

こちらも店員さんのオススメで試着してみたものです。

はめてみると、あまりにも筆者の手にシンデレラフィットしすぎていたので、すぐに購入することを決めました。

手の甲にプロテクターが入っていますが、ソフトタイプのものなので、指の付け根の骨と当たって痛いということはなかったですね。

その上、親指と人指し指に滑り止めが貼ってあって、グローブをしたままスマホを操作することができるようになっており、なかなか便利です。

※グローブをしたままスマホを操作してみた動画。
人差し指での操作は少しコツが要りそうですが、親指でのタップ・スクロールは問題なくできました。

筆者はキーボード入力民なので、文字入力に手間取りましたが(……)、フリック入力に慣れている方なら十分操作できると思います。

また、このグローブをはめたまま次の動作をやってみましたが、どれも問題なく行えました。

・ペットボトルのキャップを開ける
・ズボンのボタンを外してジッパーを下ろす
・財布からカードとお札を出す

小銭を出すのにもトライしてみましたが、こちらは若干厳しかったですね。まあこれは全グローブ共通の悩みなので仕方ありません。

意外だったのは、プラスチックのクレジットカードが出しやすかったところでしょうか。

スマホタッチ用の滑り止めのおかげで、親指を当ててスライドするようにして出すと、スムーズに取り出せました。

ツーリング中、よくコンビニで買い物をしたり、ペットボトルの飲み物を買う方にオススメできる商品だと思います。

買ったもの③:ワイルドウイング スワローブーツ 厚底

「いかにも『バイクシューズ』というものよりも、普段使いできそうな靴が良いです」

と店員さんにお伝えして選んでいただいたのが、ワイルドウイングのスワローブーツでした。

左足にシフトガードがついている以外は、至って普通の本革ブーツですね。
これなら普段履いているジーンズにも馴染みやすく、オシャレしてお出かけしたいときにも役立ちそうです!

履いてみた感想としては、「厚底なのに軽いな」という印象でした。

馴らすためにしばらく通勤するときに履いていたのですが、自宅から駅までダッシュをかましても問題ないぐらい軽かったです。

厚底ということもあり、もっとずっしりくる感じを予想していたので、この軽さは嬉しい誤算でした。

ブーツ全体が本革でできているので、履き始めの2~3日は固さを感じましたが……

店員さんの「履く前に革用のクリームを塗ると、すぐ柔らかくなりますよ」というアドバイスを実行していたおかげで、5日もすればすぐに馴染んでくれました。

※使用した革用クリームはコロンブスのレザークリスタル。普通の本革用のクリームで問題ありませんでした。

見た目良し、履き心地良しと、教習所に通うために買ったものの中でも、特にお気に入りの一品になりましたね。

欠点としては、やはり蒸れるところでしょうか。
これはスワローブーツに限らず、革製ブーツの宿命的なものなので、いかんともしがたいところではあります。

が、お気に入りの靴がクサくなるのも、それはそれで悲しい。

というわけで、筆者はダイソーの珪藻土入りインソールを入れております。

ダイソーの珪藻土入りインソールは、「こんないいアイテムが100円でいいのか?」と思うぐらい、足元の湿気を吸ってブーツの中を快適にしてくれます。

筆者はこれを3組買って、毎日衣類用洗剤で手洗いして入れ替えていますが、そのおかげか今のところブーツがクサくなる兆しは出てきていません。

足の汗が気になる方、ブーツの中の蒸れを解決したい方は、ぜひダイソーの珪藻土インソールも一緒に使ってみてください。

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まとめ

今回の記事では、バイク教習に必要なものを購入するときのポイントの解説と、筆者が実際に買ったもののレビューを書いてみましたが、いかがでしょうか。

この記事が新たに教習所に通う方の助けになれば幸いです。