バイカーと繋がりたい人向け|ツーリング仲間募集サイトやコミュニティサイトを紹介

普段はソロツーリングを満喫されているライダーの皆さん。週末のソロツーリングでもバイクライフは充実したものになります。ですが、たまにはライダーを連れ立ってツーリングしてみたいと思うことはありませんか?

普段のコミュニティーにはライダーがいない、ライダーとの出会いもない、どうしたら趣味を共通とするライダー仲間と出会えるのか、今まさに知りたい情報のはずです。

そこで今回は、バイカーとつながりたいそんな皆さんに、ツーリング仲間を募集するサイトや、バイカーが集まるコミュニティサイトなど、ライダーのためのライダーによる出会いの場についてご紹介したいと思います。

ツーリング仲間の見つけ方

周囲を見渡したとき、誰ひとり二輪免許を持っていない現実を目の当たりにして「気の合う仲間とツーリングしてみたい」とふつふつと気持ちをふくらませるライダーは、決して少なくないはずです。

ソロツーリングにはソロツーリングの楽しさがありますが、ツーリングをしながら、絶景を眺めたり、観光地に立ち寄ってみたり、地元のグルメを堪能したり、共感し合えるのは、仲間がいるからこそ。複数人でのツーリングでは、トラブルの発生時にも助け合える安心感も。やはり、仲間がいると心強いですね。

男性ライダーであれば、ソロツーリングで知り合うなど、仲間を増やす機会にも恵まれるかもしれません。しかし初心者ライダー、女性ライダーなどはソロツーリングをしていてもライダー同士の交流にはつながりにくいかもしれません。

というわけで、さっそく、ツーリング仲間の探し方をレクチャーしていきたいと思います。もちろん、初心者ライダー、女性ライダーでも実践できる探し方なので、ぜひ、参考にしてください。

バイク仲間を見つけられるコミュニティサイト

日常生活にも、社会生活にも、そしてバイクライフにも欠かすことのできないスマートフォン。スマホでSNSの投稿をしたり、会社からの連絡を受け取ったり、ツーリングでナビとして利用したりなど、スマホのない生活は考えられないはずです。

スマホの存在は、ライダーとライダーの出会いも変えつつあります。かつては、ツーリング途中に出会う、あるいは、ライダーハウスで出会うので、ライダーとライダーの出会いは限定的だったかもしれません。ですが、スマホの普及する現代、オンラインコミュニティーを活用すれば、ライダーとライダーはつながれるのです。

いったいどんなコミュニティがあるのか気になるはず。さっそく、バイク仲間を見つけられるコミュニティをご紹介します。

SNS

ライダーの皆さんも、Twitter、Facebook、Instagramなど、SNSを利用しているのではないでしょうか。バイク情報の収集に役立てたり、ツーリングの様子を投稿したりなど、バイクライフを充実させるツールのひとつにもなっているかもしれません。

まだまだSNSの活用方法はあります。SNSを活用してバイク仲間を見つけることができるのです。例えば、Instagramで#バイク好きと繋がりたい、#ツーリング仲間募集などのタグで検索すると数えきれないほどの投稿がヒットします。

プロフィールにTokyo、Yokohama、Sapporoなど、生活圏が記載されていなくても、ツーリングの投稿をみれば、おおよそ生活圏はわかるはず。まずは、生活圏を同じくする気になるライダーをフォローして、投稿にコメントするようにしましょう。

バイクの話題で盛り上がるようになれば、自然と「ツーリングに行きませんか?」という流れになります。

Webikeコミュニティ

Webikeコミュニティはバイク専用SNSです。バイクに特化したInstagramに、さまざまな機能が付いているというとわかりやすいかもしれません。Webike会員に登録後、Myガレージから情報を発信したり、共有したりできます。

特に、バイク仲間を見つけるのに最適なのが「みんなのガレージ」です。都道府県、バイクのタイプ、バイクライフスタイルなどから、Webike会員を絞り込めるので、すぐに意気投合して地元で集まることもできてしまうのです。

ジモティー

地元に特化した掲示板のジモティー。簡単にいうと地元に根ざした取引ができることを特徴としています。皆さんにも、地元のひとから地元のひとに、不用品を譲ったり、譲られたりするようなサービスというイメージがあるのではないでしょうか。

不用品を処分するとき、ジモティーで必要としているひとがいないか呼びかけて、もし必要とするひとがいるのであれば、直接、譲り渡すような使い方は、確かにジモティーでは一般的です。

ですが、最近のジモティーはそれだけではないのです。ジモティーには、地域別に「○○の仲間募集」と様々なメンバー募集で溢れています。もちろん、そのなかには「バイク仲間募集」「ツーリング仲間募集」のような呼びかけもあります。

ジモティーだからこそ、地域別にメンバー募集がされているので、気軽に待ち合わせてツーリングできるでしょう。

Lady’s Bike/ツーリングクラブ紹介

女性ライダーの皆さんは、コミュニティサイトを利用しても、女性ライダーと出会いたいのに、男性ライダーとしか出会えないということが、多々あるものです。そこで、女性ライダーの皆さんには、Lady’s Bikeのツーリングクラブ紹介をおすすめします。

Lady’s Bikeは女性ライダーを応援するバイクスタイル誌です。サイトのトピックスを見ているだけでもおもしろいですが、ツーリングクラブ紹介では、女性の所属するツーリングクラブ、チームに限定されているので、女性ライダーとも出会いやすいでしょう。

バイク仲間と行きたいツーリングスポット

バイク仲間ができたらどこにツーリングに行きたいですか?まずは金曜日の夜に待ち合わせて都心ツーリング。それとも、休日に都心を飛び出して中〜長距離ツーリングでしょうか。想像するだけでも楽しくなるはずです。

とはいえ、初めての顔ぶれ、初めてのツーリング。次回のツーリングにつなげられるかどうかは、最初のツーリングで決まるといっても過言ではありません。満足度が高ければ、当然、また行こうねとなるでしょう。

そのためにも、記憶に残るような、絶景スポットははずせません。また、最初はライディングスキルもわからないので、交通量も少なく、複数人でも走りやすいようなところだと安心ですね。ここでは、首都圏周辺の初・ツーリングにおすすめのスポットをご紹介します。

ぜひ、待ちに待ったバイク仲間とのツーリングにお役立てください。

奥多摩周遊道路

東京都の代表的なツーリングスポットでもある奥多摩周遊道路。東京都道206号の三頭橋-九頭竜橋間のおよそ20kmの区間は、道路整備が行き届き、路面の状態も良いので、ライダーはもちろん、サイクリストからも走りやすいと支持されています。

奥多摩周遊道路のワインディングはライダーにとっては走破性抜群。とはいえ、ヘアピンカーブではないので、スピードを出し過ぎないように気を付ければ、初心者でも安心です。

奥多摩周遊道路の途中には、レストラン、売店、自動販売機などがそろっている都民の森をはじめとした休憩スポットが点在しているのも、ツーリングスポットとしておすすめの理由に他なりません。

気を付けたいのは、夜間の走行はできないこと。都民の森-九頭龍橋間の区間は通年5時から21時まで通行できますが、その他の区間には、夏期は8時から19時まで、冬期は9時から18時までと制限があるので要注意です。

レインボーブリッジ

東京都内のナイトツーリングならレインボーブリッジがおすすめ。東京タワー、スカイツリーなど、東京にはいくつものシンボルがありますが、レインボーブリッジもそのひとつだといえるでしょう。都心部とお台場とを結ぶ交通の要所であり、日中、夜間問わず、多くの車両が行き交っています。

日没時にはライトアップされるので、特に、就業後に待ち合わせてツーリングするのにぴったりです。短距離ツーリングですが、レインボーブリッジに向かって走るときの眺めも、レインボーブリッジから見渡すお台場の眺めも素晴らしく、満足感の高いツーリングとなるに違いありません。

また、日没後の時間帯であれば、周辺のおしゃれな飲食店で食事を楽しむのもいいかもしれません。

道の駅 伊東マリンタウン

ロングツーリングでは道の駅に立ち寄るのも醍醐味ではないでしょうか。最近では、道の駅そのものが目的地となるような、魅力的な施設も増えています。道の駅「伊東マリンタウン」も人気のある道の駅のひとつです。都内からツーリングするのには最適の伊豆エリアにあります。

伊豆の新鮮な魚介類を目当てにしてもよし、限定のスイーツを堪能してもよし、伊東の特産品を買い込んでもよし、遊覧船、遊歩道からのんびりと海を眺めても、無料の足湯でツーリングの疲れを癒してもよし。まさに、コンセプトのとおり1日中楽しめる道の駅です。

東京から向かうのであれば、最近話題の箱根の十国峠レストハウスに立ち寄るのもおすすめ、フォトジェニックなスポットで記念写真などいかがでしょうか。

まとめ

今回は、バイカーとつながりたいそんな皆さんに、ライダーのためのライダーによる出会いの場を紹介するべく、ツーリング仲間を募集するサイトや、バイカーが集まるコミュニティサイトについてピックアップしました。

Twitter、Facebook、InstagramなどのSNS、バイク専用SNS のWebikeコミュニティ、近所のライダーと出会えるジモティー、女性ライダー限定のLady’s Bikeのツーリングクラブ紹介を活用して、積極的にバイカーとつながりましょう。共通の趣味ですぐに意気投合するはずです。

バイク仲間ができたら、いよいよツーリングです。普段のソロツーリングにはない、バイク仲間と走るからこその満足感を得られるはずです。

今回ご紹介した、奥多摩周遊道路、レインボーブリッジ、道の駅「伊東マリンタウン」など、首都圏からも足を伸ばしやすく、景色も素晴らしく、滞在中も楽しめるようなスポットで、バイク仲間との思い出を作っていただければと思います。