一度は乗ってみたい、手に入れた高級バイクで風を切って走りたい、バイク好きなら誰もが頭の隅で考えることです。今回は高級ブランドバイクをメーカーごとに分けて紹介します。高級車に負けず劣らずのハイスペック・リアルデザインの高級バイクをお楽しみください。

値段が高いバイクはなぜ?

「バイクの性能と値段は関係ない」といいたいところですが高級バイクには他のバイクにない魅力があります。しかしながら「国産車なのにこんなに高いのか!」と驚く値段がついているものもあり、バイクの値段が高くなっていることに驚いている人もいるのではないでしょうか。どうしてここまでバイクの値段があがってしまったのか、その原因を探ってみましょう。

コロナが原因!?

世界的恐慌ならぬ、コロナ禍において生活様式も変化していきました。その中でも何かと話題になったのが「リモートワーク」です。デジタル機器や家電品の需要が増えたことで多くの半導体は「生活に必要があるもの」に使われるようになりました。

そうなると、高級バイクや高級車の新車などに使うはずの半導体が手に入りにくくなっているのです。

排気量が大きいと値段が高くなる

高級車や高級バイク・ブランド車は走行性能にもこだわるので排気量が大きくなります。排気量が多い高級バイクはシリンダーサイズも大きくなりますし、数も通常のバイクよりふえます。一般的なバイクよりも部品を使うことも価格が高くなる原因です。

王道の高級バイクメーカー

バイク好きなら値段で妥協したくない!ということで100万円超えの高級バイクを紹介します。

Harley Davidson(ハーレーダビッドソン)

数々の映画にも登場するハーレーダビッドソンは100年以上の歴史を持つ本格的アメリカンバイクです。重厚感があり、独特な躍動感のあるエンジン音からも男性的なイメージを持つ人も多いはずです。

ソフテイル

ハーレーブランドのファクトリーカスタムモデル。ツインカム 110 エンジンを搭載した高級バイクで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。電子制御スロットルやオートクルーズコントロールなど最新の電子テクノロジーを使って機能性・安全性も断トツに上がっています。

  • 排気量:1,801㏄
  • 販売価格:310万

スポーツスター

空冷45度Vツインから水冷60度のVツインに変更しメーターユニットもクラシックなデザインになりました。従来のスポーツスターから車両重量は228kgと非常に軽くなっています。従来のハーレーよりもコンパクトにつくられていますがエンジンに剛性を持たせ、車両の低重心化。

  • 排気量:1,252㏄
  • 販売価格:185万8,000円

ダイナ

人気の「FXDWGダイナ・ワイドグライド」は細身のフロントフォーク、フォワードコントロール、ボブカットされたリアフェンダーという独特のフォルム、ファクトリーチョッパーと呼ぶに相応しい高級バイクです。

  • 排気量:1,584㏄
  • 販売価格:200万

Triumph(トライアンフ)

のちに自転車の製造・販売会社からバイク市場に参入し、1902年にバイクが登場してからイギリスを代表するバイクメーカーとなりました。1937年に発売されたスピードツインが有名な高級バイクメーカーです。

SPRINT GT

ロングツーリングに人気のスポーツツアラーで先代よりも低重心化により直進安定性を高めたモデル。ABSが標準装備でシャープなスタイリングがおしゃれなデザイン。高速長距離型の仕様にアップグレードされた高級バイクです。

  • 排気量:1,050㏄
  • 販売価格:166万9,500円

ボンネビル T100

モダンクラッシックの最高峰、ボンネビル T100は伝統のブリティッシュハンドリングが特徴の高級バイクです。360度クランクや前輪19インチを採用し、空冷並列2気筒エンジンにスチールダブルクレードルフレームとクラッシュスタイル好きにはたまらないデザイン。

  • 排気量:865㏄
  • 販売価格:128万1,000円

ボンネビル ボバー

16インチタイヤにフロントフォークは47mmフォーク・エンジンはブラックアウトと最新のテクノロジーを搭載したモデル。足つきも抜群・ハードタイプでシンプルデザインが好きな人におすすめです。

  • 排気量:1,200㏄
  • 平均価格:179万~

Ducati(ドゥカティ)

イタリアのメーカーで部品はどれも一流品を使うなどデザインにも部品にもこだわりを感じます。劣化を感じさせない、イタリアの美学が集まったバイクです。

SCRAMBLER ICON

1962年に大人気だったスクランブラーをモデルにしたバイクです。当時を連想させる工夫が施されながら現代風で、スロット全開でツインエンジンならではのスタートダッシュも楽しめます。

  • 排気量:803㏄
  • 販売価格:116万6,000円

MONSTER

ドゥカティを代表するバイクがこのモンスター。スポーツネイキッドでありながら現代風の洗練されたデザイン。乗り回しが軽く、乗りやすさだけでなく安全性が向上し街乗りとしても十分に楽しめる。

  • 排気量:1,078㏄
  • 販売価格:139万円

PANIGALE

ドゥカティスポーツの最新型がこのPANIGALEになります。V4気筒エンジン搭載のピュアスポーツバイクでライダーとの一体化をはかり、エンジン搭載位置が後方になったことでV4と名付けられました。

  • 排気量:1,103㏄
  • 販売価格:280万2,000円

Indian(インディアン)

ビッグクルーザーがメインのアメリカの高級バイクブランドです。水冷Vツインはもちろんのこと、伝統の空冷Vツイン、電子制御式サスペンションなどを採用した最新モデル最新モデルも発表しています。

スカウト ボバー

全身ブラックの鋳造アルミフレームカッコいいスカウト ボバー。フェンダーを大胆にボブカットしたことでハンドルが低くなり、スポーティなライディングが楽しめます。直進安定だけでなく、コーナリングもスムーズでしなやかな走りに夢中になること間違いなし。

  • 排気量:1,133㏄
  • 販売価格:182万8,000円~

チーフ

チーフダークホースをカスタマイズした「チーフホバーダークホース」はハンドル位置を低くしたことでスポーティなモデルに作られています。エンジンは新型チーフのために独自開発空冷V型2気筒OHV 2バルブ「サンダーストローク116」を使うなど洗練されたバイクになっています。

  • 排気量:1,890㏄
  • 販売価格:257万8,000円~

FTR

近代的なロードスポーツバイクで圧倒的パワーと扱いやすさの二面性を持った水冷Vツインエンジンを搭載。クラシッククルーザーのイメージからロードスポーツへと変化しました。取り回しやすく、排気量のわりには街乗りとしても優秀な高級バイクです。

  • 排気量:1,203㏄
  • 販売価格:189万9,000円

BMW

自動車でお馴染みのBMWはドイツの高級ブランドメーカーです。代表的なボクサーツインは並4・並2・シングルなど多彩でスポーツツアラーからスクーターまでラインナップも豊富です。

S 1000 RR

初代S 1000 RRから進化し、馬力も強力な207psをマークしたBMW最高のスポーツバイク。車体は最軽量となりより軽快な走りを体験できるようになりました。電子制御サスペンションやDDCを搭載し、空気抵抗の減少で高速域での運動性が向上しています。

  • 排気量:999㏄
  • 販売価格:231万3,000円~

G310R

大型バイクのイメージがあるBMWの中型ロードスポーツモデル。中型二輪免許で乗れるBMWは日本でも大人気です。高級バイクらしさも残しながら車体も軽く取り回しやすいことから女性ライダーからも絶大な支持をされています。

  • 排気量:313㏄
  • 販売価格:68万1,000円~

R1250GS

BMWのアドベンチャーバイク。新型可変バルブ機構を搭載した最新モデルで高出力を得ながらクリーンな排気ガスになるなど環境を考えた作りになっています。走行状況に応じてサスペンションを自動的に調整する、完成度の高いダイナミックESAはロングディスタンスやアドベンチャーで力を発揮します。

  • 排気量:1,254㏄
  • 販売価格:244万6,000円~

国産車の高級バイクメーカー

ここからは国産高級バイクメーカー、その開発販売されているバイクをご紹介します。

Honda(ホンダ)

国内バイクメーカーとしてだけでなく自動車事業でも有名なHonda。燃費・乗り心地・利便性・丈夫、デザインも秀逸なバイクを数多く輩出しています。

GOLDWING

長距離走行に適した本格派のスポーツクルーザーです。アメリカホンダからの逆輸入で、日本でも有名になりました。電子制御技術や装置も最先端のものを導入し、大きな車体ながらも足つきもよく快適なクルージングが可能になっています。

  • 排気量:1,833㏄
  • 販売価格:346万5,000円

CBR1000RR-R

レース用に作られたスーパースポーツバイク。サーキットはもちろん、オーリンズ製電子制御サスペンションのおかげで街乗りとしても優秀な高級バイクになっています。

  • 排気量:999㏄
  • 販売価格:283万3,000円

CB1100RS

ホンダの正統派を感じさせる佇まいながら1100ccの90馬力とパワーを感じさせます。走りをイメージしたCB1100RSはローハンドルに17インチホイールなど伝統的なネイキッドバイクとして多くのバイカーを魅了しています。

  • 排気量:1,140㏄
  • 販売価格:140万3,600円

YAMAHA(ヤマハ)

スタイリングが美しく、初心者でも扱いやすいライディングポジションのバイクがメイン。クラッシュスタイルから前輪が2本あるLMWやクラッシュスタイルまで豊富なラインナップが魅力です。

Super Tenere

ヤマハが海外向けに発売した、4ストロークエンジンを搭載した大陸横断アドベンチャーです。XTSuper TenereZは2014年を最後に輸入されなくなったため、現行では中古車でしか探すことができません。

  • 排気量:1,199㏄
  • 販売価格:75万9,000円~129万9,900円

FJR1300

ヨーロッパ向けの高速ツアラーでブラックメタリックが渋い。2021年の20周年モデルはミッション搭載車のためAT限定大型二輪免許でも運転可能となっています。

  • 排気量:1,297㏄
  • 販売価格:198万

YZF-R1

海外市場向けツイスティロードバイクとして1998年に登場。水冷4気筒DOHC5バルブエンジン搭載。2015年にはモデルチェンジし、鈴鹿サーキットでは19年ぶりの勝利を手にしています。2020年8月には国内モデルも発売されています。

  • 排気量:998㏄
  • 販売価格:247万5,000円

KAWASAKI (カワサキ)

カッコイイバイクの代名詞カワサキ。バイクマンガに登場するなど男性ファンが多いのが特徴です。NINJA、Zシリーズは海外でも定評があります。

Z900RS

1972年発売のZ1「ファイヤーボール」をイメージした車体色のレトロスーパースポーツネイキッド。50周年記念の2022年モデル「Z900RS」・「Z900」ニューモデル「Z650RS」・「Z 50th Anniversary」が発売されました。

  • 排気量:948㏄
  • 販売価格:149万6,000円

ZRX1200

水冷DOHCインライン4エンジンを搭載した大型バイクでありながらハンドリングが扱いやすい高級バイクです。ビキニカウルは小ぶりで整流性があり、ライディングをスムーズにします。シート下にはユーティリティスペース・タンデム用グラブレールが標準装備。

  • 排気量:1,164㏄
  • 販売価格:ー

Ninja H2

進化し続けるNinjaの中でもガスタービンの設計技術から開発した革新的なエンジンに航空宇宙カンパニーの空力技術を活用するなどバイク界に新風を起こした究極のロードスポーツバイクです。

  • 排気量:998㏄
  • 販売価格:265万1,000円

 

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