今はいろいろなバイクがある中、「東京卍リベンジャーズ」が実物とリンクしています。今回は、「東京卍リベンジャーズ」に登場する主要キャラクターとバイクについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
東京卍リベンジャーズに出てくるバイクまとめ
東京卍リベンジャーズに登場するキャラクターと彼らにゆかりの深いバイクを紹介します。東京卍リベンジャーズが好きな方も、バイクが好きな方にもたまらないコアな世界観をお楽しみください。
花垣 武道(はながき たけみち)
花垣 武道は東京卍リベンジャーズの主人公で、最愛の恋人「ヒナ」と親友の未来を守るために過去にタイムスリップをします。武道のトレードマークは金髪をリーゼントにした奇抜なヘアスタイルですよね。その豪快な髪型の反対に性格は誰よりも臆病で弱腰な部分があり、そんな彼が意を決して不良に立ち向かう姿にファンも多くいます。周りの人間を守るため口にしたセリフは名言が多く、その強い意思はマイキーやドラケンにも影響しています。そんな彼らは武道に一目置いており親しみを込めて「タケミッチー」とあだ名で呼んでいます。
メーカー
花垣 武道が乗ってるバイクは日本のホンダです。
愛車名
ホンダ・ホークCB250T
車両サイズ
全長:2135mm
全幅:840mm
全高:1170mm
特徴
このバイクが作中で「バブ」と言われている理由は、排気音が「バブ――」と聞こえるからだそうです。このバイクの発売は1978年で、武道がタイムスリップした2005年から考えてもかなり古いタイプのバイクであることがわかります。ホークCB250Tの特徴は独特な形をしたパーツにあります。マフラーと言われる廃棄するパイプは円錐形をしており、ファンの間でタヌキのシッポと呼ばれていました。丸みを帯びた燃料タンクはヤカン、シートはその分厚さから座布団とネーミングされていました。奇抜なデザインは当時のホンダの技術力が結晶そのものといえ、派手な武道やマイキーにはぴったりの一台です。
佐野 万次郎(さの まんじろう)
佐野万次郎は東京卍會のトップにして立ち上げメンバーのひとりです。周りからはマイキーやマイキー君と呼ばれています。金髪のサラサラヘアーに端正な顔立ちから女性ファンの支持を集めています。佐野万次郎の性格は超がつくほどマイペース。いつも眠たそうな顔をしておりドラケンの手を焼かせる傍若無人っぷり。ですが東京卍會では総長を務めるほど喧嘩が強く、作中では「無敵のマイキー」と異名が付くほどです。東京卍會と武道の運命を握る重要キャラクターです。
メーカー
佐野 万次郎が乗ってるバイクは日本のホンダです。
愛車名
ホンダ・ホークCB250T
車両サイズ
全長:2135mm
全幅:840mm
全高:1170mm
特徴
佐野 万次郎が乗るホンダ・ホークCB250Tは、空冷並列2気筒3バルブエンジンを搭載していることもあり、高い動力性能と軽快な操縦性で人気があります。新しいデザインのタンクやコムスターホイールを装備していることもありスポーツ性を感じるでしょう。また、不整地でのショック吸収性に優れていることがあり、バランスを崩すことなく走ることができます。
龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん)
龍宮寺 堅は東京卍會の立ち上げメンバーのひとりで副総長を務めています。喧嘩の強さはマイキーを除けば右に出るものはおらず、大きな体つきを生かした喧嘩は見ごたえがあります。うなじから頭部の側面に掘られた竜のタトゥーがトレードマークで、名前の龍と合わせて「ドラケン」とあだ名が付いています。東京卍會では面倒見がよく頼れる兄貴分のような存在で、見た目の怖さとは裏腹に優しい一面があるキャラクターです。
メーカー
ドラケンこと龍宮寺 堅が乗るバイクメーカーはカワサキです。
愛車名
カワサキ・ゼファー400
車両サイズ
全長は:2100 mm
全幅: 755 mm
全高: 1100 mm
特徴
龍宮寺 堅が乗るカワサキのゼファー400はエンジンがむき出しになっているネイキッドスタイルであるのが特徴です。今でこそネイキッドは普及していますが、ゼファー400の1989年の発売当時は斬新なヴィジュアルに多くのライダーが魅了されたと言われています。まさにネイキッドブームを作り出したのがこのバイクでした。ゼファー400は空冷エンジンを採用していました。カワサキのエンジンは丈夫で頑丈であることに定評があり、チューニングをして速度あげることで楽しまれていました。
三ツ谷 隆(みつや たかし)
三ツ谷隆は東京卍會の弐番隊長を務め、東京卍會の創設メンバーのひとりです。銀色の短髪にキリッとした目つきが特徴で、冷静沈着な性格で組織を引っ張ります。武道が弐番隊に加入してからは、優しくも時に厳しい言葉で武道を成長させます。そんなクールな三ツ谷ですが、実は学校で手芸部に所属しており手つきはものすごく器用なんだそう。そんなギャップも目が離せないキャラクターです。
メーカー
スズキ
愛車名
スズキ・GSX400FSインパルス
車両サイズ
全長:2105mm
全幅:725mm
全高:1130mm
特徴
三ツ谷が乗るインパルスの初代がスズキから発売されたのが1982年。その後生産は2008年まで続いており三ツ谷が使っていたバイクは諸説あり初代のGSX400FSインパルスと94年発売の3代目GK79Aインパルスです。今回はGSX400FSを紹介します。このバイクの特徴は馬力の強さにあり最高出力48PS /10500rpmを発生させるエンジの搭載しています。また出力を向上させるTSCC(Twin Swarl Combustion Chamber)の採用、ヨシムラと共同開発した専用のマフラーによって馬力を高める技術が結集しています。
林田 春樹(はやしだ はるき)
林田春樹は東京卍會の創設メンバーのひとりです。金髪のモヒカンと鋭い眼光が特徴で、周りのメンバーからはパーちんと呼ばれています。性格は物事を深く考えるタイプではなく、彼自身バカと自称するほど。ですが人一倍仲間思いであり、愛美愛主(メビウス)が林田の親友と彼女をいたぶり大怪我をさせた際には、敵の総長を自ら刃物で追い詰めました。
メーカー
ホンダ
愛車名
ホンダ・CBX400F
車両サイズ
全長:2060mm
全幅:720mm
全高:1080mm
特徴
CBXは発売当初は型破りな高性能を誇っており、族車の王様と呼ばれていたそうです。48馬力を持つ最高クラスのエンジンは当時最速と言われたRZ350の45馬力を上回るものでした。そのハイパワーなエンジンはあらゆるシーンに影響し、サーキットや峠などオールマイトな走りを魅せました。CBXに施されたクラシックなカラーデザインは現在でも多くのファンを集めており、赤と白を基調とした車体は現行のCB400SFにも血筋が通っています。
羽宮 一虎(はねみや かずとら)
羽宮 一虎は東京卍會の創設メンバーのひとりです。当時12歳だった一虎は一人で暴走族を相手に敵対していました。その状況を見かねた場地 圭介はマイキーやドラケンを勧誘し、親友の一虎を助けるため東京卍會を結成します。つまり一虎は東京卍會結成の背景に大きく関係する登場人物なのです。マイキーの兄の死がきっかけとなり、東京卍會の敵対勢力である芭流覇羅に加入します。東京卍會の創設メンバーでありながら、組織の存続に大きな影響を与える重要な立ちどころを担っています。
メーカー
カワサキ
愛車名
カワサキ・KH400(ケッチ)
車両サイズ
全長:2025mm
全幅:810mm
全高:1130mm
特徴
羽宮 一虎の愛機であるケッチことKH400の特徴は原作でも「バリバリ」という効果音で描かれているように、雷のような排気音です。一虎の黄色い髪色と相まって彼にぴったりのバイクですね。KHは1976年に登場したシリーズで2ストの3気筒エンジンを搭載しています。フロント重量の重さによって高速走行に若干の不安定さがありながらも、当時としてはトップクラスのスピードを誇っており、60馬力を記録しています。
場地 圭介 (ばじ けいすけ)
場地 圭介は東京卍會の創設メンバーの一人で、一虎の幼馴染でもあります。誰よりも友達想いの一面をもっていますが、性格はちょっと不器用で中学校で留年した過去を持っています。鋭い目つきと黒の長髪が特徴です。親友の一虎がマイキーら東京卍會と敵対することで、その対立関係に大きく翻弄されます。松野千冬との熱い師弟関係も必見です。
メーカー
スズキ
愛車名
スズキ・GSX250E(ゴキ)
車両サイズ
全長:2100mm
全幅:755mm
全高:1160mm
特徴
ゴキと異名のついたGSX250Eスズキから1982年に発売されたネイキッドタイプのオートバイです。は当時コスパ最強のバイクと言われていました。4スト並列2気筒250としてDOHC4バルブと2渦流燃焼室のTSCCが採用されています。ゴキという愛称は、GSX250Eに跨ったときにゴキブリのようなフォルムをしていることからゴキと呼ばれるようになりました。
乾 青宗(いぬい せいしゅう)
乾 青宗は黒龍(ブラック・ドラゴン)の元メンバーのひとりです。金髪に顔の左側に火傷があるのが特徴です。黒龍は過去に東京卍會に壊滅状態にさせられますが、青宗は黒龍の初代総長でマイキーの兄である佐野真一郎に憧れを抱いています。
メーカー
ヤマハ
愛車名
ヤマハ・RZ350ナナハンキラー
車両サイズ
全長:2080mm
全幅:740mm
全高:1085mm
特徴
ヤマハ1981年に登場したRZ350ナナハンキラー。国内で販売が始める前、欧州で販売が開始されておりそのすさまじい加速力から「ポケットロケット」の異名がつきました。RZ350の最大の特徴は圧倒的なパワーウエイトレシオ。その大きさは当時パワーウエイトレシオの頂点にいたホンダCB750Fに匹敵するほどで、スポーティーな加速力に多くの若者を魅了しました。
黒川 イザナ
黒川イザナは佐野万次郎と真一郎の異母兄妹にあたります。イザナは真一郎に強い憧れを寄せていましたが、彼が弟の万次郎に肩入れする様子から万次郎と敵対していきます。イザナは抜群の喧嘩センスで「天竺」を率いており、東京卍會を脅かす勢力へと成長していきます。
メーカー
ホンダ
愛車名
ホンダ・CBR400F
車両サイズ
全長:2035mm
全幅:710mm
全高:1075mm
特徴
ホンダから1983年に登場したCBR400F。直列4気筒エンジンを搭載したスポーツモデルでレースに特化した設計が程越されています。加速性能に優れており、甲高い排気音が特徴です。
松野 千冬(まつの ちふゆ)
松野千冬は東京卍會の壱番隊副隊長を務めており、場地の右腕的な存在です。東京卍會と芭流覇羅の対立構造を作り出した悪の元凶希咲を追い詰めるため武道に協力します。クールな性格ながらも誰よりも熱く場地を慕う姿がとても印象的なキャラクターです。
メーカー
スズキ
愛車名
スズキ・GSX250E(ゴキ)
車両サイズ
全長:2100mm
全幅:755mm
全高:1160mm
特徴
松野が乗るバイクは場地と同じGSX250E。ゴキことGSX250E最大の特徴は「DOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)」が搭載されていることです。エンジンが大きくなり重量が増えるというデメリットがあるものの、ハイパワーを発揮するエンジンです。
林 良平(はやし りょうへい)
林良平は東京卍會参番隊の副隊長を務め、パーちんのことを一番に慕っています。パーちんは愛美愛主との抗争で相手を刃物で刺したことで自首することを決めます。ドラケンもそんな彼の意思を尊重するのでした。しかしこれに反対したのが林。「パーちんはオレの全部なんだよ」というセリフからもパーちんを慕う気持ちがよく伝わってきます。
メーカー
カワサキ
愛車名
カワサキ・Z400FX (フェックス)
車両サイズ
全長:2100mm
全幅:795mm
全高:1155mm
特徴
林良平が乗るバイクはカワサキから発売されたZ400FX。発売当時、中型免許で乗れる4気筒のオートバイは生産が終了していたホンダのCB400FOUR以来であったことで、すさまじい人気を博しました。黒のシートと赤い装甲がとても映えています。
河田 ナホヤ
河田ナホヤは東京卍會肆番隊隊長で愛称はスマイリー。常に笑っている表情が変わらないことから周りからそう呼ばれています。オレンジ色のパンチパーマが特徴です。「勝てる喧嘩はしない」ことをモットーにしており、強敵にもひるまず立ち向かう武道にシンパシーを抱いています。東京卍會を陰で支える重要キャラクターです。
メーカー
ヤマハ
愛車名
ヤマハ・RZ250
車両サイズ
全長:2080mm
全幅:740mm
全高:1085mm
特徴
ヤマハから1981年に発売されたRZ250。その特徴は圧倒的なスピード性能です。RZ250は別名「ヨンヒャクキラー」と言われており、大型バイクに匹敵する速さを持っています。強い加速力とともに特徴なのが排気音の大きさで、そのうるささから族車としても人気があります。
いくらくらいするの?値段について
ここまで紹介した各車両の費用を新車価格と中古価格をみてみましょう。
ホンダ・CB250T(通称:バブ)
取引価格は走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
販売当時30万9000円ほど
中古価格相場
整備なしで60万円~70万円くらい、整備有りだと100前後のようです。
カワサキ・ゼファー400
取引価格は走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
販売当時はメーカーの希望小売価格は52万9千円でした。
中古価格相場
中古車はカスタム具合で変動しますが、70万円台~100万円程になります。
スズキ・GSX400FSインパルス
取引価格は走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
メーカーの希望小売価格66万450円です。
中古価格相場
安くて50万円~60万円、高いものだと80万円~100万円以上します。
ホンダ・CBX400F
取引価格は走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
販売当時価格は48万5千円です。
中古価格相場
今では250万円~300万円で取引されているそうです。
カワサキ・KH400(ケッチ)
取引価格は走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
高いものだと330万円~380万円ほどです。
古価格相場
安いもので180万円前後で取引されています。
スズキ・GSX250E(ゴキ)
取引価格は走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
高いものだと80万円~90万円程度のお値段です。
中古価格相場
安くて50万円前後で販売されています。
ヤマハ・RZ350ナナハンキラー
取引価格は年式、走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
高いものだと300万円前後で購入可能です。
中古価格相場
安いものだと105万円程度から購入できます。
カワサキ・Z400FX (フェックス)
取引価格は年式、走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
高くて450万円程度で販売されています。
中古価格相場
安くて200万円程度で購入できます。
ヤマハ・RZ250
取引価格は年式、走行距離や車検・保険条件によって変わってきます。
新車価格
フルカスタムされたもので300万円以上で販売されています。
中古価格相場
安いものだと130万円前後ですが、相場は150万円~200万円のようです。
まとめ
東京卍リベンジャーズはバイクの特徴がキャラクターの設定にも関連しており、ヤンキー漫画が好きな人にはもちろんバイク好きにもたまらない漫画となっています。どのキャラクターがどんなバイクを使っているのかを知ると、作品の楽しみかたがより広がるのではないでしょうか。