東京都港区海岸

港区海岸は、以前その地域のほとんどを、倉庫や企業の事業所、工場などが占めていました。しかし東京臨海新交通臨海線（通称・ゆりかもめ）が開通して以降、竹芝駅周辺を中心に大型ホテルや商業施設が建設。近隣に通勤するビジネスパーソンから、月極駐車場のニーズが高まりました。そのため、近頃は月極駐車場が増加しています。また、電車によるアクセスも良好です。最寄り駅にはJR山手線・京浜東北線の浜松町駅、東京モノレール羽田線の浜松町駅、東京臨海新交通臨海線（ゆりかもめ）の竹芝駅、日の出駅、芝浦ふ頭駅が挙げられます。

港区海岸の誕生は、明治期に埋め立てられた地域に加え、大正期と昭和初期に埋め立てによってできた日出町・芝浦町・竹芝町に、新銭座町・浜松町・神明町・新網町・湊町などの一部を合わせて「海岸通り」と呼んだのが始まりです。
延宝6年（1678）、徳川幕府の4代将軍から拝領した土地に、およそ8年という年月をかけて造られたと言われている旧芝離宮恩賜庭園。JR線「浜松町」北口から徒歩1分というアクセスの良い場所にあり、周囲をビルに囲まれているにもかかわらず、遠い江戸時代の風景を思い起こさせる代表的な大名庭園のひとつです。数多くの人々が四季折々の風情を楽しみに訪れます。また旧芝離宮恩賜庭園と共に、東京都公文書館やレインボーブリッジも港区海岸の象徴的な建造物と言えるでしょう。