皆さんご存じの通り、バイクではヘルメットの着用が義務付けられています。
ヘルメットにもさまざまな種類がありますが、特に安全性が高いとされているのが「フルフェイス」。
ただフルフェイスヘルメットは密着性が高いため、髪がぺちゃんこになりやすいのが難点。
そこで今回は、フルフェイスでも髪がぺちゃんこにならない方法を検証しましたので、前編と後編に分けてご紹介したいと思います。
目次
序章
バイクライフで見過ごせないのがヘルメットではないでしょうか。交通法ではヘルメットの着用が義務付けられています。これまでは法律だから……としかたなくヘルメットをかぶっていたかもしれません。ですが、最近ではおしゃれなヘルメットも増えてきたことで、バイクに乗るときのファッションとしても受け入れられつつあります。
かっこいいバイクにおしゃれなヘルメットで乗るのは、きっと最高に気分が上がるはず。きちんと身だしなみを整えて、バイクライフを充実させたいですよね。
>可愛くておしゃれなバイクはこちらの記事で紹介しているのでよかったらどうぞ!
ソロツーリングだと、雨に濡れても、汗まみれになっても、泥がはねても気にならないかもしれませんが、恋人や友達などとツーリングするときは、やはり身だしなみは気になりますよね。
今回は男性ライダーも女性ライダーも、身だしなみを気にするシーンで使えそうな情報を前編と後編に分けてご紹介したいと思います!
というわけでさっそく、検証のために「ライコランド TOKYOBAY東雲店」と「ドラッグストア」に行ってきました。
装備ありとなし、ワックスなどの有無でどのように違いがあるのかみていきましょう。
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検証方法
それではさっそく検証です。エアーヘッド、ヘアゴム(2種類)、ヘアピン4本、マトメージュ、化粧ミストを用意してみました。ヘアゴムやヘアピンは、女性の方であれば持っている方が多い物だと思います。どのアイテムがヘアスタイルをキープできるのか、女性を対象にして実践してみます。
さて、検証方法は「フルフェイスヘルメットをかぶって20秒間頭を振ります」です。ちなみに、検証中の動画を撮影してみると……正気の沙汰とは思えない狂気の映像になってしまっていたので5秒だけ載せておくことにします。
補足ですが、ヘルメットにも種類がありますよね。
教習所でレンタルできるものはジェットタイプが主流なのだそう。フルフェイス、オープンフェイス・ジェットタイプ、オフロード、ハーフキャップがあげられます。
ちなみに、ハーフキャップは交通法の規定により排気量125ccまでしか着用できません。
今回検証しているフルフェイスは長距離ツーリングなどで被るのが特におすすめ。
頭部だけでなく、頬から顎までガードできるのが特徴です。
バイクの転倒事故では、顎が砕けてしまうこともあることはご存知でしょうか?オープンフェイスやジェットタイプでは、頭部から頬までしか防護できないため、顎を負傷しやすいのです。
フルフェイスは髪がぺちゃんこになりやすいのが気になりますよね。オープンフェイスやジェットタイプより髪がぺちゃんこになりやすいので、女性ライダーは安全性を取るか、身だしなみを取るかで悩むかもしれません。フルフェイスのヘルメットでも、できるだけ髪がぺちゃんこにならないよう工夫するしかなさそうです。
検証その1 髪ぺちゃんこ対策
ヘルメットはフィットしていればフィットしているほど安全性が高いですが、フィットしていればしているほど、髪がぺちゃんこになってしまいます。もちろん、安全性のためには最適なサイズのヘルメットをかぶることが重要です。できれば、ヘルメットの安全性はそのままに、髪がぺちゃんこにならないようにしたいですよね。どのような対策ができるのか、今回は検証したいと思います。
ヘルメットを外したとき、髪がぺちゃんこになっていたり、崩れていたり、あとがついたりしていたら恥ずかしいですよね。そもそも、ヘルメットをかぶったとき、どうして髪がぺちゃんこになってしまうのでしょうか?髪ぺちゃんこ対策をするためにも、まずは理由について知っておきましょう。
ヘルメットに頭部がつぶされることで髪がぺちゃんこになってしまうのは、フルフェイスが頭部に密着することにあります。しかし、髪がぺちゃんこになってしまうのは他にも理由があります。それは、ヘルメットによって通気性が悪くなり、湿気が発生するからです。つまり、ヘルメット内部が蒸れてしまうとことにあります。そして、蒸れている髪の毛がヘルメットにつぶされることで、さらに髪がぺちゃんこになってしまいます。
また、髪がぺちゃんこになるということとは関係ないことですが、ヘルメットの内部が蒸れると、ニオイの原因になるだけでなく、雑菌が繁殖してしまうのでとても不衛生なのです。ヘルメットを外したとき、髪がぺちゃんこなうえニオイまでしてしまうのは、なんとしても避けたいですよね。
では、髪ぺちゃんこ対策で大事なのは、ヘルメットによる圧と通気性ということがわかったところで、さっそく検証に移りましょう。
エントリーNo.1 airhead(エアーヘッド)
世の中のヘルメットによる「髪ぺちゃんこ」問題に悩むライダーのためにあるといっても過言ではないアイテムがエントリーNo.1 airhead(エアーヘッド)です。ヘルメットと頭皮のあいだに隙間を生み出すことで、髪がぺちゃんこになりにくいというのです。すでに、ライダーにとっては話題の商品となっていますね。もちろん、このairhead(エアーヘッド)は、東雲ライコランドでも取扱いがあります。
airhead(エアーヘッド)はMotorimodaというメーカーの「ヘルメット用ベンチレーションライナー」です。ベンチレーションとは通気性のこと。ヘルメット着用時に通気性をよくするためにかぶるものということになります。
airhead(エアーヘッド)の特徴は、着脱しやすい、洗える、アレルギーの心配がない、そしてヘルメットにも優しいということ。ヘルメットの内側にairhead(エアーヘッド)をぴったりと貼り付けるだけでいいのです。
もちろん、女性ライダーでも、付けられない、外れないということはありません。取り外しがしやすいだけでなく、洗えるのもポイントだといえます。いつでも清潔に使えますね。airhead(エアーヘッド)はシリコンからできていますが、医療用として認められるレベルのシリコンを使用しているだけでなく、アレルギー対策加工もしているため、アレルギー体質でも安心といえるでしょう。
また、ヘルメットに直接頭部が当たらないため、クッションの寿命が伸びるのだそう。
airhead(エアーヘッド)は、機能性はもちろん、おしゃれな見た目から、すでに人気商品だといいます。これは、検証前から期待が高まりますね。店員さんは「性別問わず使えますが、特に、男性だと髪の毛にボリュームがあるのでヘルメットを外したときに効果がわかりやすいです」とのこと。
今回、検証するのは女性ライダーなので不安になりながらも、気を取り直してレッツトライ!
検証開始
今回、検証するのはロングヘアの女性ライダーです。ヘルメットをするとき、ロングヘアをひとつにまとめるという女性は多いのではないでしょうか?ヘルメットに引っかからないよう、低い位置でひとつに結ぶかと思います。そこで、今回の検証では、髪を低い位置でひとつに結んだ状態で始めてみたいと思います。
airhead(エアーヘッド)を取り付けたフルフェイスのヘルメットをかぶり、20秒間、頭を振ります。さて、airhead(エアーヘッド)ありとなしでは、ヘルメットを外したときに、どのくらい髪がぺちゃんこになっているのでしょうか?
airhead(エアーヘッド)なしバージョンがこちらですね。
ひとつにまとめているぶん、後頭部の崩れはまだマシといったところですが……ぐしゃぐしゃになった前髪にはくっきりとヘルメットのあとまでついてしまっていますね。後頭部は結び直せばどうにかなりそうですが、前髪のあとは簡単には取れなさそうです。出先で直すのは難しいかもしれません。
また、真夏の暑い日だと、さらに汗をかくことが予想されるので、前髪が貼りついてしまいそう。見た目もよくないですが、不快感もありそうです。
airhead(エアーヘッド)ありバージョンがこちら!
いかがでしょうか?もちろん、ヘルメットをかぶっていないときと比べれば、いくらか後頭部が乱れてしまっていますが、エア―ヘッドがない状態より、明らかに崩れが目立ちません。ビフォー・アフターの写真を見ていただけると一目瞭然ですね。ほとんどと言っていいほど、髪がぺちゃんこになっていないのではないでしょうか。
ぺちゃんこになってしまうと、出先ではどうにもできませんが、ちょっとした乱れであれば、すぐに整えられます。
エアーヘッドは小さな突起がたくさんあるので、装着時に痛くないのかと気になっていたのですが、むしろヘッドスパのようでした。痛みについては心配することはなさそうです。
以上の検証結果から、airhead(エアーヘッド)は髪ぺちゃんこ対策として有効だと判断できそうです。しかも、衛生的、ヘルメットのクッションにも優しい、ヘルメットを外したとき裏側にちらっと見えておしゃれです。特にヘルメット内部が蒸れやすい夏場に活用したいアイテムだといえるでしょう。
さて、残りの検証については別記事で紹介していますので、↓からどうぞ!
フルフェイスでも髪がぺちゃんこにならない方法を検証!【後編】
一休み
前編はとりあえずここで一休みです。早朝から検証商品と検証アイテムの買い出しに繰り出したので、ランチがてら休憩します。
今回お邪魔したのは、パスタのお店「ダッキーダック 有楽町店」。注文したのは、こちらの「ランチセットC」です。本日のパスタは「かぼちゃとベーコンのクリームパスタ」となっています。ほっこりとしたかぼちゃと塩気のあるベーコンが好相性。クリームも濃厚でおいしいです。エネルギーチャージも完了。後編もがんばります!
まとめ
フルフェイスでも髪がぺちゃんこにならない方法を検証してみました。前編ではエントリーNo.1のエアーヘッドを検証。実際の写真をご覧いただいたので、わかりやすかったと思いますが、装着した効果が一目瞭然となる結果でしたね。
ご紹介しきれなかったのがとても残念なのですが、エア―ヘッドはデザインのバリエーションがたくさんあったのです。もちろん、ヘルメットの中に装着するものなので、外からは見えるものではありません。ですが、いわゆる「見えないところのおしゃれ」というものです。身に付けているだけでもテンションアップなので、ぜひお好みのデザインを選んでみてくださいね。
フルフェイスでも髪がぺちゃんこにならない方法を検証!【後編】
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