車体の大きさにも何とか慣れてきたところで、教習内容もどんどん複雑かつ難しくなってきた。自分自身も「慣れてきたかな」と気が緩んでいたこともあり、無様な姿を晒すことに…。落ち込んでいる時間があれば、ポジティブに動くしかない!みきわめをもらって、検定への足がかりへと進みたい。
目次
前回の記事:【教習日記】大型二輪免許取得までの道のり~教習所9日目~
教習10日目~みきわめ再挑戦~
すべての大型二輪免許教習課程を終え、実技も様になってきたと自画自賛でしたが、肝心要の「みきわめ」で落ちてしまいました。大型二輪免許はみきわめがが取りにくいと聞いてはいましたが、なかなか難しい。落ち込んでる暇はないので、すぐリトライできるよう、朝と昼に予約を入れて再チャレンジです。
軽くストレッチをしたら深呼吸をして、検定コースに向かいました。同じ大型二輪免許を教習する仲間に聞いたとこと、苦手は波状路とのこと。教習中も波状路には何度も泣かされた記憶があり、みきわめがもらえなかったのもこれが原因だとわかっています。
波状路は、半クラッチ状態での減速と立ち姿勢へ移行がスムーズにできれば問題はないのですが、スピードに乗った直後に切り替えるのは少し難しく感じます。何度か練習してタイミングを体で覚えてしまえば問題はなさそうでした。少し早めに立ち姿勢に入ると、いい感じで行けそうです。
障害物があると減速しがちですが、大型の場合は特に推力が弱まってしまうので、障害物のやや手前から速度を徐々に上げると上手くいく感覚が掴めました。
コース走行はそつなくこなし、波状路へのつながりも何とかスムーズにつなげることができるようになりました。この練習を何度か繰り返すことで、自分の欠点もだんだんわかってきたのは収穫でした。運転も安定し、自信がついたところで時間終了です。
法規走行における加速が鈍いために、減速のタイミングが遅れているなどの指摘を頂きましたが、安全な走行が安定したことで「みきわめ」合格を頂きました。
技能教習修了後は素早く検定にチャレンジ!
大型二輪免許取得は、技能教習修了後3か月以内に検定を受けて合格しなければなりません。猶予はありますが、感覚が残っている間に検定を受けて安心したいところです。早速、窓口で空いてる日を確認し検定申し込みをしました。同時に、予備に入れていた教習の予約はキャンセル。検定が予想以上に早く受けられるのでワクワクしてきました。
検定に向けての心構え
いよいよ検定に挑むわけですが、正直どう挑んだらいいかわからない状態です。今までの訓練を活かして検定に望めばいいとわかりつつも、なかなか納得できない自分がいて正直考えがまとまりません。もし時間を戻せるなら、もう1度検定に向けての練習をしたいというのが本音。でも、そんなに上手い話はなく、本番に向けて頑張るしかない状態です。
一番心配なのは、波状路でスピードの調整が上手くできて、きれいに曲がれるか不安でしかないです。正直、感覚が大事といわれても、バイクを手足のように操ることができるレベルまで達していない今の時点では、バイクを運転することで頭がいっぱいになりそうです。
しかし、こんな不安な気持ちを抱えたままだと余計に失敗しそうで悩んでしまいますね。正直、検定に合格するかしないかという考えが頭を巡っていて、毎日落ち込んだり、前向きに考えたりの繰り返しです。早く無事に検定が終わらないと身が持たない気もする…。
気弱になりたくないが補習枠も
万が一検定に落ちてしまった場合には、補習を受けなければならないので検定の数日後に入れておいた予約はキープしておきます。あまり、落ちた時のことは考えたくないのですが、みきわめでの注意点がやはり気になります。正直、一発合格を狙いたいのですが、大型二輪で公道を走ることを考えると中途半端な技術や気持ちではダメだなと改めて考えてしまいます。
上手くいかないところばかりが、頭の中をぐるぐるして検定前から緊張感半端なし…。みきわめをもらったからと気を抜かずに、検定当日までイメージトレーニングで頑張ろう。
注意された事や、自分で気になっていることは日記に残すことで振り返りができる。安全運転のためにも、大型二輪免許検定は平常心で望みたい。
大型バイクの車体サイズはやっぱり大きいの?
大型自動二輪は「排気量が400ccを超えるバイク」とあり、大型・超大型などバイクの種類によっても大きさは違います。見た目だけでなく、重心のバランスが小型や中型とは異なるので、乗りこなすまでは大変ですが、大型自動二輪免許を取得すればどの排気量のバイクも乗ることができるので便利です。
大型バイク車種
大排気量を搭載した大型バイクは、街乗りだけでなく高速道路やツーリングなどの長距離でも負担がなく余裕の走りができるのが魅力です。アクセルワークも軽く、ライダー自身がストレスを感じることなく取りまわせるので走りが軽い特徴があります。スズキやホンダ、カワサキ等有名なバイクメーカーから色んな種類がでているので、排気量やデザインを比較して自分の愛車を選びましょう。
ヤマハTMAX530
収納スペースがあり排気も大きい、通常のスクーターよりスピード感もあるので通勤に使う人も増えているのがビッグスクーターです。重量級のボディですが、小回りもきいて走りが軽いのが特徴です。ダイヤモンドフレーム、エンジンは空冷2気筒となっています。
全長2200mm×全幅×765mm×全高は1420mm 排気量530㏄
スズキSV650
スズキのネイキッドバイクSV650は、実用性も高く運動性能も十分にあるので気軽に乗りたいバイクとしても人気です。スチール製トラスパイプフレームを採用し、搭載エンジンは水冷2気筒です。とにかくカッコいいバイクに乗りたいと思っている人に最適です。
全長×2140mm×全幅760mm×全高1090mm 排気量645㏄
カワサキNinja H2
スーパーチャージドエンジンによる加速の凄さから「ニンジャ」と名付けられ、カワサキの大型バイクの中で不動の人気となっています。実物を目にすると惚れ込んでしまうくらいに美しいカーボン外装は、まさに地を掛ける忍者の如し。武装することで、高級感と凄みが増しています。カワサキ渾身のスーパースポーツです。トレリスフレーム採用のエンジンは水冷4気筒となっています。
全長2085mm×全幅770mm×全高1125mm 排気量998㏄
ヤマハMT-09
マンガやアニメに登場しそうな近未来的なデザインがカッコイイ、ヤマハMT-09。仮面ライダーに登場してもおかしくないくらいに、ロボット感があるのもおしゃれです。ダイヤモンドフレームを採用、エンジンは水冷3気筒。スポーツデザインが好きな人やネイキッドも気になる人におすすめのバイクです。
全長×2075mm全幅×815mm全高×1120mm 排気量845㏄
スズキGSX-S750
GSX-S1000の後継モデルで、ローRPMアシストを搭載することで街中も走行しやくすなっています。750ccで並列4気筒エンジンを搭載したネイキッドスタイルは、峠でも1000㏄に負けない走りができます。スズキのスポーツバイクで、ここまで完成度の高いバイクはありません。
全長2175mm×全幅×765mm×全高1115mm 排気量749㏄
ヤマハBOLT
エンジンは空冷60°VツインのSOHC4バルブ、総排気量は941ccと重厚感のあるエンジンが魅力。アメリカンバイクは、ハーレーを好む人も多いのですが「ボバースタイル」のBOLTは颯爽と街中を駆け回りたくなる爽快感があります。周りと少し違うバイクの乗りたいと思っている人に最適なバイクです。
全長2290mm×全幅830mm×全高1120mm 排気量941㏄
ヤマハXSR900
MT-09のエンジンと同じエンジンを搭載し、甲高いエキサイティングな排気音になるの3気筒エンジン。4気筒が高回転で自然な伸びを感じるのとは違い、ずっしりとしたエンジンを感じながら街を走れるのがポイント。本格的なバイクに乗りたいなら、こちらを選んでみるのもいいでしょう。
全長mm×全幅815mm×全高1140mm 排気量845㏄
スズキGSX-S1000F
GSX-R1000のエンジンをベースにしたエンジンを搭載、スポーティなデザインで大型ながら防風性能に適したカウルを装備しています。最高出力は148馬力、ハンドルもやや高めで走行感も早く足つきがも良し、女性にもおすすめの大型二輪です。
全長2115mm×全幅795mm×全高1180mm 排気量998CC
ヤマハXJR1300
XJR1200を大幅にブラッシュアップしたのがXJR1300。ハンドリングは軽やかでシャープ、空冷DOHC4気筒は、燃料供給のインジェクション化に排気系のリメイク、キャタライザーを装備しバルブタイミングの変更したことで規制値をクリアしています。ビックバイクのレジェンドとして、人気が衰えることがありません。
全長2175mm×全幅765mm×全高1115mm 排気量1250㏄
ホンダCB1300SF
洗練されたデザインが得意なネイキッドのバイクです。水冷式のエンジンで、デザインも冷却フィンをイメージしているのがカッコイイ。ヘッドライトはLED化され、夜道も安定した走りを楽しめます。
全長2200mm×全幅795mm×全高1135mm 排気量1284㏄
ニリーンツーリング部がレンタルした大型バイク
ニリーンツーリング部:弊社のバイク・ツーリング好きメンバーで構成されている部活です♪ニリーンブログにも活動内容の記事がございますので是非読んでみてください!
ここで紹介させていただくのは現在バイクの購入を考えている部員がツーリング部の活動で実際にレンタルしたバイクです!
ヤマハ XSR700
シンプルでオーセンティックなビジュアルが特長のバイクです。街中の低速走行でも、シフトダウンせず滑らかに加速、再加速が可能です。
頻繁なギアチェンジを繰り返すことなく、アクセルのオン・オフでの爽快な走りをお楽しみください!
全長2075mm×全幅820mm×全高1130mm 排気量688cc
とってもカッコイイですね!これを乗りこなせたら爽快でしょう!
まとめ
苦手なバランス項目を何度も練習するものの、車体の重さに引っ張られてしまうために、どうしても腕や手首に負担を感じてしまう。特にクラッチ操作は、レバーを握る手に力が入ってしまい腕から肩までがガチガチになってしまう。
検定前にこんなに疲れて大丈夫なのか…と不安。果たして検定合格できるでしょうか。
次回、検定!頑張るぞー!