PCXのバッテリー交換って自分でできる?やり方が分かれば大丈夫!
バイクに乗っていると、ときどき必要になるバッテリー交換。
「バイク屋さんに依頼すると費用が高いから自力でやってみたいが、自分にできるのだろうか……」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
ですが、ご安心ください。やり方さえ分かれば、自分でバッテリー交換することもできます。
そこで今回は、PCXシリーズのバッテリー交換手順と交換後のバッテリー処分方法を詳しく解説します。
自分でバッテリー交換に挑戦してみたい方は、乗っている車種のところだけでも、ぜひしっかり読んでいってくださいね。
目次
PCX125のバッテリー交換のやり方
ここではPCX125のバッテリー交換方法について紹介します。
取扱説明書を読む
PCX125の取扱説明書には保管方法や操作方法、メーターの表示の種類など、多岐にわたる情報が掲載されています。
その中には点検項目もあり、バッテリー交換のページもあるので、そのページの手順に従って点検・交換していきましょう。
適合するバッテリー
PCXシリーズのバッテリーは2種類に分かれています。
初期型(2010年〜2014年式)はYTZ7S、2型(2015年〜現行)はYTZ8Vというバッテリーが採用されています。
いずれもメンテナンスフリーバッテリーなので、車や旧式のバイクのようにバッテリー液を補充する必要はありません。
バッテリー容量が低くなっている場合は交換、もしくは補充電で対応しましょう。
交換方法①:シート下前方のフタを外す
PCXシリーズのバッテリーはシート下にあります。
初期型(JF28)〜2型(JF56)までは鍵を使って開けますが、3型(JF81)以降はスマートキーを使ってシートを開ける仕様です。
シート下前方のカバーはツメを下げて外しましょう。
交換方法②:バンドを外してバッテリーを取り外す
まずはバッテリーを固定しているバンドを外します。
その後はマイナス端子、プラス端子の順で外し、バッテリーを取り外しましょう。
プラス端子から外すとショートや火花の原因になるので、必ずマイナス端子から外してください。
交換方法③:新しいバッテリーのサイズを確認する
バッテリーを外したら、新しく交換するバッテリーのサイズが適合しているか確認します。
古いバッテリーと新しいバッテリーを並べて、サイズに差がないかチェックしましょう。
サイズが合わないと無理に押し込むことになり破損につながる可能性があります。
交換方法④:バッテリーを取り付ける
バッテリーを取り付ける際は、外したときの逆手順でプラス端子、マイナス端子の順で装着します。
金属部分に触れてショートしないように注意しながら進めてください。
バッテリーを奥に入れていくときに、周辺のカプラーやヒューズボックスを巻き込まないように気をつけましょう。
取り付け後はバンドとカバーを元に戻して完了です。
交換方法⑤:エンジンをかけて電装品の確認、設定
バッテリー交換が終わったらエンジンを始動して、ヘッドライト・ウィンカー・テールランプ・ブレーキランプなど電気系統の点灯を確認しましょう。
また、交換作業によって時計がリセットされる場合があるので、必要に応じて再設定してください。
PCX150のバッテリー交換のやり方
ここではPCX150のバッテリー交換について紹介します。
基本的にはPCX125と同様ですが、一部異なる点があるため注意してください。
適合するバッテリー
PCX150のバッテリーも2種類あります。2012年〜2013年式ではYTZ7S、2014年5月〜現行モデルではYTZ8Vが適合します。
いずれもメンテナンスフリーバッテリーのため、2〜3年ほどで交換時期を迎えるのが一般的です。
バッテリー液を足すタイプではないので、容量が低下してきたら充電、もしくは交換を検討しましょう。
交換方法①バッテリーカバーを外す
PCX125と同じくPCX150もシート下前方にバッテリーがありますが、バッテリーカバーはクリップで固定されているため、破損しないよう慎重に取り外しましょう。
交換方法②:バッテリーを外す
固定バンドを外し、マイナス端子、プラス端子の順番で外してからバッテリーを手前に引き出します。
交換方法③:バッテリーのサイズを確認して取り付ける
古いバッテリーと新しいバッテリーを並べ、種類・サイズを比較してから交換作業に移りましょう。
バッテリーを装着する際はプラス端子、マイナス端子の順に取り付けます。
周囲のカプラーやヒューズボックスが邪魔になることがあるため、必要に応じて所定の位置から外しておき、最後に元通りに戻します。
交換方法④:電気周りの確認、時計合わせ
バッテリー交換が完了したらエンジンを始動し、ライト類やウィンカーなどに異常がないか確認します。
時計もリセットされるので、合わせて設定しておきましょう。
PCX160のバッテリー交換のやり方
ここではPCX160のバッテリー交換方法を紹介します。こちらのバイクも基本的にはPCX125と同様の手順です。
適合するバッテリー
PCX160は2021年に発売され、現行モデルとして展開されています。適合バッテリーはYTZ8Vです。
PCX125やPCX150も同様ですが、スマートキーを採用しているモデルはバッテリー消費が比較的早い傾向にあります。
バッテリーが弱くなるとエンジンがかかりにくい状態になることがあるので、2〜3年を目安に交換を検討してください。
短距離走行を繰り返す方はさらに寿命が早まるケースもあるため注意しましょう。
交換方法①:カバーを開けてバッテリー端子を外す
他のPCXと同様にシート下前方のカバーをツメで外すとバッテリーにアクセスできます。
固定バンドを取り外し、端子はプラス端子から外すとショートする恐れがあるので、必ずマイナス端子から外してください。
バッテリーを引き抜くときはカプラー類が引っ張られないように気をつけましょう。
交換方法②:新しいバッテリーの種類を確認して取り付ける
古いバッテリーと新しいバッテリーを並べて、種類や大きさが合っているか確かめます。
新しいバッテリーを取り付けるときは、周囲のカプラーやヒューズボックスを挟み込まないように注意して装着しましょう。
交換方法③:電気周りの確認、時計合わせ
バッテリー交換が終わったらエンジンをかけてライト類やウィンカーに問題がないか確認します。
時計がリセットされるので、必要に応じて再設定してください。
交換した後のバッテリーの処分方法
ここでは、交換した後のバッテリーの処分方法について紹介します。
バッテリーを購入した店に処分してもらう
バッテリーを販売している店舗では、廃棄バッテリーを処分してくれる場合が多いです。
ただし、ほとんどの場合は、その店でバッテリーを購入した方に限られます。
購入時に古いバッテリーを持参してサイズを確認してもらい、代わりに廃棄をお願いするのがスムーズでしょう。
産業廃棄物処理施設や廃品回収業者に依頼する
産業廃棄物処理施設や廃品回収業者に依頼する方法もあります。
自宅周辺に廃品回収業者が巡回していれば、引き取ってもらえることが多いでしょう。
無料回収をうたっているのに有料を請求されるなど、不審な場合は避けてください。
施設によっては処分料がかかったり、鉛の買い取りで多少のお金がもらえることもあります。
ガソリンスタンドに依頼する
フルサービスのガソリンスタンドなどでは、廃棄バッテリーを回収してくれるところがあります。
セルフ式やスタッフが少ない店舗では、対応していない場合が多いので、事前に確認しましょう。
ホームセンターに依頼する
ホームセンターによってはバイク用や車用のバッテリーを取り扱っており、不要になったバッテリーを回収してくれるところもあります。
店によって対応が異なるため、確認が必要です。
バイク用品店に回収してもらう
バイク用品店ではバッテリーを無料で回収しているところも多く、店で購入していない場合でも引き取ってくれるお店があります。
念のため事前に問い合わせておくと安心です。
このように処分方法はいくつもありますが、すべての店舗や施設が回収に対応しているわけではありません。
廃棄バッテリーの処分を考えている場合は、事前にお店や施設へ相談することをオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はPCX125・PCX150・PCX160のバッテリー交換方法と処分方法を紹介しました。
通勤・通学などに便利なPCXも、長く乗っているとバッテリー交換が必要になることがあります。
バッテリー交換くらいは自分で行いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、排気量ごとに異なるPCXのバッテリー交換手順を参考にして、愛車のメンテナンスに活かしてみてくださいね。