「ミ」の3本線にはそれぞれ意味があり、調和・団結・発展を表しているデザインで、『荘子』を出典とした図南鵬翼（となんほうよく）をシンボルにしているようです。要は大きな志のたとえで、区民の更なる発展を望んでいるデザインになります！区内には区の木として制定されているクスノキが神社や寺院に多くあり、笠寺観音などの史跡もあるほどの歴史深い区です。

土器なども発見されていて、遺物は見晴台考古資料館で確認できますよ！他にもコンサートやスポーツの大会で使用される「日本ガイシスポーツプラザ」があったり、おしゃれなインテリア雑貨店があったりして飽きない街です。

環境状況

南区は工場地帯が多い区で、企業が多いです。企業には外国人労働者が勤めていて、治安を心配する人が多いんじゃないでしょうか？しかし、治安は名古屋市内で中間に位置し、治安が特別に悪いわけではありません。もし心配であれば工場地帯から離れた場所と、閑静な住宅街があるエリアに住むのがおすすめです！

その中でも家族でお子さんがいる状態で物件を探すなら学区が良いエリアになり、家賃をなるべく抑えたい人は駅から遠いエリアがいいでしょう。ただし、エリアによってバスの本数が少ない可能性があるため、何を軸にして物件を探すのかを決めておいてくださいね！

アクセス

南区は名鉄名古屋本線、JR東海道本線、地下鉄桜通線などがあります。主要駅である名古屋駅までなら、笠寺駅から約10分弱で到着するほどのアクセスです！沿線周辺の住まいがあれば、わざわざ家賃相場の高い名古屋駅周辺に住む必要もなく、家計を圧迫せずにのんびりと暮らせるでしょう。名古屋駅についてしまえば、路線を変えて愛知県の行きたい場所へとスムーズに行けたり、新幹線で大阪や東京などに行けたりします！

大阪や東京は約2時間もあれば着くため、仕事や旅行で使えて便利です。また、名古屋市には市バスが巡回していて、中距離のアクセスも整備されています。車で移動したいなら、名古屋高速3号大高線や国道247号線を利用するのがおすすめです！

特産物

愛知県名古屋市には特産物があり、「なごや農あうネット」として生産が盛んです。「なごや農あうネット」とは、名古屋市民が農と「出あう」「ふれあう」「みつけあう」場を象徴する言葉で、ゆかりのある伝統野菜たちですよ！

八事五寸にんじん

「やごとごすん」とよみ、一般的なにんじんと比べて濃いオレンジ色で、満足感ある食べ応えが特徴です。甘味が強く、茹でたり炒めたりするとさらにおいしさが増します。名古屋市農業センターでは八事五寸にんじんを細かくし、アイスクリームにして販売していて人気です！にんじんがアイスクリームになった目新しさと、八事五寸にんじんの甘味を利用したおいしさで、わずかに人参の色素が表現されています。

大高菜

大高菜は江戸時代から栽培が始まった漬菜で、大高地区で生産されています。正月になると雑煮に添えることが多く、三つ葉のような役割を果たしている野菜です。全国のスーパーで見ることはなく、名古屋市在住の人たちが近所のスーパーで見かけ、中には家庭栽培をする人もいます。葉や茎が柔らかく、繊細かつ大事に育てたい人にとっておすすめの野菜です！秋の終わりごろに種をまいて20度程度の気温を保てば、1か月程度で食べられる大きさになります。

愛知大晩成キャベツ

愛知大晩成キャベツは葉肉が多く、食べ応えのある大きさが特徴です。一般的なキャベツだと芯が太く、好まずに捨ててしまう人が多いことでしょう。しかし、愛知大晩成キャベツは芯が大きくならないため、食べやすい部分が多いです。噛むと甘味があり、葉肉の大きさを活かしてロールキャベツにしたり、屋台の定番である焼きそばにしたりがおすすめになります！重さは2〜3kgで、4月が一番おいしい時期ですよ。

まとめ

愛知県名古屋市にはウイング源兵衛という駐車場があり、駅からのアクセスが良好で入庫可能なバイクが多いです。南区には歴史ある神社や寺院、史跡などがいくつかあり、落ち着いて住みたい人にはおすすめのエリアになります。治安は良くも悪くも普通で、閑静な住宅街や駅から離れた場所であれば安全に暮らせるでしょう。ツーリングスポットや特産物もあり、住んでいて飽きません。