子供に「バイクに乗りたい!」と言われたら?安全重視の体験会へGO!

子育て中の親御さんの中には、お子さんから「自分もバイクに乗りたい!」と言われて困ってしまった、という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときは、「親子バイク体験会」に参加してみてはいかがでしょう。

子供用のバイク・ヘルメットの貸し出しがありますので、交通ルールを学びながら、バイクに乗る楽しさを教えてあげることができますよ。

そこで今回は、小さなお子さんとその親御さん向けのバイク体験会がどのようなものか解説します。

オススメの体験会も一緒にご紹介しますので、バイクに興味のあるお子さんをお持ちの親御さんは是非最後までご覧ください。

親子バイク体験会ってどんなイベント?

親子バイク体験会は様々なところで開催されています。

親子で参加するイベントでバイク体験を通じて豊かな心を育むことができます。

しかし、敷地内や私有地内で親の監視のみでバイクの体験をするのには危険があったり、設備に限界があるのでうまく教えることができないです。

ここでは親子バイク体験会の概要を紹介します。

受講の対象者

親子バイク体験会はどのイベントでも中学生以下の子どもとその親を対象としています。

なかではイベントに参加してくれた親子が、中学生になった時にレベルアップした体験会に参加できることもあります。

また、細かい受講資格は子どもが1人で自転車に乗れることが条件になっています。

体験会の目的

バイクの体験を通して子どもと触れ合いながら、バイクの楽しさはもちろん、ルールやマナーの大切さを身につけてもらうことを目的としています。

また、親が先生となって子に運転を教えることで親子間のコミュニケーションづくりのきっかけにしようという目的もあります。

用意するもの

子どもは基本的に準備するものは多くありません。バイクはもちろん、ヘルメットやプロテクターが子供用に会場に準備されています。

長袖長ズボン、くるぶしまで隠れる靴を着用していれば手ぶらで参加できることが多いです。

親は免許証やヘルメット、グローブ、プロテクター入りのジャケット、シューズを自分で用意することが必要です。

オススメ体験会①:ホンダ 親子でバイクを楽しむ会

ホンダでは「親子でバイクを楽しむ会」というバイク体験会が開催されています。

この体験会は交通教育センターもてぎ(栃木県)、鈴鹿サーキット教育センター(三重県)、交通教育センター(熊本)の3ヵ所で開催されます。

ホンダの体験会は3つのステージが用意されています。

基本的な乗り方を身につけるファーストステージ、バイクの理解と安全意識を育てるセカンドステージ、課題にチャレンジしてバイクを楽しむサードステージに分かれています。

ファーストステージでは、バイクのまたがる姿勢やエンジンのかけ方・止めかた、アクセルとブレーキのかけ方、ゆっくりとした発進・停止のメニューが用意されています。

初めて参加する時はファーストステージからになります。

セカンドステージでは一本橋や坂道発進、ジグザグ走行など一歩進んで教習所のようなメニューとなっています。

サードステージでは速度と停止距離の訓練、模擬コースの走行など一般の体験会レベルのメニューになっています。

  • ホンダ 親子でバイクを楽しむ会
  • 開催地:交通教育センターもてぎ、鈴鹿サーキット教育センター、交通教育センターレインボー熊本
  • 所在地:交通教育センターもてぎ 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1、鈴鹿サーキット教育センター 三重県鈴鹿市稲生町7992、交通教育センターレインボー熊本 熊本県菊池郡大津町平川1500
  • 電話番号:交通教育センターもてぎ 0285-64-0001、鈴鹿サーキット教育センター 059-378-0387、交通教育センターレインボー熊本 096-293-1370
  • 費用:ファーストステージ 10,000円(もてぎ)、7,200円(鈴鹿)、7,300円(熊本)
  • セカンドステージ 10,000円(もてぎ)、8,000円(鈴鹿)、7,300円(熊本)
  • サードステージ 10,000円(もてぎ)、10,200円(鈴鹿)、11,600円(熊本)
  • 応募方法:予約制(ウェブ)
  • 日程:各会場で異なる
  • 公式ホームページ:https://www.mr-motegi.jp/tecm/moto_school/oyako/
    https://www.suzukacircuit.jp/stec/bike/school/family/
    https://www.rms.co.jp/kumamoto/personal/oyako_bike/

オススメ体験会②:ヤマハ 親子バイク教室

ヤマハの「親子バイク教室」は子どものバイク体験を保護者がサポートしながら一緒に学ぶ、小学生以上を対象としたバイク教室です。

ヤマハのバイク教室はバイクの知識や免許がない保護者でも、インストラクターのアドバイスのもと安心して参加できます。

二輪免許を持っている保護者なら、子どもと一緒に走行できるコースがあるので、夢の親子ツーリング気分を味わうことができます。

子どもの頑張っている姿を見て、バイクを持っている保護者はもちろん、手放してしまった保護者は再度、バイクの魅力を子どもと共に味わえます。

東京、千葉、神奈川、静岡、京都の会場で開催されています。

コースは小学生向けと中高生向けの2コースに分かれています。

小学生コースではさらに3段階のステップに分かれています。

ステップ1(トライコース)はバイクに慣れることからはじめる入門コースです。

親子で楽しみながらバイクの仕組みや基本操作、走る・曲がる・止まるをマスターします。

ステップ1のトライコースをクリアできた方を対象に、広大な自然を親子で走ることができるフィールドコースの体験もできますよ。

ステップ2ではサーキットにて設定された課題にチャレンジしながら、バイクを自由に操作できます。

テクニックを身につけて、バイクの魅力をより知ってもらうことが目的です。

ステップ2をクリアできたら、ステップ3ではデコボコ道や山越えをクリアして、オフロードコースを自然を味わいながら走行できます。

各セクションごとにインストラクターによるアドバイスや交通安全教育があるので、学びながら安心して臨むことができます。

  • ヤマハ 親子バイク教室
  • 開催地:静岡県(春野、福田、森町、磐田)、京都府(宇治、田辺)、千葉県(野田)、神奈川県(藤沢)、東京都(品川)
  • 費用:ステップ1(トライコース) 5,000円、ステップ2(サーキットコース)7,000円 、ステップ3(アドベンチャーコース)7,000円  
  • 日程:各会場で異なる
  • 公式ホームページ: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yra/kids-bike/

オススメ体験会③:郵便局 ぽすくまの親子バイク教室

日本郵便は「ぽすくまの親子バイク教室」というバイク教室を開催しています。

このバイク教室は日本郵便のキャラクター「ぽすくま」をラッピングしたポケットバイクの試乗体験や、記念写真を印刷したオリジナルはがきを使ったお手紙ワークショップのイベントです。

親子で過ごす楽しい時間や体験を通じて、郵便局や郵便配達に親しんでもらう取り組みです。

参加対象者は5歳~12歳までの補助輪なしで自転車に乗ることができる子どもと保護者です。

バイクの試乗体験では道路標識や交通ルールを学びながら、親子で楽しんでバイクに乗ることができます。

バイクに乗る時のヘルメットやプロテクターは貸し出しており、インストラクターに付けてもらいますので長袖長ズボンを着用していれば手ぶらで参加できます。

バイクの乗り方や標識のルールを学んだあとは、エンジンをかけて短い距離ですが実際に走ります。

走行中にはカメラマンが写真を撮ってくれますので、かっこいいライダー写真をポストカードにして楽しみましょう。

ぽすくまのスタンプも置いてあるのでアレンジしてみましょう。

当日に会場で受け取れる二次元コードをスマホやタブレットで読み込むと、家に帰った後でも写真データをダウンロードできます。

写真試乗会は年に数回、全国の各会場で開催されています。

会場により異なりますが、鈴鹿サーキットでは、夏の風物詩である8時間耐久レースの期間中に開催されています。

本物のレーシングライダーによる交通安全や正しいバイクの乗り方を教えてくれます。

とても活気がある中で、楽しくバイクの試乗体験ができるので思い出に残りますよ。

  • 日本郵便 ぽすくまの親子バイク教室
  • 開催地:モビリティリゾートもてぎ(栃木県)、名古屋モーターサイクルショー(愛知県)、鈴鹿     サーキット(三重県)、オートポリス(大分県)
    ※その他会場有。この会場は2022年のものなので実際は異なる場合があります。
  • 費用:各会場により異なる
    ※レース会場やサーキットの入場料金も別途かかる場合有り。
  • 日程:各会場で異なる
  • 公式ホームページ:https://www.post.japanpost.jp/kids/bike/

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は主に小学生や、それ以下を対象に開催されている親子バイク体験会を紹介しました。

親がバイクに乗っていたり、周りにバイクに乗っている人がいれば、バイクに乗りたいといってくる子どもは多いですよね。

子どもをバイクに乗せてあげたいけれど、危険だから一歩踏み出せないと思っている親御さんは多いです。

バイクを遠ざけるのではなく、全国各地で開催されているインストラクター付きで安全重視の体験会に参加してみましょう。

インストラクターの丁寧なアドバイスでバイクの操作はもちろん交通ルールやバイクの基本を親子で学んでいき、一緒にバイク体験会を楽しんでいきましょう。