夏ツーリングにオススメな関東のツーリングスポット5選

夏でも涼しいスポットで、快適にツーリングを楽しもう！

夏もバイクに乗る派の皆さん、お元気でしょうか？

夏のツーリングは暑さ対策が大変ですが、実は場所や時間を選べば快適に走ることができますよ！

今回は、夏でも涼しい関東のツーリングスポットをご紹介します。

夏でも暑くなりにくいスポットで、快適にツーリングを楽しみましょう！

※実際に足を運ぶ際は、事前に最新の情報をご確認ください

スポット①：奥多摩（東京都）

東京の奥多摩はバイクツーリングスポットとして有名です。

奥多摩は都心から日帰りで気軽に行くことができる近さにある場所でありながら、自然豊かなワインディングを走行することができ人気のツーリングスポットとなっています。

また、奥多摩は標高も高く、近くに川も流れているので、真夏の暑い時期でも涼しくバイクに乗れますよ。

奥多摩には人気の奥多摩周遊道路を走る以外にも涼しいスポットがあります。

「日原鍾乳洞」はツーリングで熱くなった体の避暑にピッタリです。

日原鍾乳洞は年間を通じて約11℃となっていて、夏はひんやり、冬は暖かいです。

中に入ると水が滴る音や様々な色でライトアップされた景色は幻想的な気分になれますよ。

特に最深部は大きな空間になっているので必見ですよ。

「払沢の滝」は東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれている滝です。

滝つぼに近付くと水が大きな音を響かせて落ちてきます。

滝が落ちる様子を見て、熱い体を冷やしましょう。

オススメスポット②：ビーナスライン（長野県）

長野県には雄大な日本アルプスの山々がそびえたっています。

冬になると雪で閉ざされてしまいますが、夏になると涼しい風をうけることができます。

その中でもビーナスラインはバイクツーリングやドライブスポットとして有名な道路です。

ビーナスラインは長野県茅野市内から松本市美ヶ原高原の終点までの全長約76kmの無料道路です。

ビーナスラインは標高が高く、平均で1400mほど、終点の美ヶ原高原では1,920mで最高到達点になります。

そのため湿度が低くカラッとしています。

平地では30℃を超えても、ビーナスラインまで来ると5℃程下がるので真夏でも涼むことができます。

標高1,400mの場所にある白樺湖は避暑地として人気です。

周辺にはホテルや売店もありバイクだけでなく多くの人で賑わうスポットです。

湖でボートやカヌーを漕いだり、新鮮な牛乳を使ったソフトクリームを味わえるので沿道には絶景ポイントに駐車場があるので、富士山や浅間山、八ヶ岳、アルプスなどのきれいな絶景を写真に残しましょう。

オススメスポット③：霧降高原（栃木県）

栃木県日光市には標高2,010mの赤薙山があります。

その斜面に広がる標高1,000m超の霧降高原（きりふりこうげん）は弧を描きながら進む高原のワインディングロードです。

全長は約16kmあり、連続したコーナーやアップダウンが続いて、バイクで走行すると爽快で楽しいですよ。

標高が高いので都心部よりも5℃以上気温が下がることもあり、真夏でも涼しく走行できます。

また、「キスゲ平園地」の展望台駐車場では、「霧降高原」の由来である霧のかかった景色や7月頃に見頃を迎える「ニッコウキスゲ」を見ることができます。

同じ場所には天空回路と呼ばれる1445段の階段があり、登ると関東平野を一望できる絶景ポイントがあります。

霧降高原には「大笹牧場」があり、アイスクリームを食べることができるので、熱くなった体を内側から冷やしましょう。

オススメスポット④：吐竜の滝（山梨県）

「吐竜の滝（どりゅうのたき）」は山梨県北杜市にある滝で、清里高原の川俣川渓谷にあります。

滝が本来持つ激しいイメージと違い、日本庭園のような趣がある滝になっています。

緑におおわれた岩の間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから「竜の吐く滝」と名づけられました。

吐竜の滝は潜流瀑（せんりゅうばく）になっています。

潜流瀑は、富士の白糸の滝や美瑛の白ひげの滝のように岩盤の割れ目や隙間から流れ出る滝で伏流水なので、とても奇麗な水が噴き出すところです。

「吐竜の滝」は、いくつかの吹き出し口があり幾重にも重なる滝の流れがとても美しいです。

近くまで行けるところもポイントが高いです。

駐車場にバイクを停めてから15分ほどで滝に到着しますが、その道中では川の流れる音が聞こえてきたり、木々の中を歩いたりするので豊かな自然を楽しめます。

流れている川俣渓谷は澄み切った美しい流れで、滝の傍で足を流れに浸けて一休みしていると気持ちもスッキリしてきます。

タイミングが合えば橋の上を通過できる電車も見れますよ。

遊歩道はさらに先に進めるのでハイキングを楽しみたい人にはオススメです。

オススメスポット⑤：玉原高原（群馬県）

群馬県にある玉原高原（たんばらこうげん）は、都心から約2時間ほどで行くことができる場所で、自然豊かな景色を見ることができるのでバイクツーリングには最適なスポットです。

高原なので平地よりは気温も低く、涼しくツーリングができます。

玉原高原に行く途中の沼田インターチェンジ付近から始まる峠道が魅力的です。

峠の頂上付近にある玉原湖から流れる発知川という小さな川に沿うように走る道は道幅はそれほど広くありませんが、木々の近くを走行できるので自然を身近に感じることができます。

玉原高原に近づく最後の数キロは、ヘアピンカーブがいくつも連続するので、楽しくバイクを運転しながら頂上を目指して行くことができます。

交通量が少ないのでスピードを出しがちになってしまいますが、安全運転でゆったりと丁寧に走行しましょう。

また、道中には「強清水の滝（こわしみずのたき）」という小さな滝があり、沿道沿いにあるのですぐに見ることができます。

小さいながらも水量が多く見ごたえがあると同時に涼めるスポットになっています。

峠を上りきると玉原湖が見えてきます。

玉原湖はロックフィルダムである玉原ダムの揚水発電に使われている湖です。

湖や森林などの景色と共にバイクの写真を撮ると良いでしょう。

また、玉原ダムの上端へ続く道には立ち入り禁止になっていますが、その立ち入り禁止の車止めが魚になっているのでぜひ見つけてみましょう。

周辺にはレストハウスや温泉、宿泊施設もあるので、日帰りではなく泊りがけのツーリングもオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は夏の暑さを避ける関東のツーリングスポットを紹介しました。

夏のバイクツーリングは暑さとの戦いです。暑さを対策するのもいいですが、暑さを避けるのも良い選択ですよ。

平地を抜けた標高が高い場所は快適にバイクを走らせることができますよ。

また、道中はワインディングロードになっていることが多いので、ツーリングしているだけでもいいのですが、滝や湖、木々の間を抜けたり、アイスを食べたりして、各スポットで涼みながらツーリングを楽しみましょう。