バイクのツールバッグ、どれにすればいい?

車載工具を入れておくためのツールバッグ。

外に装着するものですから、見た目にもこだわりたいところです。

しかし、「ツールバッグは種類が多すぎて、いったいどれがオススメなの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は、オシャレなものから機能的なものまで、オススメのツールバッグを5つご紹介します!

レザーやミリタリー風のデザインのものもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

オススメツールバッグ①:ヘンリービギンズ ツールバッグ DHS-7

オススメポイント

デイトナヘンリービギンズのツールバッグのDHS-7は、収納スペースが限られがちなハーレーやアメリカンバイク向けに設計された実用的なラウンド型ツールバッグです。

書類や車載工具などの必需品をコンパクトに収納できる優れものです。

外観は高級感あふれる黒いレザー仕様なので、車種を選ばずに馴染みます。

使い勝手にも配慮されており、ツールバッグの開閉はワンタッチ金具になっているので、簡単に物の出し入れができます。

バイクへの固定は堅牢なベルト式を採用し、走行中の振動や揺れにも安定して対応します。

さらに注目すべきなのは、取付穴が縦・横に開いているのでハンドルバーやハンドルステム、ダウンチューブやフレームなど、様々な箇所に取り付けることができる汎用性の高さです。

また、別売りのツールバッグ取り付けキットを使えば、デイトナのバックレストにもスマートに取り付けることができます。

デイトナについて

静岡県に拠点を構えるデイトナは、1972年の創業以来、半世紀にわたってバイク用品業界をリードしてきた老舗メーカーです。

創業当初から、「バイク文化の創造」という理念を掲げ、常に革新的な製品開発にチャレンジし続けています。

独自の企画力、開発力を武器に、世界のバイクライダーのニーズを捉えた製品づくりを実践してきたことで、国境を越えて愛されるグローバルブランドとしての地位を確立しています。

ヘンリービギンズはデイトナが企画・製造するブランドで、ツーリングバッグやウェアなどのラインナップがあります。

  • 商品名:ヘンリービギンズ ツールバッグ DHS-7
  • サイズ:高さ105×横幅250×奥行75mm
  • カラー:ブラック
  • 素材:合皮
  • 最大積載重量:1.5kg
  • 価格:税込6,820円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

オススメツールバッグ②:デグナー ミリタリーテイストテキスタイルツールバッグ NB-181

オススメポイント

デグナー製のこのツールバッグは、ナイロン系の素材でできており、ブラックとカーキの2色展開で本格的なミリタリールックを実現しています。

外観は、ベルト止め風でワンタッチの金具でクラシカルな雰囲気を保ちつつ、スムーズに開閉を行うことができます。

メインフラップを開けると、その内側にはファスナー式の開口部が現れます。

このファスナーは、大型の引き手が付いた両開きタイプとなっており、ライディンググローブを装着したままでも扱いやすい設計です。

取り付け方法も考慮されており、バッグ裏面には縦横両方向に配置された取付穴が用意されています。

そのため、ステムの周辺やフレームなど、様々な場所に取り付け可能です。

収納容量は3.5リットルと見た目以上の大容量設計で、必須の車載工具や財布だけでなく、グローブやスマホ、鍵などのツーリング必需品を余裕を持って収納できる実用性も兼ね備えています。

デグナーについて

京都に本社を置くデグナーはレザー用品の開発・販売をしている老舗バイク用品メーカーです。

デグナーの「革は直して使うもの」という理念は、現在展開されているジャケットやパンツ、バイカーズウォレットなどの幅広い商品たちに受け継がれています。

創業当時から一貫して守り続けてきたこの持続可能なものづくりのポリシーを原動力に、お客様に愛用してもらうことを目指しているメーカーです。

  • 商品名:デグナー ミリタリーテイストテキスタイルツールバッグ
  • サイズ:縦14.5×横30×厚み13.5cm
  • カラー:カーキ、ブラック
  • 素材:PVC(合成皮革)、ポリエステル
  • 容量:3.5L
  • 価格:税込9,900円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

オススメツールバッグ③:ラフ&ロード HBツールボックス RA1027BK

オススメポイント

ラフ&ロードのHBツールボックスは、耐久性の高いコットンとレザーを組み合わせた、クラシカルな雰囲気漂うレトロデザインが魅力です。

このバッグは袋状になっているので、収納する物の多さや大きさに柔軟に対応することができます。

取り付け部はベルトになっていますが、特筆すべきは13か所もの取付穴が配置されている点です。

荷物の量が増えても、穴位置を最適に選べる優れた柔軟性を持っています。

取付位置を決めた後の日常使用においては、ワンタッチ金具による迅速な着脱が可能なので、頻繁なアクセスが必要な場合でもストレスフリーです。

開口部は十分な幅を確保した設計で、グローブ装着時でも物の出し入れがスムーズにできる構造になっており、丸めてベルトで固定する方法になっています。

展開カラーはブラックとカーキの2色です。

どちらもヴィンテージ感あふれる風合いが特徴的で、ハーレーやアメリカンに取り付けるのにピッタリです。

ラフ&ロードについて

ラフ&ロードは1982年に横浜で創業しました。

創業以来40年以上にわたり、ライダーの切実な声に耳を傾け、国産メーカーならではの緻密な品質管理と革新的なアイデアを融合させた、数々のオリジナルバイク用品を世に送り出してきました。

製品の継続的な改良と進化を追求する姿勢が、幅広いライダー層からの厚い信頼と支持を獲得し、日本を代表するバイクギアブランドとしての地位を確立しています。

使いやすさ、安全性、快適性を追求し、素材や製法にこだわって機能的でタフな商品を作り続けています。

  • 商品名:ラフ&ロード HBツールボックスRA1027
  • サイズ:横幅28.5×奥行12×高さ14cm(最大時)
  • カラー:ブラック、コットンカーキ
  • 容量:3.2L
  • 価格:税込7,260円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

オススメツールバッグ④:アンブート ツールバッグ AB-TOOL01-RE

オススメポイント

アンブートが展開するこのツールバッグシリーズは、スタンダードなブラックに加え、視認性の高いイエローや印象的なレッドなど、バイクアクセサリーとしては珍しい豊富なカラーバリエーションが特徴です。

コンパクトな筒状フォルムは主張しすぎず、過度にスポーティーでも可愛らしすぎでもない絶妙なデザインバランスとなっています。

男女問わずあらゆるライダー層や、バイクにも自然に馴染むでしょう。

開閉機構は一般的なベルト式やスナップボタンではなく、ランドセルでもおなじみのひねり金具です。

レトロな雰囲気と確実な操作性を両立しています。

内容物の安全性にも配慮されており、2重構造のフタが大切な荷物の落下を防ぎます。

内側のフタはファスナーとマグネットボタンで留められる構造です。

このツールバッグは、同じアンブートブランドが展開するリヤボックスシリーズなど他の製品とのデザイン統一性も考慮されています。

そのため、他のアイテムと組み合わせて気軽にコーディネートができるのが嬉しいポイントです。

また、汎用性の高い取り付け構造も魅力で、縦・横にベルトを通せる設計により好きなところへ固定できます。

なお、このツールバッグ特有の美しいカラーリングを長く保つためには、長時間の雨ざらしや強い直射日光を避けることを推奨します。

鮮やかな色合いのモデルは特に、過酷な環境下では徐々に色褪せる可能性があるため、使用後は屋内での保管が望ましいでしょう。

大久保製作所について

「アンブート」ブランドを展開する大久保製作所は、兵庫県に拠点を構える自転車・バイク用品の総合メーカーです。

大久保製作所は、常に新しい商品開発に取り組み、商品を通じて社会に貢献する開発型企業であり続けています。

「アンブート」は大久保製作所が手掛ける主力ブランドの一つで、実用性とデザイン性を高次元で融合させた製品ラインナップにより、若年層からベテランライダーまで幅広い支持を獲得しています。

  • 商品名:アンブート ツールバッグ AB-TOOL01‐RE
  • サイズ:高さ135×横幅305×奥行135mm
  • カラー:ブラック、カーキ、アイボリー、イエロー、レッド、ライトブルー、ブラウン
    他にも限定カラーあり(ネイビー、グレー、ダークアッシュ)
  • 素材:PVCレザー/ポリエステル
  • 容量:約2.3L(1.5kg以上の積載は禁止)
  • 価格:税込8,690円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

オススメツールバッグ⑤:KEMIMOTO ツールバッグ

オススメポイント

KEMIMOTOのツールバッグはシックな黒のレザーの外観で、あらゆるジャンルのバイクに違和感なく調和します。

同クラスの他製品と比較してコンパクトなプロポーションを採用しているため、車体の美観を損なわず、走行の妨げにならない絶妙な場所への設置が可能です。

小さめに見える外観からは想像できない収納効率を実現しており、想像以上の収納力を備えています。

実用性を高める工夫として、開閉部分にはライディンググローブを装着したままでも操作しやすいワンタッチバックルを採用しています。

素材には耐久性に優れたPUレザーが使われており、紫外線による劣化や雨水の浸入、日常的な摩擦に強い特性があります。

そのため、メンテナンスの手間が少なく長期間にわたって美しい状態を保つことができるのが嬉しいポイントです。

取り付けには、ベルトとマジックテープを選ぶことができるので、ハンドルバー、フレーム、リヤフェンダーやシート後部など様々な箇所に最適な方法で取り付けることができます。

KEMIMOTOについて

KEMIMOTOは2007年に設立されたバイク用品メーカーです。

その製品展開は日本国内市場にとどまらず、北米のアメリカ・カナダから欧州のドイツ、イギリスに至るまで、世界20か国以上に及ぶグローバルネットワークを構築しています。

最高水準のカスタマーサービスを提供することを理念として掲げており、世界中のライダーからのフィードバックを製品に活かしながら、高品質な製品を次々と市場に送り出しているメーカーです。

  • 商品名:KEMIMOTO ツールバッグ
  • サイズ:長さ300×幅85×高さ125mm
  • カラー:ブラックのみ
  • 素材:PUレザー
  • 容量:約3L
  • 価格:税込3,950円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はバイク用のツールバッグのオススメ商品をご紹介しました。

必須の車載工具はもちろん、財布やスマートフォン、グローブなどの日常的な小物を収納するのに最適なアイテムがツールバッグです。

ハーレーやアメリカンタイプのバイクではシート下の荷物入れがないことが多く必需品ですが、最近はどのバイクでも荷物収納スペースが減少傾向にあります。

こうした状況でツールバッグの需要は高まる一方ですが、市場には多種多様な製品が溢れており、どれを選べば良いか迷ってしまうライダーも少なくありません。

今回ご紹介したオススメのツールバッグを参考にして、種類や機能が多すぎるツールバッグの中から、自分のバイクスタイルやデザインの好みにマッチしたものを選びましょう。