「バイクに詳しくなりたい」と思ったら、本・雑誌を読もう!

詳しい仕組みを知らなくても、運転の仕方を知っていればバイクは動いてくれます。

ですが、バイクに乗っていくうちに、「バイクの調子が悪くなったとき、自分で対処できるようになりたい」「バイクの仕組みをもっと詳しく知りたい」と感じることもありますよね。

そこで今回は、バイクに詳しくなれる本・雑誌をご紹介します!バイクの仕組みに興味がある方は、本を読んで勉強してみませんか?

オススメ本・雑誌①:図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み

「図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み」の著者は青木タカオ氏で、バイク専門誌などの二輪編集部員を経て二輪ジャーナリストに転身しました。

ビギナーの目線に立ち返る分かりやすい解説に好評を博し、代表作の1つにこの本があります。

この本はバイクの動きや各部の働きを学ぶことができるので、新たに乗り始めたバイク初心者向け、愛車を自分でメンテナンスしたい中級者や上級者もバイクの基礎知識を頭に入れておくことができます。

エンジンの方式や作り、サスペンションの種類などバイクユーザーが気になることが多く掲載されています。

また、バイクに乗る上で必要な法律や免許制度、交通制度も紹介されています。

フルカラーで写真やイラストを添えて解説してくれているので、最後まで分かりやすく読みやすくなっています。

また、定期的に新しい版がでているので最新の情報を知ることができます。

バイクは日々進化しています。今の知識が数年経てばすぐに古いものとなってしまうことが多いので、本の内容が変わっていくのは魅力的です。

最初に紹介したように、バイクの基礎知識を解説してくれているものなので、メンテナンスの方法は書かれていません。

しかし、この知識を身につけておくことによって頭の中にイメージが残るので、後々のメンテナンスがスムーズに進む事間違いなしです。

オススメ本・雑誌②:ライディング事始め

「ライディング事始め」の著者の村井真氏は16歳からバイクに乗り、ツーリングを趣味として楽しんでいましたが、もう一つの趣味であるイラスト画の方が認められ、モータースポーツ関係のイラストレーターとして活躍されています。

もう一人の著者であるつじつかさ氏も、長年ロードレースに没頭していた時期があり、その後にモータースポーツのジャーナリストになりました。

この本は初版が1980年代なので情報が古い事がありますが、バイクの基本を学ぶには充分です。

大型免許が教習所で取れない、携帯電話もない時代の年代なので、今と比べると噛み合わないこともありますが、バイク本の名作として読み継がれており、バイクライフに役立つものになっています。

内容はバイクに乗る心得から始まり、ライディングフォームや操作方法、公道の走り方、装備、メンテナンス、ツーリングの仕方などバイクに乗り始めたライダーに参考になるものが多いです。

字の量はそこまで多くなく砕けた印象の文章です。

また、イラストが多いので漫画のような感覚で楽しく読むことができます。

教習所では教えてくれないようなライダーの常識が書かれていているので、バイク好きの詳しい人から話を聞いているような気分になりますよ。

中にはハイレベルな運転方法やメンテナンスの方法が書かれているページもありますが、バイクに乗り始めた初心者や、初心者以外のバイクに慣れてきたライダーでも繰り返し読んで、バイクの基本情報をしっかりと頭に入れておけるこの本はオススメです。

オススメ本・雑誌③:カスタム虎の穴

「カスタム虎の穴」は「月刊オートバイ」に連載されているコーナーをまとめて書籍化した本です。

ウサギ、トマト、虎おやじの3人が話をしながらバイクの知識を教えてくれるシリーズで、バイクのメンテナンス方法を詳しく記載してくれています。

普通にバイクに乗るだけなら必要無さそうな部分や、部品ごとの機能・役割、アドバイスなどをウサギ、トマト、虎おやじの3人で解説してくれるスタイルで話が展開されます。

虎おやじにウサギ、トマトが出してくれる疑問が自然な感じで共感できる内容になっているので、初心者ライダーからプロまで部品の種類や役割、メンテナンスの豆知識を奥深くまで学ぶことができます。

「カスタム虎の穴(通称カス虎)」は項目ごとに本にまとめられています。

多くの専門知識やマニアックな悩みなど、ライダーが欲しい細かい所の話まで網羅されているので、じっくりと読み進めていけます。

たとえばマフラー編ではマフラーの作りや働き、種類、カスタムの仕方を教えてくれます。

タイヤ・チェーン編はライダーの多くが気にする項目です。

タイヤの役割や仕組みなどの基本的なものから、タイヤの作りの違いなどのマニアックな知識まで詳しく書かれています。

チェーンも同じく役割や種類、メンテナンスの方法が詳しく書かれています。

ネジだけの項目の本もあり、ネジの種類やサイズの調べ方を専門的に学ぶことができます。

ネジを使う場所や、締め方に関する豆知識まで、プロでも納得できるものが多いです。

他にもブレーキ整備編や、バイクの洗車方法など、シリーズに分けて1冊丸ごと詳しい内容で教えてくれるものが多いです。

このように、プロは確認の為に、バイク初心者ライダーなどは、バイクのノウハウを身につけることができる本です。

「カスタム虎の穴」についてのより詳しい記事はこちら

オススメ本・雑誌④:BikeJIN

「BikeJIN(培倶人)」は全国各地のツーリング情報や、メンテナンス、バイク用品のレビュー、簡単なライディング講座など、幅広いバイク情報を取り扱っているバイク雑誌です。

バイクを使った遊び方を紹介するのが得意で、バイク初心者からベテランライダーまでバイクライフを幅広く楽しめます。

ツーリングの記事については、ライターさんが実際に季節に合わせてツーリングに行った時の様子を写真を交えて伝えてくれるのでリアリティがあります。

ツーリングの目的地につくまでの記録やツーリング中の感想を知ることで、自分のツーリングの参考になりますよ。

時にはツーリングスポットの紹介だけでなく、ツーリング先の宿選びや旅先でのスマホを使ったかっこいい写真の撮り方など、細かいですがライダーが気になっている部分の紹介もありますよ。

また、新車や話題のバイクの紹介の記事もあるので、バイクの情報もアップデートすることができます。

毎回ではありませんが、ライディングスキル向上のコーナーもあるのでバイクの扱い方を学ぶことができます。

また、「BikeJIN」は全国各地でライダーズミーティングやプロを呼んでのライディング講座、走行会など、さまざまなイベントがあるので、興味があれば参加することができます。

このようにバイクに関するものならなんでも掲載されています。

バイク初心者などで特に専門的に読んでいるものがなく、どれを読んだら良いか分からないライダーには、幅広いバイク情報を知ってバイクの世界を広げることができるのでオススメです。

また、雑誌だけでなく、公式サイトでもバイクの紹介やコラム、商品の紹介を見られるので手元に雑誌がない時も確認が出来ますよ。

オススメ本・雑誌⑤:タンデムスタイル

「タンデムスタイル」は、バイクに乗り始めたライダー向けの雑誌で、バイク選びやライディングギア選び、ツーリング、メンテナンスなど様々な情報を掲載しています。

バイク初心者から中級者向けの内容が多いので、バイク雑誌を初めて読むライダーにオススメです。

タンデムスタイルではバイク歴が少ないライダーを対象としているので、立ちごけ防止などのツーリング中のトラブル回避術や最近高騰しているガソリンの消費を抑える方法、

理想のバイクを見つける為のスペック表の見方などバイクライフに必要な基礎知識を抑えることができます。

新車だけでなく、往年の名車の紹介があったり、様々なライダーによるツーリングの様子を伝えたものや、カスタム日記などの連載コーナーもあったりして、読んでいて楽しくなります。

すべての企画において「楽しく、やさしく」をコンセプトにしているため、毎号のセンターのページにバイク用語辞典が付属してきます。

読んでいる中で分からない言葉が出てきたらすぐに調べることができるので、いちいちスマホやパソコンなどで調べなくても良いですよ。

タンデムスタイルはBikeJINと同じように年間を通して全国各地でイベントが開催されているので、興味があるライダーはぜひ参加してみましょう。

そして同じく公式サイトが充実しています。

バイク用品の紹介や今月号の確認など、幅広いことを知れるのでオススメですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はバイクに詳しくなれる本・雑誌の紹介をしました。

バイクに乗り始めたビギナーはバイクに対して何からアプローチしたら良いか分からないことがあります。

また、今バイクに乗っているライダーも、基本の確認からバイクに関するあらゆる分野の知識をおさらい、グレードアップすることができます。

バイク初心者はバイクのいろはを教えてくれる書籍でも良いのですが、専門用語など難しい場合があります。

難しいと読むのに疲れてしまうので、雑誌などで広く学んでから、様々な知識を頭に入れてステップアップしていくのも良いですよ。

バイクの情報はインターネットだけでなく、バイク専門の本も活用し一歩進んだ幅広い知識を身につけて楽しいバイクライフを手にしましょう。