レンタルと購入、自分に合っているのはどっち?

バイクを楽しむにもレンタル・購入・サブスクと、色々な方法が用意されている時代になってきましたね。そんな時代だからこそ、自分に合った方法でバイクを楽しみたいところです。

ですが、レンタルと購入、どちらがお得かは人によって異なります。大事なのは、自分にとってどちらが適しているかではないでしょうか。

そこで今回は、「レンタルバイクを使う方がお得な人」の特徴を解説します!自分にとってレンタル・購入のどちらがお得か、一度考えてみませんか?

レンタルバイクがオススメな人①:免許取りたての人、ペーパードライバーの人

バイクの免許を取ったばかりの人、免許を取ったはいいがバイクの購入まではできないという人にはレンタルバイクの利用がオススメです。

バイクの免許を取ったばかりの人は免許代はもちろん、バイクの購入代金、保険代、駐車場代、税金など色々な維持費がかかります。

バイクの免許を取る料金は既に車の免許を持っているなら数万、バイクが初めての免許になるなら数十万かかります。免許を取った後にバイクを買うとなるとかなりの金額が必要となります。

バイクの購入をローンにすると、ローンの支払いや保険料、ガソリン代、駐車場代など毎月の支払いが増えていきます。

保険はバイク販売店で申し込めますが、駐車場は住んでいる賃貸の大家さんに相談したり、近くに月極駐車場を探したりしなければなりません。

慣れていないと時間がかかって苦労することもあります。金銭面やバイクの管理が日々の生活に支障をきたす可能性もあります。

レンタルバイクにすると毎月の支払いが大幅に増えることはなく、ヘルメットやジャケット、グローブなどのライディングギアの購入だけで済みます。

ペーパードライバーの人のバイクの練習や体の慣らしの為にも使える

免許を取ってからバイクに乗ったことが無い人や、久しぶりにバイクに乗ろうという人には、レンタルバイクがオススメです。

免許を取って間もない場合、バイクの自分に合うタイプがまだ分からないという人もいると思います。

レンタルバイクであれば、乗りながら相性を確かめていくことができます。長らくバイクに乗っていなかった人は、運転の感覚を思い出させるためにレンタルバイクを借りて試してみることをオススメします。

数回借りることでバイクの面白さを体験し、夢中になればバイクの購入を考えてもいいかもしれません。そこまで情熱がでない時は月数回のペースで気軽にバイクに乗るのも良いですよ。

バイクに乗る為の装備もレンタルできる

レンタルバイクに乗る為にはヘルメットやジャケット、プロテクターなどライディングギアも必要です。

レンタルバイクのショップやサービスにもよりますが、バイクと一緒に有料でヘルメットやジャケットの貸し出しもあるので、手ぶらでレンタルバイクを借りることができます。

装備を自分でそろえるのは結構な金額がかかるので、バイクを気軽に始められない人も多いです。まずはバイクも装備も全てレンタルをしてバイクに乗ることをオススメします。

また、アニメの影響でバイクキャンプに行くことが流行していますが、最近はキャンプ用品のレンタルをしている所もあるので大変便利ですよ。

レンタルバイクがオススメな人②:乗る頻度が少ない人

バイクに乗る頻度が少ない人はレンタルバイクの利用がオススメです。

バイクにほとんど乗らない人

バイクに乗る回数が月1回も無いくらいであれば、バイクの維持費や保険などの料金を考えるとレンタルバイクを利用したほうが総合的に安くなります。

バイクを所有していれば、車両のローン代、保険料、税金が発生します。また、バイクは乗らなくてもメンテナンスをしないと状態が悪くなります。

バッテリーが上がってエンジンがかからなくなったり、チェーンのオイルが乾燥してサビてしまったりして余計にメンテナンス代がかかります。

そのため、バイクに乗らないでかかる維持費よりも、しっかりメンテされているレンタルバイクを使う時だけ払うレンタル料金の方が結果的に安く済みます。

長期出張や転勤や引っ越しが多い人

長期の出張に行く人や転勤、引っ越しで様々なところに移り住む人もバイクの維持に苦労することがあります。

長期の出張であればバイクを置いている場所に様子を見に行くことができないので、バイクカバーがめくれているとそのままになってしまったり、いたずらをされたりしても気付くことができず、バイクが傷むスピードが早くなります。

そうなるとやはり修理代やメンテナンス代が多くかかります。

転勤や引っ越しの回数が多いと、その度にバイクを輸送業者に預けて、新しく住む場所まで運んで貰うサービスで数万円を払うことになるので大変です。

また、引っ越し先の賃貸にバイクの駐輪場が無く、月極で探すことになったり、敷地内に駐車場があっても高い料金に設定されていたりと、駐車場問題も意外と多いです。

使いたい場所の近くのレンタルバイクを利用していれば、バイクを乗りたい時だけ楽しく利用することができます。

レンタルバイクがオススメな人③:色々なバイクに乗ってみたい人

レンタルバイクでは多くの車種に乗ることができるので、借りる時の気分やバイクの見た目、店員の話を聞いてみて選んでみましょう。

様々な種類のバイクに乗ることができる

免許を取ってすぐは、どのバイクがいいか決めることが難しいことがあります。

バイクを購入した後に足つきが悪かったり、ハンドルやステップの位置が自分の体と合わなかったりすることがあれば、悩むことになります。

今はバイクの購入を考え中、余裕ができたら購入しようと計画中の方は、多くの種類のバイクをレンタルして、自分に合うバイクを確かめておきましょう。

乗りたい車種を限定せずに乗ることができる

レンタルバイクのショップはアメリカンタイプからネイキッドタイプ、原付まで多くの車種がラインナップされています。

月1〜2回の利用であれば1年間で12台以上のバイクに乗ることができます。様々なバイクを試すことで自分に合うバイクに出会うことができるので良いですよ。

また、メーカー系のレンタルバイクでは販売開始されたばかりの新車もレンタルすることができるので、流行りのバイクに乗って周りのライダーの注目を浴びながら街中を走行することができます。

普段は乗ることのできない高級車にも乗れる

バイクのラインナップを見ているとハイグレードのバイクもあります。

購入のハードルが高すぎたり、普段は乗れない車種も、レンタルバイクであれば気軽にツーリングに行くことができます。

国産のバイクでも高い物がありますが、高級な外車は手が届かない値段であることが多く、憧れだけで終わってしまうことが多いです。

高級なバイクに乗ると車のようなオーディオシステムがあったり、安全に走行できる装置、快適に走れるクルーズコントロールなど、豪華な装備を試してみることができるので、日常とは違った良い体験が出来て楽しい時間になります。

レンタルバイクに乗る時には免責オプションプランに入る

レンタルバイクはサービスの業者にもよりますが、4時間や8時間、24時間で料金が設定されています。

出発前に申し込んだ時間の料金を払いますが、バイクの運転に自信がない場合には免責オプションも付けておきましょう。

免責オプションとは補償制度で、転倒した時や事故をしてバイクが壊れてしまったときの修理代を補償してくれる制度です。

ほとんど全てのショップでこの制度があるので、レンタルバイクを申し込むショップに確認しておきましょう。

また、この制度は自賠責保険や任意保険と同じで未来の金銭面の不安を解消しておくものでもあります。

基本的に免責オプションに加入してレンタルバイクで何事もなく乗った場合でも返金はありませんので注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はレンタルバイクの紹介をしました。レンタルバイクを実施している店は以前よりも多くなりました。

免許を取ったばかりの人やペーパードライバー、リターンライダーの人はいきなりバイクを購入せず、レンタルバイクを一度借りてみることでバイクを購入するかレンタルバイクの利用で良いのか考えてみましょう。

バイクを所有していても乗る頻度が少ない人は、維持費が無駄になってしまいます。

レンタルバイクの方が、年間で数十万円安く利用できますよ。

オイル交換やタイヤ交換などのメンテナンスを気にせずに、乗りたい時にいつでも乗れるレンタルバイクで気軽にツーリングに出かけましょう。