バイクに乗りたい気持ちはあるのに、
「行くところがない」
「目的地が思いつかない」
と感じることはありませんか?
実はこれ、多くのライダーが一度は通る道です。
有名なツーリングスポットを一通り巡り終えると、次の目的地が見つからず、そのままバイクに乗る回数まで減ってしまうという流れに心当たりがある人も多いでしょう。
ただし、「行くところがない」と感じる本当の原因は、目的地の数が尽きたからではありません。
目的の決め方や楽しみ方の方が、いつの間にかマンネリ化しているだけというケースがほとんどです。
今回は、ツーリングに飽きを感じる原因を整理しながら、目的地の決め方や楽しみ方の工夫を紹介します。
今週末「ちょっと走ってみようかな」と思えるヒントを探してみてください。
目次
「バイクで行くところがない」と感じる3つの原因
「行きたい場所が思いつかない」と感じることは珍しくありません。
しかし、実際にはツーリングスポットが問題ではなく、目的地の探し方や楽しみ方がマンネリ化しているケースがほとんどです。
行く場所より「行き方」がマンネリ化している
毎回同じ道を走り、同じ休憩場所に立ち寄るという単調な繰り返しが続くほど、新鮮さは確実に薄れていきます。
「行くところがない」という感覚の正体は、目的地そのものではなく、ルートや走り方がワンパターン化しているからかもしれません。
あなたはどのタイプ?3つの原因をチェック
次の中から、自分に当てはまるものを探してみてください。
①ネタ切れ型:有名スポットは一通り走り終えてしまった
②不安型:初心者で遠出や知らない道へ行くのが不安
③意欲低下型:バイクに乗る回数が減り、何となく気持ちが乗らない
原因さえ特定できれば、解決の糸口は自ずとと見えてきます。
解決のポイントは「目的」と「変化」
ツーリングのマンネリを解消するのに、「どこへ行くか」ばかりを考える必要はありません。
むしろ意識すべきは、「走る理由を作ること」と「いつもと違う体験を取り入れること」の2つです。
この視点を持つだけで、何度も走った道であっても、そこに新しい楽しみ方を見つけられるようになります。
今日から使える!行き先を”生み出す”目的地の決め方
ツーリングの目的地は、有名スポットの中から選ぶものだと思い込んでいませんか?少し視点を変えるだけで、新しい行き先はいくらでも見つかります。
海・岬・「先っぽ」を目指して走る
「今日は東へ行こう」
「海が見える場所まで走ろう」
そんな感じで細かい目的地を決めずに出発するのも、立派な楽しみ方の一つです。
地図を見ながら半島や岬、湖畔といった”先端”を目指して走るだけで、思いがけない道や景色に出会えるかもしれません。
季節や天気で目的地を決める
春は桜、夏はひまわりや高原、秋は紅葉、冬は温泉というように、季節を軸に行き先を考えるのもおすすめです。
天気が良い日は海沿いや山道、暑い日は標高の高い場所など、その日の条件で目的地を選ぶのも一興です。
同じ地域でも違った楽しみ方ができます。
GoogleマップやSNSで行きたい場所を貯める
気になった場所をGoogleマップの「保存」機能やマイマップに登録しておく習慣をつけると、「どこへ行こう」と迷ったときの引き出しになります。
SNSで「#ツーリング」「#道の駅」「#絶景スポット」と検索してみるだけでも、まだ知らない場所がぽつぽつ見つかるものです。
ツーリングマップルを活用する
ツーリングマップルとは、バイクで走りやすい道やライダー向けスポットがわかりやすくまとめられた、昭文社発行のツーリング専用地図です。
ツーリングマップルには、景色の良い道やツーリングスポット、著者のコメントが詰まっています。
ページをめくりながら「この道を走ってみたい」と目的を決めるだけでも、新しいルートは自然と見つかっていきます。
目的地が思いつかないなら、「場所を探す」という発想から「目的地を作る」という発想に切り替えてみましょう。
「走るだけ」を卒業|現地の”遊び”で行く理由を作る
「目的地が思いつかない」と感じたら、行き先ではなく「現地で何をするか」から決めてみましょう。
走ることに楽しみを一つ足すだけで、いつものツーリングが途端に新鮮に感じられる場合があります。
ラーツー・コーヒーツーリングを楽しむ
景色の良い場所でラーメンを作る「ラーツー」や、お気に入りのコーヒーを淹れてのんびり過ごすコーヒーツーリングは、根強い人気を誇る楽しみ方です。
目的地そのものではなく「外で食べる・飲む」を目的に据えるだけで、近場でも十分に満足感のあるツーリングになります。
写真や動画を撮って思い出を残す
見慣れたはずの景色も、季節や時間帯が変われば違う表情を見せてくれます。
お気に入りの場所で写真を撮ったり、ツーリングの様子を動画に残したりすれば、「今日はこの一枚を撮りに行こう」という新しい目的が生まれます。
集める楽しみを作る
道の駅スタンプや御朱印、ダムカードなど、各地で集められるものを目的にするのもおすすめです。
「あと一か所でコンプリートだし、次は隣の県へ行こう」と、次のツーリング先が自然に決まっていくため、マンネリを感じる暇がなくなります。
その土地ならではのグルメを楽しむ
ご当地グルメや人気のカフェ、ソフトクリームなど、「食べたいもの」を目的にするのもツーリングの醍醐味です。
遠くまで走らなくても、新しいお店を一軒見つけるだけで「今日は来てよかった」と思える一日が増えるかもしれません。
マンネリを構造から壊す|ルート・仲間・車種を変える
いつも同じようなツーリングになってしまうなら、目的地ではなく「走り方」そのものを変えてみるのも効果的です。
環境を少し変えるだけで、新鮮な気持ちでバイクを楽しめるようになります。
出発地点を変えてみる
いつも自宅から走り始めるのではなく、高速道路を利用したり、車にバイクを積んで移動したり、普段とは違う場所からツーリングを始めてみましょう。
出発地点が変わるだけでも、新しい道や景色に出会いやすくなり、行動範囲も一気に広がります。
ソロとマスツーリングを切り替える
一人で自由に走るソロツーリングにも魅力はありますが、たまには友人やツーリングイベントに参加してみるのもおすすめです。
自分では絶対に選ばないルートや立ち寄りスポットを知るきっかけになり、思いがけない楽しみ方に出会える可能性があるからです。
レンタルバイクで違う車種に乗ってみる
普段乗っているバイクとは違う車種をレンタルしてみると、同じ道でも全く違う楽しさを味わえます。
オフロードバイクやアドベンチャーバイクなど、これまで乗ったことのないジャンルを体験してみると、新しい趣味につながるかもしれません。
スタンプラリーやイベントへ参加する
道の駅スタンプラリーやデジタルスタンプラリー、地域のツーリングイベントに参加すると、「次はここへ行こう」という目的が自然に生まれてきます。
「○○イチ(琵琶湖一周・しまなみ海道など)」やロングツーリングイベントに挑戦するのも、いつもとは違う達成感を味わえる方法です。
「どこへ行こう」と一人で考え込むより、目的を用意してくれるイベントや企画を活用すると、マンネリを感じにくくなるでしょう。
行き先探しで気をつけたいこと|安全・お金・手放す前に
新しい行き先を探すのは楽しい作業ですが、その分安全面や費用への目配りも忘れないようにしましょう。
「最近バイクがつまらない」と感じている人も、すぐに手放す前に、楽しみ方を変えてみることで気持ちが変わるかもしれません。
知らない道へ行く前は事前確認をする
初めて走る道や山道、林道へ向かう場合は、通行止めや工事情報、ガソリンスタンドの場所などを事前に確認しておきましょう。
特に山間部では携帯電話がつながりにくい場所が多く、野生動物が飛び出してくるような場所もあります。
事前に情報収集をして、現地でパニックにならないように準備しておきましょう。
近場でも十分楽しめる
ツーリングは、遠くまで走れば満足できるというものではありません。
お気に入りのカフェへ行ったり、新しくできた道の駅へ立ち寄ったり、普段通らない道を走ったりするだけでも十分楽しめます。
高速道路代や宿泊費をかけなくても、工夫次第で充実した一日は作れるものです。
それでも楽しめないなら、一度スタイルを変えてみる
それでも、もし「どこへ行っても楽しくない」と感じるなら、バイクそのものに飽きたのではなく、ツーリングのスタイルが合わなくなっているのかもしれません。
ソロツーリングをマスツーリングへ変えたり、キャンプや写真、グルメといった新しい楽しみを組み合わせたりするのも一つの手です。
バイクを手放すことはいつでもできます。
その前に一度だけ、今までとは違う走り方や遊び方を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、バイクツーリングのマンネリ化の原因や、解消法などを詳しく紹介しました。
「バイクでツーリングしたいのに行くところがない」と感じるのは、目的地が尽きたからではありません。
走り方や楽しみ方が少しマンネリ化しているだけというケースが多いのです。
目的地の決め方を変えたり、ラーツーや写真撮影など新しい楽しみを取り入れたりするだけで、見慣れた道でも新鮮な気持ちで走れるようになるでしょう。
また、イベントやスタンプラリー、レンタルバイクなどを活用すれば、新しい出会いや発見はさらに増えていきます。
大切なのは、「どこへ行くか」だけにこだわらないことです。走る理由を一つ足すだけで、ツーリングはもっと楽しくなります。
今回の記事を参考に、自分らしいツーリングの楽しみ方を見つけてみてください。

















.jpg)