バイク初心者の女性向けのバイクってどんなバイク?探すのが大変……

バイクの免許を取得された女性の皆さん、おめでとうございます!

きっとこれから相棒となるバイクを探すぞ!とワクワクしてますよね!

しかし、バイクは車種が豊富すぎて「どれが乗りやすいの?」と迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、バイク初心者の女性向けに、免許取りたてでも乗りやすい車種を5つご紹介します!

足つきのいい車種もありますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

オススメ車種①:ホンダ レブル250

オススメポイント①:足つきが良い

レブル250のシート高は690mmと低く設定されています。

近年のバイクはシート高が高い傾向にあり、スポーツタイプやネイキッド、原付二種など様々なジャンルで700mmを超え、シート幅が広く足つき性が悪化しているケースが多く見られます。

そんな中で、レブル250は690mmという低いシート高と適度なシート幅により、原付50cc並みかそれ以下のシート高を実現しており、小柄な方や女性でも非常に安心できる足つき性を体感できます。

オススメポイント②:車重が軽い

レブル250の車重は170kg台で、他の車種と比べても軽量です。

この軽い車重により男性はもちろん、女性でも安心して扱うことができます。

軽量な車体は駐車時や狭い道、自宅駐車場での取り回しを格段に楽にしてくれます。

さらに、運転中も低速でのバランスが取りやすく、万が一エンストしてしまった場合でも、状況が悪くない限り十分に支えることが可能です。

オススメポイント③:運転性能が良い

レブル250は排気量が250ccのため走行性能に不安を感じるかもしれません。

しかし、単気筒エンジンは低回転域から力強いトルクを発生するため、ストップ&ゴーが頻繁な街乗りでも快適に運転できます。

前後タイヤは幅広で厚みがあるため、走行中に高い安定感を感じやすいのもポイントです。

このタイヤ特性によりコーナリングも扱いやすく、アメリカン・クルーザータイプの中では非常に運転しやすいバイクといえるでしょう。

オススメ車種②:ヤマハ トリッカー

オススメポイント①:車重が軽い

ヤマハ トリッカーはオフロードタイプの250ccバイクです。

レブル250と同じ排気量でありながら、トリッカーは車重127kgと大幅に軽量化されています。

同じエンジンを搭載するセローよりも約6kg軽いため、日常の取り回しがしやすいのが利点です。

オススメポイント②:クイックな動きでスムーズに運転できる

トリッカーはセローと比較して様々な点が変更されています。

燃料タンクはセローより少ない7Lで、短いホイールベースによりクイックな動きを実現し、軽快な運転感覚を味わえます。

ハンドルの切れ角も大きく設定されているため、低速での切り返しやUターンが容易で、街乗りが中心の使い方でも扱いやすくなっています。

ホイールサイズもセローのフロント21インチ・リヤ18インチに対し、トリッカーはフロント19インチ・リヤ16インチと小径化されており、車高がやや低めに設定されているのも特徴です。

オススメポイント③:シート高は数字よりも低く感じる

シート高は810mmと数字上は高く感じられます。

しかし実際にまたがると、サスペンションの沈み込みにより体感的には低く感じられます。

さらにシート幅が狭く、角が削られた形状のため足が真っ直ぐに下ろせて、意外にも跨りやすい設計となっています。

このように、トリッカーは非常に乗りやすく、セローと比較してもかなり扱いやすいバイクといえます。

燃料タンク容量が7L、5速ギアという仕様のため高速道路でのロングツーリングには不向きですが、一般道や街乗りを中心としたツーリングスタイルの方にはオススメのバイクです。

オススメ車種③:カワサキ Ninja250

オススメポイント①:気軽にスポーツバイクに乗れる

Ninja250はフルカウルスポーツバイクです。

250ccクラスでは数少ないスポーツバイクのため、スポーツバイクに憧れる方にはぴったりの選択肢といえます。

フルカウル装備で前傾姿勢がきつそうに見えますが、実際にはセパレートハンドルが高めに設定されており、思ったより乗りやすい仕上がりです。

ニンジャシリーズは、特徴的なカウルデザインで人気が高く、一目でそのバイクだと判別できるような存在感を持った車種です。

乗っていて、優越感に浸りながら走行することができるようなバイクかもしれません。

オススメポイント②:シート高は795mmでも足つきがいい

Ninja250のシート高は795mm(2023年式)となっています。

数値だけ見ると比較的高く、小柄な方や女性には厳しそうに感じられるはずです。

しかし、実際はシート形状がスリムに設計されているため、足を真下に伸ばすことができます。

シート高の数値以上に良好な足つき性を実現しており、小柄な方や女性でも足つきが安定するため、停止時や低速走行時の不安を大幅に軽減してくれます。

オススメポイント③:車両重量が軽い、快適な運転ができる

Ninja250は、スポーツバイクらしく運動性能に優れているのが特徴です。

走行時は、フルカウルが走行風を効果的に後方へ流すため、高速道路での巡航やロングツーリングでも体への風圧が軽減され、疲労を抑えて運転できます。

また、走行中はもちろん車両重量166kgという軽量性により取り回しが非常に楽で、自宅や駐車場での移動も行いやすいでしょう。

小さなリアシートは取り外し可能で、その下にはETC設置用のスペースが確保されています。

ETCをシート下にすっきりと収納できるため、フルカウルスポーツバイクの美しい外観を損なうことなく快適装備を活用できるのも魅力です。

オススメポイント④:ニーグリップしやすい形状

Ninja250のタンクは細めにデザインされており、ニーグリップがしやすくなっています。

容量は14Lとしっかり確保されている上に、燃費も30km/L前後と優秀です。

そのため、スリムなタンクでありながら長距離ツーリングにも十分対応できるでしょう。

ニーグリップがしやすいことで、コーナリング時にバイクとの一体感を感じやすく、低速走行でも安定した姿勢をキープできるため、運転がずっと楽になります。

オススメ車種④:カワサキ エストレヤ

オススメポイント①:跨りやすいシート高さ

エストレヤのシート高は735mmに設定されており、非常に跨りやすい高さです。

小柄な方や女性でも安心できる足つき性を実現しているため、停車時や低速走行時の不安を大幅に軽減してくれます。

シートはタンデムシートまで続くダブルシート仕様となっており、ゆったりとした座り心地が大きな魅力です。

オススメポイント②:クラシックなデザイン

エストレヤはネイキッドタイプですが、スタイルは昔ながらのクラシックスタイルです。

1960〜1970年代のようなデザインは、現代のバイクの中では他に類を見ない個性的なデザインとなっています。

フェンダーはグレードによってメッキ仕様となっており、樹脂製パーツとは一線を画す高級感ある質感を演出しています。

エンジンスタイルも秀逸で、直立したシリンダーにフィンが刻まれ、クランクケースカバーやマフラーのデザインには美しい印象を抱くはずです。

また、エストレヤにはキャブレター車とインジェクションがありますが、インジェクションでもクラシカルなデザインは継承されているのが嬉しいポイントです。

オススメポイント③:ニーグリップしやすく、乗りやすい

エストレヤのタンク後部は丸みを帯びた形状で、ニーグリップが非常にしやすくなっています。

そのため、ツーリング時には車体を安定させて走行することができます。

250ccエンジンのため高速道路の走行も可能ですが、ミッションのギア比の設定上、時速100〜110kmで走ると振動が気になってくるかもしれません。

それ以下のスピードで走ると快適なため、一般道や街乗りが中心の、トコトコしたツーリングには最適なバイクだと言えます。

オススメ車種⑤:ホンダ CB400 SUPER FOUR

オススメポイント①:余裕のあるパワー

CB400は250ccよりも排気量が大きく、さらに4気筒エンジンによる豊富なパワーで余裕な走りを実現できます。

街乗りから高速道路まで、あらゆるシーンで快適な走行が可能です。

また、4気筒エンジン特有の滑らかで静粛なエンジン回転と、低回転から高回転まで美しく奏でるサウンドで、乗るたびに特別感を味わうことができるでしょう。

オススメポイント②:教習車で慣れていることが多い

CB400は普通二輪免許の教習車としても広く使用されています。

車両重量200kg超と400ccクラスでは重い部類に入りますが、教習で慣れ親しんでいれば重さや乗り味を熟知しているため、女性でもスムーズに乗りこなせるはずです。

ちなみに、教習車は大型バンパーや教習用ライト類が装備されており、市販車よりも大きく重くなっています。

そのため、市販車のCB400であれば、教習車より軽快で扱いやすく感じられるでしょう。

オススメポイント③:意外とシート高が低い

CB400は排気量が大きいためシート高も高そうなイメージがありますが、実際は755mmと意外に低く設定されています。

そのため、車両重量はあるものの余裕のある足つき性により、安心してバイクを支えることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、免許取りたての女性でも乗りやすいバイクをご紹介しました。

晴れてバイクの免許を取得できた女性ライダーの皆さんは、どのバイクを愛車にするか迷いますよね。

今回ご紹介した軽量なバイクやシート高の低いバイク、扱いやすいバイクなどを参考に、ご自身にぴったりの一台を見つけましょう。