前回の記事:【教習日記】大型二輪免許取得までの道のり~教習所2日目~
教習2日目で少し疲れ気味なのですが、なんとか2コマ連続で予約が取れて一安心。
教習1日目で軽く運転には慣れてきましたが、まだまだ慣れません。そのため、「ウォームアップ走行」で教習2回目を始めることにしました。教官の先導のもと、約10分だったとかと思いますが、所内をぐるぐる回り、走りに慣れていきました。教習性が一列になるので、スムーズに走行できない場合は、教官がサポートしてくれるので私みたいに走りになれていなくても安心できます。この時は、まだ自分と同じように走り慣れていない人たちが集まって走っていたので、結構安心していました。「ウォームアップ走行」が終了するといよいよ、教官とのマンツーマンで一本橋やクランク、S字、スラロームといったバランス課題が始まります。今までは直線だったので簡単なイメージがあったのですが、複雑な道だと運転技術を求められることもあり緊張しっぱなしです。私自身ビビりということもあり、とにかく怖いといった感じでなかなか上手くいきません。教習用に使われているのは教習車NC750Lなのですが、実は比較的に乗りやすい教習仕様として使われているみたいです。
実際に、マンツーマンで受けた教習内容ですが、スラロームが上手くいきません。
バイクを倒しこんでアクセルをふかすのですが、教習車NC750Lが重くてパワフルなため苦戦しました。
逆に一番苦戦すると教習者同士で噂になった一本橋は、すぐにクリアしたこともあり、相性の問題もあるのかもしれません。
ちなみに目標タイム12秒としていたのですが、実際にたたき出したタイムは14秒です。
目標に近いタイムを叩き出せたので満足。
目標を達成できたのは、ニーグリップとジグザグ走行にあったのではといまさらですが、思っています。
結構運転技術って、大事だなと思いつつ、一本橋をクリアできた自分をほめてあげることにしました。
教習2日目~教習で苦手な人も多いクランクとS字走行~
クランクとS字走行は、タイム規定がないため、単に通過すればいいという簡単なルール。
私自身初心者なので、運転技術を求められるクランクとS字走行に、タイムがあったら絶対にクリアできないと思っていました。しかし、一本橋は10秒以上、スラロームは7秒以内というルールが大型バイクの検定ではもうけられているため、注意が必要です。本番は、私含めて緊張する方が多いと思うのですが、教習では高い目標が課されているため、クリアできるか心配ですね。ちなみに私は、問題なく進めば3限目でクリアできるスラロームを7秒きれた回数が少ないということもあり、不合格になりました。中型の時は、一段階で復習連発していただけに特に厳しいというわけではないような気がしますが、それでも難しいですね。これから、私が実際に行ったクランク走行とS字走行について詳しく紹介します。
規定タイム
クランク走行とS字走行はタイム指定がないので、とにかくクリアすることが目的です。
おそらく苦手とする人が多いため、時間ではなく技術を求めるために規定タイムがないのかもしれません。
また、規定タイムがあると、時間がなくなると焦るため、スピードを出してぶつかることも考えられるので、安全重視でいきたいですね。
ただ、卒検では、パイロンに接触しただけで大幅な減点となるため慎重にクリアしていくことが重要です。
クランク走行
クラン走行は、直角の角度で曲がりくねっているのが特徴です。
そのため、ハンドルをタイミングよくきらないとポールにぶつかってしまいます。
とにかく、ハンドルの回転は早く、速度は遅くとテクニックを要するため、何度も練習しましょう。
クランク走行のコツ
クランクは、下記のように意識しながら進めばクリアできるでしょう。大事なのはポールに沿って進むのではなく、常に先の道を見ながらも後輪のタイヤがどの位置を通っているのかをしっかりイメージすることが大事です。
・入口に着いたら、クランクの全体を見渡します
・内輪差に気をつけてクランク内にゆっくりと進む
・第一コーナーで、先を見ながらも右の後輪が通る位置をイメージしながらハンドルを一気に右に切る
・第一コーナーを曲がり終えたら、右側に車を寄せる
・左を見て、第二コーナーの角に来たら、今度は左の後輪が通る位置をイメージしながら一気に左にハンドルを切る
S字走行
S字走行は、曲がりくねったS字が特徴です。
直角ではないですが、曲がりが急なこともあり、スピードは遅めでハンドルを曲線に沿ってしっかりきっていくことが欠かせません。
ハンドルをきるタイミングだったりとある程度、反射神経を要するので、ハンドルの操作と共に自身の能力を磨くのも大事です。
S字走行のコツ
S字走行のコツだけを見ると、以下のようになります。S字走行は、カーブにあわせてハンドルを操作する以外に、道の真ん中を走る意識が大事です。道の真ん中にいることで、カーブがしやすくなるので、よりS字走行をクリアしやすくなるでしょう。
・入り口で全体を見渡し、コース内に入る
・コース内に入る際は、内輪差に気を付ける
・第一カーブでは、カーブの状況を確認した後、右後輪の通る感覚を十分に空けて、左前輪をカーブに沿うようにハンドルを操作する
・第一カーブを曲がり終えたら道の真ん中を通るように意識する
・第二カーブでは、左後輪の通る感覚を空けて、右前輪をカーブに沿うようにハンドルを操作
ニーグリップ
大型バイクに上手く乗るために必須なニーグリップですが、バイクを安定させるためには欠かせません。
特に急なカーブを曲がるときは、ニーグリップでバイクを安定させて曲がる方が多く、テクニックとしてマスターしておきましょう。
また、ニーグリップというテクニックを使用することで、上半身に余分な力が入らないため、ハンドル操作並びに、体重移動がしやすくなります。
つまり、バイクの状態をしっかり維持しながら、ライダーが上手く操作するため、さまざまな大型バイバイクでテクニックを要する操縦が可能です。
走行先を見るなど
クランク走行とS字走行で共通するのが角やポールを元にカーブのタイミングを決める方が多いですが、大事なのは走行先を見ることです。
どのような道になっているのか先に把握しておくことで、自分で走行のシュミレーションができます。
逆に、全体を見て走行先を理解してない状態で、クランク走行とS字走行をすると、ハンドルが上手くきれません。
どこでどのようにハンドルをきればいいのかは、全体を把握しているからこそできることなので、まずは、全体を見て走行先がどのようになっているか確認しましょう。
バイク教習の服装をおさらい
教習場で今回バイクの練習をして思ったのですが、服装も大事です。動きにくい服装で行くとバイクを上手く操ることができず、怪我をする可能性もあります。また、バイクの速度を落とすことから転ぶ可能性もあり、ケガ防止も含めて服装を考えましょう。
・長ズボン(肌の露出がないもの)、ライディングウェア
・くるぶしまで隠れる靴下(できればロングソックス)
・グローブか手袋(5本指のもの)
・二輪用のライディングシューズか運動靴かスニーカー
このほかにも、プロテクターなどがありますが、もし貸し出しがある場合は、そちらを利用しましょう。また、かりるよりも自分にピッタリ合ったヘルメットを使用した方が、何かあった時に自分の頭をしっかり守ってくれます。特に教習所内ではノロノロ走行になることが多く、転んでしまう可能性が高い以上、体を守るための服装を重視して選びましょう。そして、大怪我をしないようにサンダルや半ズボンなどの肌を露出してしまう服装は絶対に避けてください。夏場など、暑いということもあり、薄着になりたい気持ちが出てきますが、自分の身体を守るためと考えることが大事です。
実際に自分が大型二輪の免許を取得したという感じで、自分用のライディングウェアを購入しておくと、そのまま免許取得した後でも使用できます。そのため、前もって自分にあったものを購入するという形をとるといいかもしれません。大型バイクに乗る際は、自分の身体を守るためという目的もありますが、動きやすさを重視するという面でも、自分にあった物を選ぶことが大事です。
まとめ
技能教習は、履修の順番があるため前の課目をクリアしないと前に進めません。そのため、苦手なところがあれば克服してクリアできるようにならないといけないためコツをつかむことが大事です。私自身、3限目でクリアできるスラロームが7秒以内をきった回数が少ないので、今回は先に進めませんでした。予約自体2コマ同時にとれただけに残念でした。一旦予約をマニュアル車での再履修を予約しつつも、偶然か、オートマ車の枠が空いていたので、予約して練習することにしました。こんどこそ、7秒をきって合格するためにも、なんども大型バイクの操縦を練習します。今度こそ、7秒きってマニュアル車をクリアできるように、コツを掴めるようにしたいです。免許取得まで残り10限なので頑張ります!