冬ツーリングにオススメな関東のツーリングスポット5選

冬はチョイ乗り！冬でも楽しめる関東のツーリングスポットをご紹介

冬の寒さの中でもバイクに乗る派の皆さん、今年の冬のツーリング予定は立てていますか？冬ツーリングは寒さ対策が大変ですが、「空気が澄んでいて景色が綺麗」「冬グルメが楽しめる」などの良さもあります。

そこで今回は、冬でも楽しめる関東のツーリングスポットをご紹介します！

江の島（神奈川県）

神奈川県藤沢市にある「江の島」は、ライダーたちに人気の観光スポットです。江の島といえば海水浴やマリンスポーツなどで、夏の暑い時期には多くの人でにぎわいます。冬も絶景スポット、グルメ、イベントが楽しめますよ。

江の島には、バイクの駐車場が数多くあります。ほとんど全ての駐車場が無料で使う事ができ、台数も全て合わせると1,000台程停める事ができるので、目的地の近くの駐車場にバイクを停めると良いでしょう。

江の島では、冬は氷点下まで気温が下がることがあります。肌に突き刺さるような冷たい風を全身で受けながら走ることになるので、しっかりと防寒機能がある厚手のバイクジャケットやライディングパンツで体を温めましょう。

江の島の冬はかなり冷え込みますが、空気が澄んでいるため遠くまで景色を眺める事ができます。晴れていれば、海岸沿いで雪のかかった綺麗な富士山を見る事ができるでしょう。写真に収めると記念になりますよ。

里のうどん

江の島には和食を中心としたおいしいご飯どころがたくさんあります。江の島のある湘南エリアでは藤沢名物「里のうどん」が人気です。うどんはもちろん、「バラ丼」もおいしいのでうどんとセットで注文するのがオススメです。

湘南の宝石

江の島では冬イベントがあります。毎年11月末から翌年2月末まで、江の島エリアで「湘南の宝石」が開催されます。関東三大イルミネーションをはじめ、イルミネーションランキング上位に常にランクインしている、20年以上続くイベントです。綺麗な光で彩られたイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

原岡桟橋（岡本桟橋）（千葉県）

千葉県南房総市にある「原岡桟橋（岡本桟橋）」は原岡海岸と多田良北海岸の間にある、全国でも数少ない木製の桟橋（一部）です。ノスタルジックな雰囲気の夕日や「関東の富士見百景」にも選ばれる富士山の眺めなど、その風景の良さからドラマやロケ地としても有名なビュースポットとなっています。夕陽や桟橋のライトアップとともに、富士山の綺麗な写真が撮れますよ。

南房総は冬は雨が少なく、12月から3月は山間部と比べて比較的温暖な気候のため、冬用の装備で着込めば温かく快適なツーリングができます。都心から1時間ほどで行く事ができるので、ツーリングにはうってつけのスポットですよ。

原岡桟橋の駐車場は、アスファルトではない場所もあるため、バイクは走行、駐車共にバランスを崩さないように注意しましょう。また周辺の道も狭く見通しが悪いので気を付けてくださいね。

道の駅 とみうら枇杷倶楽部

近くには「道の駅 とみうら枇杷倶楽部」があり、南房総名物の枇杷を使ったソフトクリームやフルーティな「びわカレー」を味わう事ができますよ。

大洗（茨城県）

茨城県にある大洗は定番ツーリングコースです。冬にはあんこう鍋や旬の牡蠣を食べることができ、グルメツーリングを楽しむ事ができます。

大洗は海岸線に位置しており、開放感に浸りながら走ることができます。大洗磯前神社には「神磯の鳥居」があります。大洗磯前神社と酒列磯前神社（ひたちなか市）に祀られている2人の神が降り立った地と言われており、人気のフォトスポットになっています。

大洗は海洋性気候なので茨城県の内陸と比較して気温が高いです。冬は平均で2〜3度ほど高く暖かいので真冬でも凍えることなくツーリングができます。

冬の大洗では、11月〜3月までの期間であんこう鍋を食べる事ができます。「東のあんこう、西のフグ」と称される、関東を代表する冬の味覚です。あんこうは見た目からは想像のつかない、淡白であっさりとした味わいで、脂身も少なく低カロリーです。身も皮も内臓も全て食べる事ができるのでとても優秀な食材でもあります。

親潮

大洗にある「親潮」では、シーズン中のみあんこう鍋を食べる事ができます。よくある「どぶ汁」ではなく店主独自のあんこう鍋となっています。味噌ベースで、魚の臭みがない美味しい鍋です。なお、店主一人で切り盛りしているため、予約必須で、独自マナーもあります。ホームページをチェックしてからお店に入るようにしましょう。

城南島海浜公園（東京都）

城南島海浜公園は、東京都大田区城南島の端に位置する海浜公園です。キャンプやバーベキューを楽しめるほか、車椅子でも入場できるボードウォーク、砂遊びや散歩ができる砂浜、スケボー広場など様々な用途で遊ぶことができます。つばさ浜は2002年に開設され砂浜は450メートル、幅は最大で75メートルあります。

また、羽田空港の滑走路から飛び立つ飛行機が上昇していく様子を間近で見ることができます。つばさ浜を挟んで反対側の会場には、大型貨物船が航行している様子も見る事ができますよ。浜と海路が近く迫力満点です。

夏はキャンプやバーベキュー、潮干狩りなどで多くの人でにぎわいますが、冬は海岸線のため風も通るのでなかなか寒く、穴場スポットとなっています。日差しがある暖かそうな日でも風が吹いていて寒いのでしっかり防寒対策をしてバイクに乗りましょう。

公園には駐車場があり、車は料金が1時間300円（以後30分毎に100円）かかりますが、バイクは無料の駐車エリアがあります。

寒い時期はオートキャンプ場は閉鎖されますが、一部エリアではキャンプ可能です。冬の風がない日はデイキャンプでバーベキューも楽しめますよ。ちなみにデイキャンプやバーベキューは予約が必要なため注意してください。

三浦半島（神奈川県）

三浦半島は神奈川県南東部に位置する小規模な半島です。三浦半島は全体的にアップダウンが少なく、内陸部を含め比較的平坦な丘陵地帯が続きます。標高がそこまで高くなく暖かいため、冬も路面凍結の心配なくツーリングが出来ますよ。

海岸線は海風が冷たいので、バイク用のインナーや薄いダウンジャケットを中に着込むと良いでしょう。

市街地からはビルや建物が多く、眺めは良くありませんが、半島の小高い丘では相模湾を見渡す絶景を堪能できます。またこの地域の特産は大根で、辺り一面に広がる大根畑の中をツーリングすると開放感を味わう事ができますよ。

三浦半島では早朝からのツーリングがおすすめです。三浦半島の先まで行けば、城ヶ島大橋や城ヶ島公園、馬の背洞門で綺麗な日の出をを見る事ができるなど、評判が高いビュースポットを訪れることができます。

三崎港の朝市

三浦半島で日の出を見た後は三崎港の朝市はいかがでしょうか。早朝から大盛り上がりの三崎港の朝市はメディアに取り上げられるほどの人気です。三崎港はマグロが有名で、大量のマグロの水揚げや解体ショーなど大迫力のイベントが盛りだくさんです。

また、朝市では旬の野菜や魚が安く買えます。お土産をたくさん買う場合には大きめのバッグや保冷バッグを持った方が良いでしょう。三崎港近くには早朝から開店している食堂が多いので、各店趣向を凝らしたマグロ料理をおいしく食べる事ができますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は冬のバイクツーリングにオススメの関東エリアを紹介しました。
冬は山の方を目的地にすると凍結のおそれがありますので、海側のスポットがオススメです。早朝から出かければ、綺麗な朝日を見る事もできますよ。

その後は海の幸をつかった料理や期間限定のご当地料理など各スポットのグルメを楽しみましょう。また、天気が良いと富士山を見る事ができるスポットもあるのでお気に入りのビュースポットを探すのも良いですね。

海岸線は海風が吹いて冷えるので、防風インナーやジャケットを装備し、体の芯まで冷え込まないように注意しながら、快適なツーリングを計画しましょう。