バイクに乗るとき、ヘルメットやグローブは装備して当たり前の存在として意識されますが、インナープロテクターは、つい後回しになりがちです。

しかし実際には、インナープロテクターは転倒時のダメージを大きく左右する重要な装備です。

特に街乗りやツーリングなど、気軽なライディングスタイルが増えている今だからこそ、注目したい安全対策です。

この記事では、バイク用インナープロテクターの基本から、メリット・デメリット、選び方、季節ごとのおすすめまで、わかりやすく解説していきます。

バイク用インナープロテクターとは?

バイク用インナープロテクターの役割

バイク用のインナープロテクターとは、ジャケットやアウターの下に着用するプロテクター内蔵のインナーウェアです。

見た目は長袖インナーや薄手のジャケットに近いものが多く、胸・背中・肩・肘など、転倒時にダメージを受けやすい部位に衝撃吸収材が配置されています。

最大の特徴は、アウターを選ばずに安全性を高められることです。

プロテクター付きのライディングジャケットを着なくても、普段着に近いパーカーやジャケットの下に着るだけで、安全性を大きく底上げすることができます。

本当に必要?

ここまでの装備が必要なのかと感じる人もいるかもしれませんが、バイク事故では頭部だけでなく、胸部や背中、肩、肘へのダメージも深刻になりやすいのです。

ヘルメットだけでは守りきれない部位をカバーするという点で、インナープロテクターは非常に現実的で重要な装備です。

バイク用インナープロテクターのメリットとデメリット

ここでは、バイク用インナープロテクターのメリットとデメリットを紹介します。

メリット①:アウターを選ばずに安全性を確保できる

大きなメリットは、アウターを選ばずに安全性を確保できることです。

通常、バイク用ジャケットにはプロテクターが内蔵されていますが、デザインや着用シーンが限られがちです。

インナープロテクターであれば、パーカーやコート、カジュアルなジャケットの下に着られるので、服装の自由度が大きく広がります。

バイク用っぽさを出したくない、街中で浮かない服装がいいという人にとって、非常に魅力的な選択肢です。

メリット②:衝撃を吸収して、ケガのリスクを軽減できる

バイク事故では、頭部だけでなく胸部や背中、肩、肘にも強い衝撃が加わります。

インナープロテクターは、こうした部位に衝撃吸収材を配置することで、骨折や打撲、内臓へのダメージを和らげてくれます。

ヘルメットと同じく、「着けていてよかった」と実感するのは万が一のときです。

デメリット①:夏場には暑さを感じる

インナープロテクターは、夏場に暑く感じやすいのが難点です。

プロテクターは衝撃を吸収する構造上、どうしても通気性が落ちやすく、気温の高い季節は蒸れやすくなります。

メッシュ素材や薄型モデルを選べば、ある程度軽減できますが、完全に涼しいとは言い切れません。

予想以上に汗をかく可能性があるということは覚えておきましょう。

デメリット②:サイズが合わないと動きにくくなる、効果が薄れる

インナープロテクターは、体にフィットしてこそ効果を発揮する装備です。

サイズが小さすぎると窮屈になり、大きすぎるとプロテクターがズレてしまいます。

特に肩や肘の位置が合っていないと、運転中に違和感を覚えやすくなるため、サイズ選びは慎重に行う必要があります。

さらに、プロテクターの位置がズレると、本来の効果が発揮できなくなります。

転倒時に守りたい部位にプロテクターが正しく当たっていなければ、衝撃吸収性能が十分に働きません。

フィット感の高いモデルを選び、正しく着用することが重要です。

バイク用インナープロテクターの選び方

インナープロテクターは、正しく選んでこそ本来の安全性を発揮します。

ここでは、初心者でも判断しやすいように、具体的な考え方と注意点を交えながら解説します。

選び方①:プロテクターの位置と保護範囲の確認

インナープロテクターは製品によって守れる部位が大きく異なります。

背中のみの簡易タイプもあれば、胸部・背中・肩・肘まで広くカバーするフルプロテクションタイプもあります。

バイク事故では、頭部以外にも背中や肩、肘を強く打つケースが多く、特に背中はダメージが大きくなりやすい部位です。

そのため、最低限として背中、肩、肘が守られている構成を選ぶと安心です。

より安全性を上げたいという方は、胸部プロテクター付きのモデルを検討しましょう。

選び方②:サイズとフィット感

インナープロテクターは、体に密着して初めて意味を持つ装備です。

サイズが大きすぎると、転倒時にプロテクターがズレてしまい、守りたい部位をカバーできなくなる恐れがあります。

反対に、小さすぎると動きにくく、肩や腕の可動域が制限されてしまいます。

理想的なのは、着ているときに違和感は少ないが、体にはしっかりとフィットしている状態です。

迷った場合は、ややタイトめを選ぶと失敗しにくいでしょう。

選び方③:着脱のしやすさ

インナープロテクターには、かぶりタイプと前開きタイプがあります。

かぶりタイプはフィット感に優れますが、着脱に少し手間がかかります。

一方、前開きタイプは着脱が楽なので、夏場やツーリング先での着替えがスムーズです。

ツーリング先で休憩のたびに脱ぐのか、通勤で毎日着るのか、など自分の使い方をイメージしてみると選びやすくなるでしょう。

ちなみに、夏場での使用を考えるなら、蒸れや汗を抑えるために通気性の良いメッシュ素材を選ぶことも重要です。

夏におすすめのインナープロテクター

夏場のインナープロテクター選びでは、涼しさと動きやすさが重要になります。

ここでは、夏におすすめのインナープロテクターを紹介します。

デイトナ DP-002 ストレッチスリムフィットメッシュインナープロテクター

デイトナ DP-002は、全面メッシュ素材で通気性が高く、夏でも蒸れにくいインナープロテクターです。

薄くて動きやすく、普段着や薄手ジャケットの下にも合わせやすいので、暑い季節でも無理なく安全対策ができます。

涼しさを重視したい人におすすめのモデルです。

  • 商品名:デイトナ DP-002 ストレッチスリムフィットメッシュインナープロテクター
  • サイズ:S、M、L、XL、WF(レディース)
  • 価格:税込21,780円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

コミネ SK-693 CEアーマードトップインナーウェア

コミネ SK-693は、肩・肘・背中・胸部にCE規格プロテクターを備えたインナータイプのプロテクターです。

吸汗性と伸縮性のある素材で体にフィットしやすく、夏でも普段着や軽めのジャケットの下に着ることができます。

涼しさ重視というより、夏場でも安全性をしっかり確保したい人向けのモデルです。

  • 商品名:コミネ SK-693 CEアーマードトップインナーウェア
  • サイズ:S、M、L、XL、2XL、3XL、4XL、5XLB
  • 価格:税込18,700円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

冬におすすめのインナープロテクター

冬場は防寒性と安全性を両立させたいところです。

寒さで体が硬くなりがちな季節だからこそ、暖かさを保ちながらしっかり守ってくれるインナープロテクターを選びましょう。

フラッグシップ FSP-104 サーマルインナープロテクター

FSP-104は、寒さ対策と安全性を両立した冬用インナープロテクターです。

裏地に保温性の高いサーマル素材を採用し、風を通しにくい構造で体温を逃がしません。

冬の長距離ツーリングでも快適に走れます。

肩・肘・背中のプロテクターはCE規格対応で、寒さで体が硬くなりがちな季節でもしっかり衝撃を吸収してくれます。

冬のライディングで防寒性と安全性の両方を確保したい人におすすめです。

  • 商品名:フラッグシップ FSP-104 サーマルインナープロテクター
  • サイズ:S、M、L、LL、3L、4L、5L
  • 価格:税込19,580円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

デイトナ DP-006 ウィンタープロテクターインナージャケット

デイトナ DP-006は、寒い季節でもしっかり防寒しながら安全対策ができる冬用インナーです。

保温性の高い素材と風を通しにくい構造で、冬のツーリングや長時間のライディングでも冷えから体を守ってくれます。

肩・肘・背中にはCE規格対応のプロテクターを内蔵しているので、寒さで体が縮こまりやすい季節でも、大事な部位はしっかり保護できます。

冬場でも快適に、安心して走りたい人にぴったりのモデルです。

  • 商品名:デイトナ DP-006 ウィンタープロテクターインナージャケット
  • サイズ:S、M、L、XL、WF(レディース)
  • 価格:税込13,200円
  • 公式ホームページ:サイトはこちら

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、バイク用インナープロテクターについて紹介しました。

バイク用インナープロテクターは、見た目を大きく変えずに安全性を高められる心強い装備です。

ヘルメットだけでは守れない体の部位をカバーし、転倒時のダメージを軽減してくれます。

夏用のメッシュタイプから冬用の防寒タイプまで揃っているので、季節に合わせて選べば一年中装備することができます。

万が一に備えておくことは、安心してバイクを楽しむための第一歩です。

この記事を参考に、インナープロテクターを取り入れて、安全で快適なライディングを楽しんでください。